2019年10月31日更新

ドラマ「24-TWENTY FOUR-」シリーズに出演していたキャストの現在

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24,ジャック・バウアー,キーファー・サザーランド
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ドラマ『24-TWENTY FOUR-』シリーズのキャストたちは今

日本ではレンタルビデオで人気が沸騰し、2004年から2014年までフジテレビ系列でも放映された海外ドラマ『24-TWENTY FOR-』。キーファー・サザーランド演じる捜査官ジャック・バウアーが、24時間で難しいテロ事件を解決に導く大人気ドラマシリーズです。 1話が1時間というリアルタイムで進行し、1シーズンで24時間という1日を描いた本シリーズは、世界で最も有名なリアルタイム・サスペンスドラマといってよいでしょう。 今回は「24-TWENTY FOUR-」シリーズに登場するキャラクターや出演していたキャスト、さらに彼らの現在の活躍を紹介していきます。

ジャック・バウアー/キーファー・サザーランド(シーズン1-8/リブ・アナザー・デイ)

キーファー・サザーランド
©Dennis Van Tine/Geisler-Fotopres/picture alliance / Geisler-Fotop/Newscom/Zeta Image

アメリカの政府機関CTU(テロ対策ユニット)に務める主人公ジャック・バウアー。CTUきっての有能な人材であり、組織の中核を担う人物です。正義感が強く、徹底した現場主義から、時に手段を選ばない強硬な一面もあります。 演じたのは、1966年12月21日ロンドン生まれ、カナダ国籍を持つキーファー・サザーランド。子役デビュー後、1987年に『スタンド・バイ・ミー』のエース・メリル役で一躍有名になり、翌年出演した『ヤングガン』などで若い世代「ブラット・パック」俳優の一人に数えられました。 2006年には『24-TWENTY FOR-』で主役の座を射止め、一躍人気者に。ABC/Netflixの政治ドラマシリーズ『サバイバー: 宿命の大統領』(2016-2019)では、主人公のトム・カークマン大統領を演じ、製作も兼任しています。

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キンバリー・“キム”・バウアー/エリシャ・カスバート(シーズン1-3,5,7-8)

ジャック・バウアーと妻テリーの娘キム。CTUに情報分析官として勤務し、そこで父の部下チェイス・エドモンズと出会い恋人関係になります。 演じたのは、1982年11月30日生まれのカナダ人女優エリシャ・カスバート。7歳からモデルとして活躍し、子役としてテレビの教育番組にも出演。キム役で高い人気を得て、複数のシーズンで活躍しました。 2016年からはNetflixドラマ『The Ranch ザ・ランチ』に、アシュトン・カッチャー演じる主人公コルトの妻アビー役で出演。2019年にはシーズン7に突入し、続けてアビーを演じています。

トニー・アルメイダ/カルロス・バーナード(シーズン1-5,7/レガシー)

CTUロサンゼルス支局の支部長。初めはジャックと衝突する場面も多かったものの、シーズン2以降は彼の味方に。シーズン5で死亡したと思われましたが、シーズン7で生存が判明しました。 演じたのは、1962年10月12日生まれのアメリカ人俳優カルロス・バーナード。舞台俳優としてデビューし、『24-TWENTY FOUR-』ではシーズン1からトニー・アルメイダ役を続投。2017年にはスピンオフドラマ「レガシー」に、再び同役で出演しました。 さらに同年、DCコミックのドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』にゲスト出演し、2019年にはコメディドラマ『宇宙探査艦オーヴィル』にキャプテン・マルコス役で出演しています。

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デイビッド・パーマー/デニス・ヘイスバート(シーズン1-3,4-5)

アメリカ史上初のアフリカ系アメリカ大統領。主人公のジャックに次ぐシリーズの重要人物であり、テロ事件を通じてジャックの友人となっていきました。 演じたのは、1954年6月2日生まれのアメリカ人俳優デニス・ヘイスバート。彼を一躍有名にしたのは、映画「メジャーリーグ」シリーズのペドロ・セラノ役。テレビドラマでは『ザ・ユニット 米軍極秘部隊』のジョナス・ブレイン役でも知られています。 2018年にはスティーブン・キング原作の映画『ダークタワー』に主人公ローランドの父スティーブン役で出演。同年、NBCのSFサスペンスドラマ『レヴェリー 仮想世界の交渉人』でチャーリー・ヴェンタナを演じました。

マイク・ノヴィック/ジュード・チコレッラ(シーズン1-2,4-5)

デイビッド・パーマーの選挙スタッフのチーフで、後に大統領首席補佐官ともなるマイク・ノヴィック。パーマー政権から離れた後、シーズン4からはローガン副大統領の補佐官を務めています。 演じたのは、1947年11月30日生まれのアメリカ人俳優ジュード・チコレッラ。『LOW & ORDER』や『NYPDブルー』などに出演した後、『24-TWENTY FOUR-』でノヴィック役に抜擢されます。 テレビドラマ出演が多く、2018年にテレビドラマシリーズ『リーサル・ウェポン』にフランキー役、2019年には『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』にエドガー役でゲスト出演しました。

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ミシェル・デスラー/レイコ・エイルスワース(シーズン2-5)

CTUロサンゼルス支部の上級女性スタッフで、内勤から実戦までこなす有能なエージェント。同僚のトニー・アルメイダと恋仲になり結婚しますが、別れたり戻ったりを繰り返していました。 演じたのは、1972年12月9日生まれのアメリカ出身の女優レイコ・エイルスワース。テレビドラマを中心に、『LOST』や『HAWAII FIVE-O』など人気作に出演し活躍しています。 2017年からはドラマ『SCORPION/スコーピオン』にアリー・ジョーンズ役で出演。2018年にはSFサスペンスドラマ『サルベーション -地球の終焉-』にロンダ・チャン役でゲスト出演しています。

クロエ・オブライエン/メアリー・リン・ライスカブ(シーズン3-4,5-8/リブ・アナザー・デイ)

CTUロサンゼルス支局の分析官で、ジャックの頼れる相棒。CTUの全システムを管理するエンジニアです。シーズン7ではFBIワシントン支局でジャックのサポートを務め、シーズン8でCTUに復帰しています。 演じたのは、1971年6月22日生まれのアメリカ人女優メアリー・リン・ライスカブ。コメディエンヌとしても活動しており、ロサンゼルスのコメディ劇場でギターネタを披露しているとか。 クロエ役でブレイク後も、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』や『メンタリスト』など人気作に出演。2019年はドラマ『Now Apocalypse (原題)』や映画『A World Away (原題)』などテレビ・映画に4本出演する活躍を見せています。

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ジョン・キーラー/ジェフ・ピアソン(シーズン3-4)

共和党の大統領候補として登場したジョン・キーラー。パーマーと大統領選を争い、再選を断念したパーマーに代わって大統領に当選しました。 演じたのは、1949年6月16日生まれのアメリカ人俳優ジェフ・ピアソン。1990年代には『ザ・ホワイトハウス』や『デクスター 警察官は殺人鬼』など人気テレビドラマに次々と出演。映画でもクリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』(2008)や『J・エドガー』(2011)で重厚な演技を見せています。 2017年からは、キーファー・サザーランド主演の政治ドラマ『サバイバー: 宿命の大統領』に元大統領のコーネリアス・モス役で出演。2019年のシーズン3まで同役を続投しています。

ウェイン・パーマー大統領/D・B・ウッドサイド(シーズン3,5-6)

デイビッド・パーマー大統領の弟。シーズン3では兄の首席補佐官、シーズン5では秘書となり、兄の死から大統領選へ出馬を決めます。シーズン6では当選して大統領に就任しました。 演じたのは、1969年7月25日生まれのアメリカ人俳優D・B・ウッドサイド。犯罪ミステリードラマ『マーダー・ワン』でキャリアをスタート。『バフィー 〜恋する十字架〜』や『5人の女刑事たち ザ・ディヴィジョン』などでドラマ出演を重ねていきます。 2016年からはファンタジードラマ『LUCIFER/ルシファー』で主人公ルシファーの兄アメナディエルを演じ、2020年のシーズン5にも続投しています。

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エリン・ドリスコル/アルバータ・ワトソン(シーズン4)

CTUロサンゼルス支局の支部長で、トニー・アルメイダの正式な後任としてシーズン4に登場。着任後すぐジャックをクビにしたり、ミシェルをシアトル支局に飛ばしたりと強硬な姿勢を見せました。 演じたのは、1955年3月6日生まれのカナダ人女優アルバータ・ワトソン。1978年に映画デビューし、1997年からはカナダのドラマシリーズ『ニキータ』にマデリーン・ピアーズ役でレギュラー出演しました。 2007年にはカナダ映画『アウェイ・フロム・ハー君を想う』やアメリカ映画『ルックアウト/見張り』に出演し、両国で活動を続けていましたが、ガンで長期闘病に。2015年3月21日、合併症によって60歳で亡くなっています。

チャールズ・ローガン/グレゴリー・イッツェン(シーズン4-6,8)

キーラー政権の副大統領で、キーラー大統領の職務不能によって大統領に昇格しました。シーズン5ではテロ首謀者の一人として嫌疑がかかり、司法妨害罪で逮捕されます。 演じたのは、1948年4月20日生まれのアメリカ人俳優グレゴリー・イッツェン。1980年代から映画・テレビで俳優として活動を始め、1990年代からは数多くのテレビドラマシリーズに出演しています。 刑事ドラマ『メンタリスト』のヴァージル・ミネリ役、スパイアクション『コバート・アフェア』のヘンリー・ウィルコックス役で各15エピソードに出演。2018年からは『コード・ブラック 生と死の間で』や『レジデント 型破りな天才研修医』などの医療ドラマにゲスト出演しています。

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ビル・ブキャナン/ジェームズ・モリソン(シーズン4-7)

CTUロサンゼルス支局の支部長。殉職したライアン・シャペルの後任の臨時指揮官として、シーズン4から登場しました。シーズン5では正式にロス支局の支部長に就任しています。 演じたのは、1954年4月21日生まれのアメリカ人俳優ジェームス・モリソン。アラスカ育ちで、俳優の他にヨガ講師や詩人の活動をしている変わった経歴の持ち主です。 2017年のドラマシリーズ『ツイン・ピークス The Return』では、刑務所長ドワイト・マーフィー役で出演。同年は他にも『Major Crimes ~重大犯罪課』や『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』などのドラマにゲスト出演しました。

マーサ・ローガン大統領夫人/ジーン・スマート(シーズン5-6)

チャールズ・ローガン大統領夫人のマーサ・ローガンは、シーズン5から登場。元下院議員で、デイビッド・パーマーとは長年の友人です。パーマー暗殺事件の裏を察知し、ジャックに協力します。 演じたのは、1951年9月13日生まれのアメリカ人女優ジーン・スマート。1976年にブロードウェイデビューを果たし、80年代からは『サマンサWho?』のレジーナ役で広く知られるようになりました。 サスペンスアクション『ザ・コンサルタント』(2017)やミステリー小説を映画化した『シンプル・フェイバー』(2019)など、近年ではドラマだけでなく映画にも積極的に出演しています。

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アリソン・テイラー/チェリー・ジョーンズ(シーズン7-8/リデンプション)

アメリカ初の女性大統領。サンガラへの武力介入を決行し、テロによって妨害を受けます。公約だった中東和平交渉を進める中でテロ事件が起こり、解決に向けて指揮をとりました。 演じたのは、1956年11月21日生まれのアメリカ人女優チェリー・ジョーンズ。1986年にブロードウェイでデビューを飾ってから舞台をメインに活躍し、トニー賞を2回受賞しています。 2018年に話題のドラマシリーズ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』にゲスト出演し、翌年にはエイミー・ポーラー監督・主演のコメディ映画『ワイン・カントリー』でミス・サンシャインを演じています。

オマール・ハッサン/アニル・カプール(シーズン8)

テイラー大統領が進める中東和平交渉を担ったカミスタン大統領。和平協定のために訪米しますが、妻との不仲や新聞記者との不倫関係、弟がテログループの一員だったことで精神不安定になり、会談は破綻しかけます。 演じたのは、1959年12月24日生まれのインド人俳優アニル・カプール。1979年にボリウッド・デビュー後30年ほどで150本もの作品に出演。2008年の『スラムドッグ$ミリオネア』でクイズ番組の司会者クマールを演じて、世界的知名度を得ます。 アメリカに進出した後、ドバイやインドを舞台とした『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)に、インドのメディア王ブリッジ・ナス役で出演しました。

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エリック・カーター/コーリー・ホーキンズ(レガシー)

エリック・カーターは本シリーズのスピンオフ『24 -TWENTY FOUR- レガシー』の主人公で、陸軍特殊部隊「レンジャー」在籍の元軍人。証人保護プログラムで身を隠す中、CTUの現場捜査官への誘いを受けます。 演じたのは、1988年10月22日生まれのアメリカ人俳優コーリー・ホーキンズ。ジュリアード音楽院を卒業後、オフ・ブロードウェイに出演。2013年に『アイアンマン3』に出演し、本格的に映画界にも進出します。 近年では、ヒップホップ・グループ「N.W.A」の伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)でドクター・ドレー、スパイク・リー監督作『ブラック・クランズマン』(2018)でクワメ・トゥーレと、実在の人物を見事に演じ分けています。

キャストも魅力的!画期的なドラマ「24 -TWENTY FOUR-」シリーズを今

1話を1時間とし、シリーズで24時間という1日を描いた画期的なドラマシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』。このスタイルは後のドラマにも大きな影響を与えました。また、キーファー・サザーランドやエリシャ・カスバード、カルロス・バーナードなど本作で大ブレイクしたスターたちも誕生。本シリーズに登場したキャストたちは今も第一線で活躍しています。 日本でも大ヒットとなった『24 -TWENTY FOUR-』。なんと2020年には、日本リメイク版ドラマ『24 Japan』も制作されます。日本初の女性総理誕生の裏側を描くとのことで、本家のスタイルを踏襲しつつ、日本ならではの面白さも求めたいところです。