2017年7月6日更新

映画『ワールド・ウォーZ』について知っておきたい15のこと

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ワールド・ウォーZ

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映画『ワールド・ウォーZ』について知っておきたい15のことを大紹介!

2013年の映画『ワールド・ウォーZ』はブラッド・ピットが主演だけではなく製作を務めたことでも話題になりました。 今作は謎のウイルス感染によって人間がゾンビに変わり、人類が危機に陥るというものです。今回は話題となった映画『ワールド・ウォーZ』について知っておきたい15のことを大紹介!

1.ブラッド・ピットの主演作では1番の売り上げを記録した!?

今作で主人公のジェリー・レインを演じたブラッド・ピットは言わずと知れた大スター。1995年の映画『セブン』、1999年の映画『ファイト・クラブ』、2005年の映画『Mr.&Mrs. スミス』等たくさんの話題作に出演してきたブラピですが、なんと今作『ワールド・ウォーZ』が彼が今までに主演を務めた映画の中で、過去最高の興行収入を記録したのです。 ちなみに今作が公開される前の、彼の最高興行収入を記録した映画は2004年の映画『トロイ』でした。この事実を受けて『ワールド・ウォーZ』の続編映画が製作される予定だそうです。

2.映画は原作小説とは全く内容!?

実は今作には原作小説がありました。それはマックス・ブルックスの小説『WORLD WAR Z』です。しかし映画と小説のストーリーは全く別物。同じなのはタイトルだけなのです。原作小説はゾンビの恐怖だけではなく社会的、そして政治的テーマを持ったものでした。 映画は小説と比べるとサバイバルアクションの要素が強く、小説との共通点は急激に広まるウイルス感染によって人類が存続の危機に陥るということだけです。

3.映画は3部作になるかもしれない

実は『ワールド・ウォーZ』は3部作となる予定でした。元々のアイデアは小説を映画3部作にするというもの。1作目はゾンビ発生、2作目はゾンビ戦争、そして3作目は世界の回復をテーマにして映画製作を行うというものでした。 しかし前述したように映画は小説とは全く別物になってしまうのです。もし続編が製作されるならばゾンビ発生によって起こる人間同士の争いが描かれることが期待されます。

4.『ワールド・ウォーZ』は2部作を1つにまとめたもの

この事実が映画で脚本を務めたデイモン・リンデロフがファンに責められている理由でもあります。映画の前半は素晴らしいものでした。しかし後半から終盤にかけてのストーリーは残念なものです。世界的規模で進められた素晴らしいストーリーが後半になると突如としてちっぽけなものになってしまったのです。 後半はゾンビの弱点を見つけて何とか病気を抑えようとする物語にスケールダウン。デイモン・リンデロフの名誉のために言うと、彼は素晴らしい脚本家です。 彼は終盤のストーリーを書き直すためだけに雇われたので、このような結果になってしまったのかもしれません。もしリンデロフが最初から最後まで脚本を務めていたら、より素晴らしいストーリーになっていたかもしれません。

5.ゾンビの進化するスピードが速すぎる!

映画内ではあまり気づかれていませんがゾンビは少しずつ進化しているのです。まずはゾンビの侵入を防ぐために作られたエルサレムの壁をあっさりと超えます。それだけではなく車やヘリコプター、飛行機までも崩していくのです。そして人間からゾンビに変わるまでの時間はたったの12秒というスピードも恐ろしすぎますよね。

6.あの人気ドラマのキャストも出演していた!?

2011年の放送開始以来、世界中の人々を魅了しているドラマが『ゲーム・オブ・スローンズ』。なんとこのドラマの出演俳優が今作に出演していました。その俳優はアンドリュー・ファスバックを演じたエリス・ガベル。 映画では謎のウイルス感染を防ぐと思い込んでいるウイルス学者を演じましたが、『ゲーム・オブ・スローンズ』ではデナーリス・ターガリエン(エミリア・クラーク)に仕えるドスラク人ラカーロを演じました。

7.こんなジョーク気づかない!

ゾンビが徘徊する区画に向かう前にジェリーとセガン(ダニエラ・ケルテス)は斧かバットを持っていく選択肢を与えられ、「どちらの武器もそれぞれのメリットがある」と言われます。これは原作者マックス・ブルックスの本『ゾンビサバイバルガイド』に関するジョークなのです。 『ゾンビサバイバルガイド』ではゾンビと戦う際に一番いい武器は何であるのかという議論が書かれています。本ではバットも斧もゾンビと戦う際には銃よりも有効であると述べていました。

8.スクリーンデビューとは思えないほどの存在感を示した女優とは!?

今作でイスラエル国防女兵士セガンを演じたのはダニエラ・ケルテス。イスラエル、エルサレムで生まれた彼女は今作『ワールド・ウォーZ』でスクリーンデビューを果たしました。 彼女は映画内でほとんどブラッド・ピットと行動をしていたから印象に残っている方も多いのではないでしょうか? ダニエラが映画で見せた静かながらも存在感ある演技はアクション満載の映画に人間性をもたらしました。彼女はこれからブレイクする可能性が高い女優の1人です。

9.撮影中に銃が押収されていた!?

ハンガリーでの撮影中になんとハンガリーのテロ対策部隊が撮影で使用されることになっていた数多くの銃を保管している倉庫を強制捜査しました。 これらの銃は撮影の小道具としてのものだったので機能しない状態の予定でしたが、実際は機能する状態となっていたのです。そして全ての銃は押収されてしまうという事態に陥ってしまいました。

10.ブラッド・ピットは撮影に不満を持っていた!?

ブラッド・ピットが降板を申し入れる寸前までの状態だったという噂があります。 彼は家族ともっと時間を過ごしたかったそうですが、映画の撮り直しや銃の押収で等による遅れで彼は不満を募らせていったようです。何とか映画の製作陣は彼を引き留めることに成功したようですね。

11.あのスターが端役で出演!?

多くの方が2004年から2010年まで放送された大人気海外ドラマ『LOST』をご存知ではないのでしょうか? 主人公のジャック・シェパードは我々にもお馴染みのキャラクターですよね。そんなジャックを演じたスター、マシュー・フォックスが『ワールド・ウォーZ』に出演していました。 彼はジェリーの家族を救ったパラジャンパーの兵士として出演。なぜ彼ほどのスターがこんな小さな役を演じたのかは不明ですが、ある噂では続編で大きな役割を担うキャラクターだと言われています。

12.ジェリーの妻は浮気をする予定だった!?

ジェリーの妻と言えばカリン・レイン(ミレイユ・イーノス)。実は彼女が浮気をする構想というのもありました。 その浮気相手というのが先ほど紹介したジャック・シェパードが演じたパラジャンパーだったのです。結果的にこの構想は削除されることになりました。

13.小説の映画化権をかけて争った大スターたち!?

『ワールド・ウォーZ』の映画化権を獲得したのはブラッド・ピットのプランBエンターテインメントです。実はブラピが小説の映画化権を巡って入札競争を行ったのはレオナルド・ディカプリオの製作会社であるアッピアン・ウェイでした。 もしディカプリオが映画化権を獲得していたら、どのような映画になっていたのでしょうか?そちらも見てみたい気がしますね。

14.3000人以上のエキストラ!?

スコットランドのグラスゴーでの撮影の際、制作会社は2000人の地元エキストラを求めました。そして撮影の日に集まったエキストラの数は2000人を優に超える3000人以上のエキストラ。その大量のエキストラはフィラデルフィアの金融地区のシーンに出演しました。

15.ブラッド・ピットの髪型ってあの人と一緒?

映画の予告映像だけではなく、映画の宣伝やレッドカーペットでのブラッド・ピットの姿を見て人々はある疑問を思い浮かべました。 それは「ブラピの髪型ってジェニファー・アニストンと一緒?」というものです。 ジェニファー・アニストンはブラッド・ピットの最初の妻です。しかし2005年の映画『 Mr.&Mrs. スミス』の撮影中に彼はアンジェリーナ・ジョリーと仲を深めます。 そして2005年に彼はジェニファーと離婚するのでした。これはアンジェリーナ・ジョリーの略奪婚と言われ、世間で大きく話題になりました。