2018年3月7日更新

ドラマ『クリミナル・マインド』の各シリーズのあらすじ・キャストを紹介!

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クリミナルマインド

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ドラマ『クリミナル・マインド』とは?

アメリカでは2005年の放送開始から2016年現在まで全12シーズンの作品が続いている人気ドラマシリーズです。日本では2016年12月時点でシーズン11まで放送中です。 このドラマは、連続殺人犯による超凶悪殺人事件を解決する、アメリカFBIの行動分析課(通称BAU)の捜査員たちの物語です。 BAUは犯人の心理、行動、経歴から犯人像を分析して、捜査に当たる犯罪心理のプロフェッショナルで、分析官”プロファイラー”で組織されています。 見る人が震え上がるほど恐ろしい事件を見事な頭脳プレーで解決するストーリーと、BAUの個性豊かな捜査員がとても魅力的なのがこのドラマの人気の秘密なのです。また、1話完結のドラマなので、どこからみても楽しめます。

『クリミナル・マインド』の注目ポイント

監督&脚本、才能豊かなキャスト!!

『クリミナル・マインド』には出演中のキャストが監督・脚本を務めるエピソードが存在していました。 BAUのリーダー・ホッチ役トーマス・ギブソン、IQ187の天才リード役のマシュー・グレイ・ギブラー、伝説のプロファイラー・ロッシ役ジョー・マンテーニャは監督を、テクニカル分析官ペネロープ役のカーステン・ヴァングスネスが脚本を執筆しているエピソードがあります。 ちなみに、シーズン1に出演していたギデオンの死を描いたエピソードの脚本はカーステン(共同脚本)、監督はマシューが担当しました。

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『クリミナルマインド』シーズン1あらすじ

ホッチ率いるFBIのBAUの捜査員チームは、若い女性を狙う連続絞殺事件の捜査のためシアトルに向かいます。チームにはベテランプロファイラーのギデオン、IQ184の天才リード、性犯罪専門のエル、妄想型犯罪専門のモーガンなどがおり、彼らが協力して事件を解決します。 他にもITを駆使して捜査をサポートするテクニカル分析官ペネロープ、マスコミ対応のJJが、数々の凶悪殺人事件を解決していきます。 ある日、メンバーがそれぞれ休暇を楽しんでいる時、事件は起こります。ギデオンの元には生首、リードには鍵、JJには蝶の標本が届き、ホッチの家には無言電話、ペネロープはパソコンがハッキングされパニック。これらはBAUに対する、ある犯人からの挑戦状だったのです。

シーズン2あらすじ

休暇中のBAUのメンバーの元に届いた謎の品物とメッセージを捜査するメンバー。そんな時、エルが一連の犯人から銃撃されます。メンバーたちの頭脳プレーと決死の捜査で犯人は捕まります。 他にも『ロシアンマフィア』や『ニューオーリンズの切り裂きジャック』、SF小説の『エンプティ・プラネット』を模倣している凶悪犯との対決など、全米を震撼させる凶悪殺人事件を次々に解決します。 銃撃のショックでエルはBAUを去り、元インタポールで語学堪能のエミリーがBAUのメンバーに加わります。そんな時、ギデオンの友人サラが無残な遺体で発見されます。史上最悪のシリアルキラー”フランク”がギデオンとBAUに戦いを挑んできたのです。

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シーズン3のあらすじ

大切な友人を宿敵”フランク”に奪われたギデオンはBAUを辞め、チームのリーダーであるホッチが2週間の停職処分になり、一時はBAUが混乱する事態が起こりました。そんな時、BAUの創始者で、伝説のプロファイラーのロッシが現場復帰し、またBAUは事件解決へ挑みます。 このシーズンでは、ペネロープがデート相手に銃撃され生命の危機にさらされるエピソードや、ペネロープとJJにそれぞれ恋愛が始まったり、メンバーの私生活や人間性を見れるエピソードがあります。

シーズン4のあらすじ

ラスベガスで連続して少年が誘拐され殺害される事件をきっかけに、リードが封印していた幼い頃の記憶が蘇ります。その記憶とは、リードが子供の頃、友人がレイプされ殺害されてしまう、もしかしたらその犯人はリードの実の父親かもしれない…というものでした。 ホッチの宿敵、無差別に20人を殺害した”リーパー”が、10年ぶり犯行を始めBAUと世間に恐怖を与えます。その犯行は超猟奇的で、BAUや警察の捜査をコントロールし、混乱を招くものでした。

シーズン5

ホッチの宿敵”リーパー”は、ホッチだけでなく彼の家族を狙うほど、執拗にホッチを苦しめるのでした。その後”リーパー”との決着はついたものの、ホッチもBAUのメンバーは壮絶な悲しみとショックを経験します。このシーズンでは、とある事件でもう一つのBAUチームと合同捜査をすることになります。 もう一つのBAUチームというのが、『クリミナルマインド』のスピンオフドラマ『クリミナル・マインド 特別捜査班レッドセル』のBAUのチームなのです。

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シーズン6あらすじ

BAUのメンバーJJが能力を買われ国防総省に異動します。BAUは捜査に新しい視点が必要と考え、研修中の捜査官アシュレイ・シーバーをチームに呼びます。アシュレイは25名の女性を殺害した殺人犯の父親を持つ人物でもあります。 エミリーがインタポールにいた時に追っていた武器商人”イアン・ドイル”から殺害予告を受け、メンバーを巻き込みたくないとBAUを去ります。世界各国の情報機関とBAUの捜査の末、イアンとエミリーを見つけ出すのですが、エミリーはイアンの銃弾に倒れ殉職します。

シーズン7あらすじ

シーズン6で殉職したエミリーが実は生きていたことが発覚し、BAUのメンバーは動揺します。エミリーがまた狙われることを恐れた上層部がエミリーを殉職として処理していたのです。 ペネロープは個人的に犯罪被害者の会の支援をしていたのですが、このことである事件に発展します。 また、ホッチの上司のストラウス部長がアルコール依存症だと発覚したり、モーガンには事件に巻き込まれた行方不明のいとこがいること、BAUのメンバーの違う一面をみれるエピソードがあります。 エミリーはインタポールに戻る為、BAUを去ります。国防総省に異動したJJがBAUに戻ります。

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シーズン8あらすじ

言語学の専門家で大学教授でもあるDr.アレックス・ブレイクがBAUに加わります。ブレイクには、2001年の炭疽菌事件でストラウス部長に左遷された過去があるのです。 BAUが解決した事件を模倣して殺人を犯す”レプリケーター”という存在が登場します。捜査の末、レプリケーターはFBIの関係者であることがわかりました。 このシーズンで、ホッチの上司ストラウス部長がレプリケーターによって毒殺されてしまいます。

シーズン9あらすじ

ペネロープがFBIに入る前、動物実験を行う化粧品会社のサイトにハッキングし逮捕された過去があります。その当時の共犯者が、ある事件の容疑者として逮捕され、ペネロープの過去とホッチとモガーンとの関係がわかります。 ある銃撃戦で、リードはブレイクをかばい銃弾に倒れます。 瀕死のリードを目の前にして、ブレイクは亡くした息子と自分の人生を見つめ直すということでBAUを退職します。

シーズン10あらすじ

FBIで潜入捜査官として活躍していたケイト・キャラハンがBAUのメンバーに加わります。 以前、BAUのメンバーだったギデオンが射殺体で発見されます。ここで、ギデオンが過去に取り扱った事件やBAUの元になった部署BSUでギデオンとロッシが一緒に働いていたことがわかります。 キャラハンの姪メグが事件に巻き込まれ、危険な目にあいます。そこで、キャラハンは家族と過ごす時間と子育てに専念するために、BAUを退職しました。

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シーズン11のあらすじ

Dr.タラ・ルイスがBAUに加わります。ルイスは司法心理学の博士でもあり、刑務所に収監されている凶悪殺人犯の話を聞き、医学的見解から殺人犯を分析していた経歴を持っています。 モーガンが恋人サバンナと電話中に、何者かに拉致され拷問を受けます。BAUの捜査の末、救出されるのですが昏睡状態に陥り、半年の間、休職することになるのです。この半年の間、モーガンの恋人の妊娠が発覚し、二人は結婚します。

そんなある日、妊娠中のサバンナが銃弾に倒れ意識を失うのです。自分だけでなく大切な家族の命まで狙われたことにショックを受けます。 モーガンは家族と過ごす時間を大切にしたいとFBIを退職し、また、ルイスもFBIの新プロジェクトの立ち上げのため、BAUを去ることになりました。

『クリミナル・マインド』登場人物・キャストを紹介

続いて『クリミナル・マインド』の主要登場人物・キャストを紹介します。

デイビット・ロッシ/ジョン・マンテーニャ

ロッシはBAU創設メンバーで、伝説のプロファイラー。一時はFBIを引退し、執筆や講演会で活躍していましたが、10年ぶりにBAUに復帰します。捜査官、社会人として経験豊富なことから的確なアドバイスとメソッドで捜査します。 ロッシを演じるのはジョン・マンテーニャ。 演劇学校を卒業後、ミュージカル『ヘアー』のシカゴ公演で俳優デビューし、シカゴやブロードウェイの舞台でキャリアを積みます。 代表作には1989年映画『ゴッド・ファーザー PARTⅢ』、2007年『シンプソンズ MOVIE』などがあります。 『クリミナル・マインド』にはシーズン3から出演し、メインキャラクターのロッシを演じています。

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Dr.スペンサー・リード/マシュー・グレイ・ギュブラー

リードはIQ187の天才捜査官。超人的な記憶力と知識でBAUの頭脳として凶悪事件に立ち向かいます。多方面の知識が豊富で、多くを話しすぎで他の捜査官を呆れさせてしまうこともありますが、みんなから愛される弟的な存在でもあります。 リードを演じるのはマシュー・グレイ・ギュブラー。ニューヨーク大学でフィルムデザイン学を専攻し、短編映画の監督や製作をしていました。 また、バーバリー、マーク・ジェイコブスやルイ・ヴィトンなどのモデルとしても活躍していた経歴があります。 そして『クリミナル・マインド』2005年の放送開始から2016年現在まで、メインキャストのリードを演じています。

ジェニファー・ジェラウ/A.J.クック

愛称JJ。主に事件のマスコミ担当や各機関への連絡調整係。また、アメリカ全土の膨大な事件から、BAUが扱う事件を選定しているのはJJの仕事なのです。とても有能な渉外担当係、捜査官でもあるため国防総省からヘッドハンティングされたこともあります。 JJを演じるのはカナダ出身、A.J.クック。1999年映画『ヴァージン・スーザイズ』で、謎の自殺をする5人姉妹の次女メアリー役を演じました。他にも、2003年映画『デッドコースター』、テレビドラマ『トゥルーコーリング』のメインキャスト、リンジー役を演じました。 途中、産休で出演しなかったシーズンはありますが、2005年の放送開始から2016年現在まで、メインキャストのJJを演じています

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ペネロープ・ガルシア/カーステン・ヴァングスネス

ペネロープはテクニカル分析官。コンピュターのネットワークとデーターベースの巧みに使いこなし、事件解決へ導きます。以前は、政府も恐れる優秀なハッカーで、FBIから引き抜かれた経緯を持ちます。服装が超個性的です。 ペネロープを演じるのはカーステン・ヴァングスネス。女優の傍ら作家としても活躍中。 代表作には、ロサンゼルス国際空港を舞台にしたドラマ『LAX』、『クリミナル・マインド』のスピンオフドラマ『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』に出演。

アーロン・ホッチナー/トーマス・ギブソン

ホッチはBAUを指揮する係長、渉外担当官。ホッチの指示でメンバーは捜査を開始します。とても真面目で、上層部の圧力から部下を守ったり、事件解決に力を注いだり、とても正義感の強い上司なのです。 妻ヘイリーを、10年越しに追っていた殺人鬼”リーパー”によって、妻ヘイリーを殺されてしまいます。 ホッチを演じたのはトーマス・ギブソン。代表作には1999年映画『アイズ ワイド シャット』、医療ドラマ『シカゴ・ホープ』があります。 大人気シットコム『ふたり最高!ダーマ&クレッグ』では主役のクレッグを演じ、大ブレイクしました。 『クリミナル・マインド』では2005年の放送開始からメインキャラクターのホッチを演じてきたのですが、2016年シーズン12で降板しました。

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デレク・モーガン/シェーマ・ムーア

モーガンは常に「自分が犯人だったら…」と言う目線で捜査に当たる、行動派の熱血捜査官。子供の頃、目の前で父親を殺され、その後モーガンを引きっとった人物から虐待を受けたという悲しい過去を持ちます。テクニカル分析官ガルシアとのやりとりは、凶悪事件を追う中でも笑いを誘います。 モーガンを演じたのはシェーマ・ムーア。モデルとしてキャリアをスタートし、2000〜2003年まで音楽番組の司会を務め、バットマンシリーズのスピンオフドラマ『ゴッサム・シティ・エンジェル』に出演しました。 『クリミナル・マインド』では2005年の放送開始からメインキャラクターのモーガンを演じましたが、シーズン11をもって降板しました。

ホッチ役トーマス・ギブソンが電撃降板!

2016年8月に「クリミナル・マインド」ファンにとってショッキングなニュースが報道されました。人気キャラクター、ホッチことアーロン・ホッチナー役のトーマス・ギブソンの降板が発表されたのです。 ことの発端は2016年7月、シーズン12の第2話を撮影中に、ドラマの展開やセリフについてプロデューサー兼脚本家のバージル・ウィリアムズと言い争いになったギブソンが、ウィリアムズの足を蹴ったということ。 当初は数話分の出演停止という謹慎処分を受けていたギブソンでしたが、その後米ABCスタジオと米CBSテレビジョンは正式に彼の解雇を発表しました。 そのためホッチの登場はシーズン12の第2話までとなり、彼のその後については、第6話で息子のジャックを連続殺人犯Mr.スクラッチから守るためFBIを退職、証人保護プログラムのもとで名前も身分も変え別人として新しい人生を生きていく決意をしたとのことを第6話でロッシが語っていました。 2005年の放送開始から11年間レギュラー出演し、人気キャラクターだったホッチ。twitter上では#NoHotchNoWatch(ホッチがいなければ見たくない)のハッシュタグが広まり、ギブソンの降板を惜しみ復帰を望むファンのつぶやきが続出しました。

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『クリミナル・マインド』出演者の子どもたちも撮影に参加

女優A.J.クックの産休に合わせ、ドラマ内でも第4シーズンで産休を取っていたメインキャラクターのJ. J.。その後は母親となり無事BAUに復帰しますが、J. J.の子どもたちはA. J.クックの実際の子供たちによって演じられてたのです。 ロッシ役のジョン・マンテーニャの娘で女優のジーア・マンテーニャもシーズン3にゲスト出演。親子共演を果たしました。 トーマス・ギブソンの息子たちも、彼が監督したシーズン10第5話で、ハロウィンの仮装をする子どもたちとして登場しています。