2016年12月23日更新 857view

久石譲ってどんな人??代表作からあまり知らない人物像まで

ジブリ作品や北野武映画の楽曲を手掛けている作曲家・久石譲。ほとんどの人が彼の作曲した楽曲を耳にしたことがあると思いますが、実際のところどういう人物なのか知らない人もいるのではないでしょうか。そこで代表的な楽曲や人物、知られざる意外な姿をまとめてみました。

久石譲ってどんな人?

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日本人であれば、久石譲という名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。もっと言えば、名前を知らなくても彼の楽曲を耳にしたことが無いという人は居ないのではないかと思います。

でも実際のところどういう人物なのか知らない、という方も多いですよね。今回はジブリや北野武映画、CMソングなどに使われた代表作から、あまり知られていない人物像までをご紹介します。

誰もが知っているジブリ作品にみる、久石譲

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出典: natalie.mu

久石譲が宮崎駿率いるスタジオジブリの作品の楽曲を担当しているのは有名です。なんと2016年までに10作品以上の作品に携わっているます。おなじみの『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』から『風立ちぬ』まで様々な楽曲がありますので、その代表作を動画で見てみましょう。

人生のメリーゴーランド

2004年に公開されたアニメ映画『ハウルの動く城』の楽曲を久石譲が作曲しています。映画の世界観を見事に表現した一曲。この曲を聴くだけで、映画を見ている気分になれる壮大で美しい曲です。

本作はイギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作として制作されました。呪いで老婆にされた少女・ソフィーと、少し頼りない魔法使い・ハウルの物語を描いており、倍賞千恵子、SMAPの木村拓哉などが声優を務めた事でも話題になりました。

『となりのトトロ』オーケストラメドレー

トトロの楽曲をオーケストラアレンジしたもの。こちらも名曲揃いですね。

誰もが一度は見た事のある『となりのトトロ』は1988年に公開されています。田舎へ引っ越してきたしっかり者の姉サツキと、お転婆な妹メイが不思議な生き物「トトロ」と交流をしていくストーリーです。

声優は日高のり子、坂本千夏、糸井重里らが務めています。

あの北野武映画の劇判も担当している!

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久石譲は、世界のキタノとも呼ばれる北野武監督の映画へ楽曲を提供していることも有名。

作品を具体的に上げてみると、『菊次郎の夏』、『BROTHER』、『HANA-BI』などで、映画のジャンルも多種多様。そんな作品に使用された楽曲も繊細なものからハードなものまで作品に合わせた幅広いジャンルとなっています。

個性豊かな役者陣と世界のキタノのコラボが見どころ!『Brother』

ハードな雰囲気がかっこいい楽曲。映画の雰囲気によくあっています。

映画『BROTHER』は2001年に公開された、日英共同制作のバイオレンス映画です。タイトルは血縁関係を示すのではなく、ヤクザ関係、異母弟、日米のギャングとの擬似的関係などにおける複数の「兄弟」を意味しています。

出演はビートたけし、真木蔵人、加藤雅也、寺島進などそうそうたる面々。第57回ヴェネツィア国際映画祭特別招待作品に選ばれています。

繊細な映像美と深いテーマが哀愁を誘う『HANA-BI』

美しいオーケストラ、どこか物悲しい旋律が哀愁を誘う曲です。

第54回ヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞を受賞したことでも話題となった映画『HANA-BI』は、1998年公開の日本映画です。監督・脚本・編集・挿入画・演出をすべて北野武が務めています。主演も同じくビートたけし、そして演技派女優として名高い岸本加世子。一人の刑事の孤独な半生を主軸にストーリーが展開し、美しい映像美と人間の生と死を描き出した作品になっています。

久石譲の代表曲「サマー」

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北野武映画の楽曲の中でも一番有名だと思われるのがこちらの楽曲。映画『菊次郎の夏』に使用されたメインテーマで、久石譲といえばこの曲と言える楽曲のひとつでしょう。

「サマー」

繊細なピアノに胸が締め付けられるような感覚を覚えます。夏になると聞きたくなる一曲ですね。

CMソングとしても有名なこちらの楽曲が使用された映画は1999年公開の『菊次郎の夏』。第52回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式参加作品です。

監督脚本を北野武、主演もビートたけしが務めました。母に会いに離れた土地を目指す少年と、近所のおじさん・菊次郎の珍道中物語で、劇中にお笑い要素やミュージカルのようなダンスやタップを盛り込んだエンタメ満載の作品となっています。

久石譲の意外な姿・初監督映画『Quartet カルテット』

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久石譲が初めて監督を務めた作品が映画『Quartet カルテット』です。大学生の男女が弦楽四重奏団を組むことになり、彼らの人生と青春を描くというのが物語の主なあらすじ。

「映像に音楽をつけるのではなく、音楽に映像をつけた」という言葉の通り、劇中では様々な楽曲が使用されており、まさに日本の音楽映画の隠れた名作ともいえる作品です。

壮大なオーケストラ、繊細な旋律はそのままですが曲調の移り変わりが激しく単調にならないので、聞いているとジェットコースターに乗っているような気分になれますね。まさに、映画をそのままといった曲で聴きごたえがあります。

気になる人物像とは?

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素晴らしい楽曲を世に送り出している久石譲ですが、その人物像はあまり知られていないようです。4歳の時からヴァイオリンを習い始め、中学の時に吹奏楽部に入った時に作曲家としての道を志したようです。その後国立音楽大学作曲科に進学し、卒業後はアンサンブルグループを結成したりアニメの楽曲制作等を行います。

自身の事務所を設立したのち、転機となるのが1984年、宮崎駿監督による長編アニメーション映画『風の谷のナウシカ』の音楽を担当した事。

あまり知られていなかった久石譲の名が、日本国内に知れ渡ることとなります。その後も精力的に活動を続け、1992年より3年連続で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。作曲家としての地位を確固たるものにし、現在に至ります。

久石譲の今後の活動は?

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まだまだ精力的に活動をしている久石譲。今後の活動で予定されているものは、2017年2月に長野市芸術館で開催される「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」。また3月に宮崎県都城市総合文化ホールにて開催される「久石譲オーケストラ・コンサートwith九州交響楽団」などがあるようです。

また、2017年公開予定の山田洋次監督の映画『家族はつらいよ2』や、篠原哲雄監督の『花戦さ』への楽曲提供も決定しています。それ以外にも、PS4ソフト『二ノ国Ⅱレヴァナントキングダ』の音楽も担当しているとのことで、ますます注目が集まりそうですね。

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