2017年1月13日更新 2,003view

波紋が疾走するゥゥッ!スタンド前夜を彩った能力について解説

大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』作中に”波紋”という名がよく登場していますが、そもそも波紋っていったいなに?と思っている方のために徹底検証します。そしてこの能力で発動する技、オーバードライブの特徴とは何でしょうか。

『ジョジョの奇妙な冒険』はそもそもどんな物語?

『ジョジョの奇妙な冒険』

(C)荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

1986年から連載がスタートし2016年現在も長期にわたって続いている人気漫画で単行本はなんと100巻を越えており累計発行部数も2016年現在で1億部超えという目を疑う数字をたたき出しています。

「人間讃歌」というテーマに、仲間たちとの絆や激しいバトル描写など少年特有の基本を取り入れながらも、個性豊かな展開と不気味さで独特の世界観を描いています。ちなみに作者は子供が見るために作ってはいないようで、あくまで”大人向け”前提に作られたようです。

各章に登場する主人公ジョースター一族と、吸血鬼化したDioやその遺志を継ぐもの達が、長きに渡って繰り広げる戦いを描くファンタジーアドベンチャーです。

作中登場する波紋とはいったい何?

そもそも波紋とは、水面に物や水滴などが落ちたときに広がる円状の波のことす。また、水面以外のも音や電波などの球面で表されることもあります。

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』では、この波紋の作用を利用した波紋法、呼吸法が存在しており、仙人の秘術として特殊な超能力の扱いで、習得した者を波紋の使い手と言われています。

新たに登場した「スタンド」能力により、3部以降は表舞台から遠ざかりますが、1〜2部では主力の戦法として使用されていました。

波紋の使い手たち

吸血鬼に唯一対抗できる手段と言われる波紋ですが、誰でも使えるものではなく過酷な修行を終え、素質のある者のだけが使える代物です。

では、その波紋の使い手たちをご紹介します。

ウィル・A・ツェペリ

ウィル・A・ツェペリ

ウィル・A・ツェペリ(B)(C)荒木飛呂彦/集英社

ジョナサン・ジョースターに吸血鬼への唯一の対抗策「波紋法」を教えた師匠です。

掴み所のない性格で絡みずらい雰囲気の持ち主のようですが、ひょうきんながらも的を射た指導を行い、良き指導者となっています。

必殺技はワインに波紋の気をを入れ発射する「波紋カッター」や、他には関節を外すことで腕の長さを伸ばす「ズームパンチ」が得意技で、これはジョナサン・ジョースターも習得している技です。

シーザー・ツェペリ

シーザー・ツェペリ

(c)荒木飛呂彦/集英社

シャボン玉を媒介とした波紋使いです。いつでも技を出せるよう服に石鹸水を常に仕込んでいるため、衣服はいつも濡れていそうですね。

ちなみに得い技は「シャボンランチャー」という技で、シャボン玉に波紋を込めて威力のあるシャボン玉を作る技。他には 相手の体をシャボン玉で包む技「シャボンバリアー」などがあります。

ジョナサン・ジョースター

ジョナサン・ジョースター

(c)荒木飛呂彦/集英社

吸血鬼を倒せる唯一の手段とされるのが”波紋”しかないということで、ウィル・A・ツェペリの弟子となり過酷な修行を終え波紋の使い手となりました。

限られた使い手にしか出せない”波紋”山吹色の波紋疾走、サンライトイエローオーバードライブを発動できる人物です。打撃により、相手に直に波紋を流し込む技でパワーが最も強いとされています。

ジョセフ・ジョースター

ジョセフ・ジョースター

(c)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会

第2部の主人公で波紋法はなぜか若い頃からこれといった鍛錬もなく扱っており、ストレイツォも驚いたほどでした。

しかし、きちんとした修行を行っていなかったため段階を踏んだ他の波紋の使い手よりも劣る部分があり、後にリサリサからの修行によって1人前の波紋使いとして成長を遂げたのです。

また、ジョースター一族の代々継ぐ戦い方の中に「逃げる」を追加した人物でもありました。

トンペティ(センター)

トンペティ

(C)荒木飛呂彦/集英社

トンペティは第1部にに登場したチベットの寺院に住むの老師です。

また彼はウィル・A・ツェペリの波紋の師で、最も高名な波紋戦士でもある人物でした。触れた人間の運命を予知する波紋の能力を持っており、ツェペリの死を予言している描写がありました。

ディオ・ブロンドーとの闘いの後は、ジョナサン・エリナ夫妻の新婚旅行の船出を見送ったのが最後のシーンで、以降は登場することはなく弟子の1人だったストレイツォが波紋法の地位に引き継いたようです。

ダイアー(右)

トンペティ

(C)荒木飛呂彦/集英社

トンペティに弟子入りをし、波紋の使い手になったダイアーは、ストレイツォともに助っ人としてジョナサン・ジョースターのもとに駆け付けた波紋戦士の1人です。

必殺技は稲妻十字空烈刃でダイアーの切り札です。

腕を十字に組み波紋を放つことで相手の正面攻撃にも対応でき、事実上まさに無敵の技のようです。

ストレイツォ(左)

トンペティ

(C)荒木飛呂彦/集英社

トンペティの弟子として登場した美青年の波紋の使い手です。

第1部の主人公ジョナサン・ジョースターと共にディオと最後まで戦った仲間でしたが第2部ではかつて戦ったディオへの強さの憧れに魅了され、ついにスピードワゴンから奪った石仮面によって吸血鬼となってしまったのです。

そして吸血鬼にとって障害になる第2部の主人公ジョセフ・ジョースターを葬るべく彼の前に現れましたが、結果敗北となってしまいます。

最後は、波紋により自身の体内の吸血鬼の力を消滅させ、自らに命を絶ち波乱の生涯を終えました。

リサリサ

リサリサ

(c)荒木飛呂彦/集英社

シーザーやジョセフに波紋法を教えた師匠でかなり強い波紋の使い手の1人です。

長い黒髪をかきあげるのが癖の美しい女性の代表的人物、波紋使いとしては非常に高い能力を持っており、隙のない動きで吸血鬼を一瞬で倒すほどの実力を持っています。
   

技・オーバードライブ

オーバードライブとは、『ジョジョの奇妙な冒険』の作中に登場する技で波紋使いが波紋呼吸法で生み出すエネルギーの発動状態のことをいいます。

”山吹色の波紋疾走”読み「サンライトイエローオーバードライブ」などが特に有名です。

その他にもオーバードライブと呼ばれる必殺技がありますが、主に色や特徴を表現しています。 波紋を高速で水面に伝わらせる”青緑波紋疾走”ターコイズブルーオーバードライブや、水面ではなくそれを金属に流す”銀色の波紋疾走”メタルシルバーオーバードライブ、そして熱を放つ”緋色の波紋疾走”スカーレットオーバードライブなどがあります。

波紋の性質

初めて波紋法を聞く人にとってはこれは攻撃するまたは破壊するものだと思いがちですが、この波紋の力は生命エネルギーと同じものを生み出すことができ、治癒や吸血鬼を浄化させることができる力であるとともに、波紋の力によって強い生命エネルギーを生み出し、高齢でも20代に見えるという若返りも可能のようです。

波紋使い独特の呼吸法とは?

『ジョジョの奇妙な冒険』では、強敵との戦いにはなくてはならないのが、この波紋呼吸法です。

特殊な呼吸法で、血液の流れをコントロールして体の中で波紋を起こし、水の上を歩いたり、木の葉を吸い寄せて固めるなどの忍者の様な特殊能力を使うことができます。 また金属性のものや水は電気のように波紋を伝えやすいとされているようです。

では波紋呼吸法とはどのようなものかというと、息を5分間吸いそして5分間吐くなどのハードな修行を終えて使えるようになるようですが、本来素質のある人物のみとありますが、例外として普通の人間でも、波紋使いが横隔膜あたりを突けば短時間だけ波紋が使えるようにはなるということも確認されています。

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