2017年1月11日更新 502view

【綾野剛主演】最新作『武曲 MUKOKU』のあらすじ・キャストまとめ【ムコク】

芥川賞作家、藤沢周原作『武曲』が綾野剛を主演に映画化されることが決定しました。剣道をラップという、コンビが異色な本作。今回は、気になるあらすじからキャスト、公開日の最新情報を紹介します。

藤沢周の原作が『武曲 MUKOKU』として映画化決定!

芥川賞を受賞した藤沢周原作の『武曲』が映画することが決定しました。

剣道五段とラップ好きのふたりが対決するという異色のコンビが話題となった本作。

今回はそんな、注目の新作映画『武曲 MUKOKU』について紹介します。

『武曲 MUKOKU』あらすじ

武曲MUKOKU

(C)「武曲 MUKOKU」製作委員会

剣道五段の腕を持っていながら、ある事件をきっかけに自堕落な生活を送っている主人公、矢田部健吾は、警備員の仕事をしながら、北鎌倉学習高校で剣道のコーチとして、過ごしていました。

そんな時に、ラップに夢中だったもう一人の主人公、羽田融が剣道部にやってきます。

その姿に、健吾は「殺人剣の使い手」という異名を持っていた自身の父親を見ます。融はただならぬ剣道の才能を持っていました。

そして、二人は剣道の道を究めていきますが、やがて剣を交えることになります。

『武曲 MUKOKU』の主人公、矢田部健吾を演じるのは綾野剛

矢田部健吾を演じ、主演を務めることになったのは俳優は綾野剛です。

映画『怒り』、『新宿スワン』など多くの話題作に出演しています。

綾野剛といえば、『怒り』でよりリアリティを出すために、共演した妻夫木聡と同棲するなど、俳優魂が熱い俳優として有名です。

今回も、『武曲 MUKOKU』に備えて、肉体改造をして、体脂肪は7%にまで下げました。さすがの綾野剛です。

熊切組に参加させて頂くこと、大変光栄です。念願でしたから。九死を想い、一生を諦めた「武曲」が織り成す、愛と再生の物語。
熊切組のために、何者にでもなり、何者にでも無くなる。その覚悟を胸に、私は今日まで培った全ての感情を注ぎ尽くします。

もう一人の主人公、羽田融を演じるのは村上虹郎

羽田融を演じるのは、1997年生まれの期待の若手、村上虹郎です。

映画『2つ目の窓』で界人役として初出演初主演を務めます。その後もドラマ『天使のナイフ』に出演するなど、今まさに売り出し中の人気若手です。

デビュー当時から熱望していた熊切組への参加、本当に嬉しいオファーでした。融という役は、もし他の方が演じていたら絶対に嫉妬する役、それくらい掻き立てられるものがありました。
(綾野さん演じる)矢田部研吾にライバル心を持つ融は、主人公に想いを寄せるという意味では、この作品の中で“ヒロイン”だと思っています。

『武曲 MUKOKU』のその他キャスト

ヒロイン、カズノを演じるのは前田敦子

主人公健吾の彼女にして、本作のヒロインを演じるのは女優、前田敦子です。

AKB48のセンターとして、絶大な人気を誇った彼女は、卒業後も女優としても活躍しています。映画『イニシエーション・ラブ』では俳優の松田翔太とも共演を果たしています。

熊切監督のすごく真剣に作品に向き合っている姿が素敵で、その前向きさに助けられました。
毎回シーンを撮った後の熱量がすごくて、確実に素敵なものになっているんだと思います。
綾野さん演じる研吾は、本当に男臭い男だなと。男同士のプライドの闘いっていうのは、男の人にしか分からないものがたくさんあると思いますが、そこまで熱くなれるのってかっこいいと思います。

父・矢田部将造を演じるのは小林薫

矢田部研吾の父で、殺人刀の使い手とも呼ばれ、県警の指導も行っていた剣の達人です。ある事件をきっかけに植物人間状態となっています。

小林薫は学生時代から俳優を志し、1971年状況劇団へ入団。10年に渡り、看板俳優として活躍していました。退団後は様々なドラマや映画に出演しており、1985年の映画『それから』ではキネマ旬報ベスト・テンと日本アカデミー賞で助演男優賞を受賞しています。

幅広い演技からカメレオン俳優とも呼ばれ、医療を扱ったドラマの『Dr.コトー診療所』や、主演を務めた『深夜食堂』などが代表作となっています。

他にも風吹ジュン、柄本明らの出演が発表されています。

監督は『私の男』が高く評価された熊切和嘉

『私の男』

熊切和嘉は1974年9月1日生まれ、北海道出身の映画監督です。大学時代に映像学科で学んでおり、卒業制作で作った『鬼畜大宴会』がぴあフィルムフェスティバルにて準グランプリを受賞した経歴を持っています。この作品は、PFFスカラシップ作品で異例の劇場公開もされています。

独特の感性で様々なタイプの作品を作っており、2013年には瀬戸内寂聴の小説『夏の終り』を映画化。2014年には、映像化困難と言われていた桜庭一樹の小説『私の男』を映画化し、高く評価されます。モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞を受賞するなど、代表作となりました。

今作品では役者の熱い意気込みを受け、作品作りに対しこのようにコメントしています。

狂気的なまでに体と精神を追い込んだ綾野剛と、天賦の才でのびやかに躍動する村上虹郎。2人をはじめ、最高のキャスト、スタッフと共に、日々、圧倒的な映画を目指して格闘しております
引用:eiga.com/

原作ネタバレ紹介

『武曲』藤沢周

原作は、2015年3月に発表された藤沢周の同名小説で、矢田部研吾の人生に対する苦悩を軸に描いた作品です。研吾は父と剣を交わした結果、父を植物人間状態にしてしまったという過去があり、それ以来アルコールに頼った生活を送っていました。

一方、融少年は、自分を表現するものを求めてラップに出会い夢中になっていました。しかし、最初は渋々ながら出会った剣道に己を見つけ、剣の才能を遺憾なく発揮していきます。研吾は融に父の姿を重ね、あらたな苦悩に悩まされていくのです。

原作小説では、父や己と向き合う研吾の心理描写が特に深く描かれており、己とは?剣とは?といった深いテーマをモチーフにした藤沢ワールドが展開します。映画化に当たり、この内面の葛藤がどのように描かれているかが気になります。

『武曲 MUKOKU』の”ムコク”の意味は?

『武曲』と書いて「ムコク」と読む本作品ですが、読み方が特殊で気になった方もいるのではないでしょうか?

このムコクという言葉は、著者である藤沢周によれば、北斗星の二連星の名前なのだそうです。そして、「武」が主人公の矢田部を表し、「曲」が融を表しているとのだとか……。

『武曲 MUKOKU』公開日は?

『武曲 MUKOKU』は2017年6月に全国ロードショーされます。

藤沢周、綾野剛ファンのみならず、公開が待ち遠しいですね。

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