2017年1月2日更新 4,604view

映画『ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー』海外感想・評価まとめ【ネタバレ注意!】

12月16日、ファン待望のスター・ウォーズストーリー『ローグ・ワン』がついに公開になりました。もうすでにご覧になった方も多いのではないでしょうか。海外の批評家や視聴者からも感想が続々と寄せられています!この記事ではそんな海外の評価や感想をまとめてみました。

2016年12月16日公開『ローグ・ワン』の海外感想、評価!

「もう一つのスター・ウォーズ」である映画『ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー』。その公開には全世界が湧きました。お馴染みのスターウォーズの背後には、どんなドラマがあったのか…ファンが抱いてきた長年の謎を解決するような作品に仕上がっています。

さて、この映画『ローグ・ワン』ですが、早速海外からも感想と評価の声が挙がっているようです。批評家はこの映画をどう捉えたのでしょうか?ファンの評価はどうだったのでしょう?この記事では海外の評価や感想をまとめてみました。ネタバレに注意です!

どこかノスタルジックな雰囲気が漂う?

『ローグワン』スカリフ

『ローグ・ワン』に使われている最新のCGI技術は、ノスタルジックな雰囲気とうまく調和している…シリーズ最高傑作である1980年の『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』と同じ空気感が漂っているのだ。
若い女性を中心とした反乱軍のチームがデス・スターの設計図を手に入れようとするこの物語は、オリジナル三部作の魔法を見事に捉えている。
『ローグ・ワン』は(1977年の『エピソード4』と)同じような原始的で、ちょっと不思議で、一暴れしてやろうという、世界中の人々を虜にした感覚を受け継いでいる。…新しいキャラクターたちは、明らかにルークやレイアやソロやチューイー、そしてもちろんかのダース・ベイダーと同じ空気を吸って生きているのだ。

注目すべきは登場人物〜一人ひとりが魅力的!〜

ローグワン アイキャッチ

出典: natalie.mu
『ローグ・ワン』のストーリーは、力強いヒロインの成長の物語(「帝国の旗は見上げなければ問題ない」というジンが、徐々に反乱の精神を発揮していく)がベースに据えられている。ノルマンディー上陸作戦やベトナム戦争を彷彿とさせるようなカオスの中でも、(監督のギャレス・)エドワーズは視聴者の注意を登場人物からそらさない。映画に真の鼓動を与えているのは、驚くほど多様なキャストたちなのだ。
ドロイドのK-2SOとその声を担当するアラン・テュディクは特に素晴らしい。メンバーたちが作戦を思いつくと、K2は頼まれていないにもかかわらずその分析結果を口にするが(「84%の確率で我々皆殺されます」)、これがまた爆笑ものだ(不安にもなるが)。
ベイズ・マルブスとチアルート・イムウェの間の友情は見ていてとても楽しいものである。特に、70年代の『座頭市』の世界から直接遥か彼方の銀河にテレポートされてきたようにしか思えないイムウェの戦闘シーンは爽快だし、彼のコミカルな台詞回しも面白い。
引用:mtv.com
ダース・ベイダーがダーク・サイドの威力を見せつけるために登場するシーンでは、視聴者は大きな歓声をあげる…だって、我らが愛すべき友人兼敵(Frenemy, friend + enemy)が再登場するのを見て、興奮しない人がいるわけない!
引用:mtv.com

白黒つかない世界だってある…『ローグ・ワン』は大人向け!

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出典: variety.com
ギャレス・エドワーズ監督は、史上初となる「大人向け」の『スター・ウォーズ』映画を作った。
引用:variety.com
いくつかのシーンは非常に暴力的だ。例えば惑星ジェダの混雑した市場で戦闘が起きる場面で小さな女の子が泣き叫ぶシーンなどは、現実に起こったベトナムやイラクの戦争の記憶を呼び覚ます…もちろんこれはあえてのことだ。だから、シカゴでの試写会から出てきた人の多くが「この映画は子供向けではない」という感想を述べた。
善悪の二項対立の側面は『ローグ・ワン』の重心ではない。ジンのセリフ(「反乱軍だか同盟だか、あんたたちが最近自分のことなんて呼んでるのか知らないけど」)に表れているように、これは白黒つかないグレーな映画なのだ。反乱軍はまとまりに欠けているし、キャシアンが語るように、悪事を働いてもいる。

今までの『スター・ウォーズ』にはない撮影手法が効果的!

ローグワンの戦闘シーン

監督のギャレス・エドワーズはあえてそわそわするような、次々と移り変わる荒っぽい撮影方法を選んでいるが、これは映画を動的にする効果を見事に果たしている。『ローグ・ワン』の戦闘シーンはいわゆる「戦争ドキュメント映画(docu-war film)」の手法で撮影されている。これは主に手持ちカメラに頼った技術で、さらに撮影監督のグレイグ・フレーザーは77年代の時と同じレンズを使ってもいるのだ。
手持ちカメラの使用は、まるで本当に戦場にいるかのような気分にさせる。この映画にはドッグ・ファイターの空中戦もあれば『地獄の黙示録』を彷彿とさせるような戦場シーンもある。
特筆すべきはデス・スターの初期のテスト(でジェダの市場を吹き飛ばす)シーンだろう。惑星全体ではなくその一部を破壊するという設定のおかげで、このシーンは恐ろしくも美しい、とても魅力的なものとなっている。地面そのものが、まるで石を投げ入れた時の水面のように、外に向かって開いていくのだ。

『フォースの覚醒』とは大きく異なった魅力がある

ローグ・ワンとフォースの覚醒

『ローグ・ワン』と『フォースの覚醒』の違いは、明らかといえば明らかだろう。『フォースの覚醒』は我々ファンがよく知るテーマとキャラクターを中心に添えていた。ストーリーも、大きいスケール(スカイウォーカー一族の時代を超えた物語)と小さいスケール(フォースについて学び修行する)両方において、すでに確立された土台を持っていた。
しかし『ローグ・ワン』はそのような「選ばれし者」の物語ではなく、むしろ戦争映画であり、『フォースの覚醒』と比べると個人に感情移入するタイプの映画ではない。・・・『ローグ・ワン』は独立した映画だから『フォースの覚醒』ほどの期待は背負っていない(この点で『ファンタスティック・ビースト』とも比較できる)
(『フォースの覚醒』にはオリジナリティの面で障害があった)一方で『ローグ・ワン』は結末が決まっているという難点はありながらも、監督のギャレス・エドワーズは多様で新鮮なキャラクター、腹をよじるような感情、そして悲劇を盛り込むことで、この難題を見事に切り抜け、映画に魔法をかけた。「前編」と呼ばれるような物語のお手本とも言える見事さだ。

ちょっと厳しい評価の声も…あなたはどう思う?

フェリシティ・ジョーンズ

(素晴らしいキャラクターと役者がそろっているのに)製作者はそれをうまく活用していない。雨の中で遊ぶ子どものほうが、もっと面白い冒険と会話を思いつくだろう…ストーリーも細部もやりやすい方法だけを選ぶという適当な形で扱われているし、この物語とより大きな『スター・ウォーズ』の世界をつなげるであろう点は十分に描き出されていない。
引用:nytimes.com
かつて人々は、未来を見るために映画館に向かったものだ…それが今日では、過去に浸るためになっている。この映画はノスタルジアを詰め込むこと、そして『スター・ウォーズ』のまねごとをするのに囚われ過ぎている。
引用:mtv.com
「なぜデス・スターにあれほど大きな弱点があったのか」といった長年の疑問に答える以外は、『ローグ・ワン』は既存の『スター・ウォーズ』の世界に何も新しいものを付け加えていない。

一般視聴者からは高評価の声が続々!

『ローグ・ワン』

『ローグ・ワン』、これは銀河系で語られる壮大なサーガと見事につながった賞賛すべき映画だ。戦闘シーンはとても効果的に作られているし、反抗的で社会からはちょっと浮いているけれど希望を失うことのない登場人物たち、そして感動的でドラマティックな側面も素晴らしい。オリジナルと十分に肩を並べられるよ。5点満点中4.5だ!
本作は80年代以降に作られた最高の『スター・ウォーズ』映画だ!スタイルの面でもっとオリジナルに似せてもいいとは思うけれど、本作は全く新しいストーリーで、懐かしい世界とつながっている点で素晴らしい。完璧に『エピソード4 新たなる希望』につながっている。それに、イギリス人キャストの多い本作は、演技が今までの作品よりも良かった。
『フォースの覚醒』の時と違って『ローグ・ワン』に対してはほとんど期待していなかったからかもしれないけれど、『フォースの覚醒』には成し遂げられなかったことをこの映画は見事にやってのけていると感じた。完璧とはもちろん言えないけれど、私は十分に良かったと思うし、コアな『スター・ウォーズ』ファンも私に賛成してくれるはず。・・・懐かしいスターウォーズの雰囲気があるから。オリジナルのストーリーラインにうまくフィットするし、CGIは大胆だったし、絶対に楽しめる!
引用:imdb.com

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