2017年7月29日更新

映画『魔法少女リリカルなのは Reflection』まとめ【劇場版アニメ】

このページにはプロモーションが含まれています
魔法少女リリカルなのは Reflection

AD

大人気シリーズ『魔法少女リリカルなのは』の劇場版アニメ第3弾が公開決定!

大人気アニメシリーズ『魔法少女リリカルなのは』の劇場版最新作となる、第3弾『魔法少女リリカルなのは Reflection』の公開が決定し、メインキャストやスタッフ情報が発表されました。 2004年にテレビアニメ第1作目が放送されて以降、小説・漫画・ゲームなど様々なメディアミックス展開を行い、10年以上に渡り愛される『魔法少女リリカルなのは』。”魔法少女もの”では珍しい、激しいバトルアクションを積極的に取り入れ、少女たちの友情を丁寧に描くことで人気を博しました。 劇場版は、2010年に第1弾『The MOVIE 1st』、2012年に第2弾『The MOVIE 2nd A's』が公開。第3弾は『Reflection』を前編として、前後編2部作で制作されていると判明しています。

これまでに公開された劇場版アニメの過去作をおさらい

第1弾『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』【2010年】

2004年に放送された、テレビアニメ第1期『魔法少女リリカルなのは』をリメイクし、新規シナリオと完全新作映像によって制作された劇場版アニメ第1弾です。 平凡な小学3年生だったはずが、異世界からやってきた少年・ユーノとの出会いによって、秘められていた魔法の力が開花してしまった高町なのは。多くの危険を引き起こす可能性がある異世界の遺産「ロストロギア」の一つ「ジュエルシード」を巡り、もう一人の少女魔導師・フェイトと戦うことになって・・・・・・。 監督は、テレビアニメ第2期『A's』と第3期『StrikerS』を手がけた草川啓造です。なのはの視点に加え、フェイトと母・プレシアの確執や悲劇にも重点を置き、もう一人の主人公として描いています。

第2弾『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's』【2012年】

第1弾から草川啓造監督が続投し、テレビアニメ第2期『魔法少女リリカルなのはA's』を基に、禁断の魔導書「闇の書」を巡る戦いをリメイクした劇場版アニメ第2弾です。 高町なのはらの活躍で解決した、前作の「プレシア・テスタロッサ事件」から半年が過ぎ、再会を果たしたなのはとかつてのライバル、フェイト・テスタロッサ。魔導書「闇の書」による事件に巻き込まれた2人は、カギを握る車椅子の少女・八神はやてとともに、過酷な戦いへ挑むことになります。 リメイクに当たり、テレビアニメ版の一部の登場人物、関連エピソードなどが変更・削除されました。その代わりに、『A's』以降の作品における設定が取り入れられています。

映画『魔法少女リリカルなのは Reflection』のあらすじ

映画『魔法少女リリカルなのは Reflection』では、待望の完全新作ストーリーが描かれます。 ストーリーの内容は明かされていませんが、第2弾『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's』のエンディングより、約3ヶ月後の世界を舞台に展開されるとのこと。これまで謎に包まれていた、テレビアニメ第2期『A's』から第3期『StrikerS』に至るまでの、空白期間を描くものになるようです。 予告映像には、「物語は、再び動き出す」という一文もあり、新たな物語への期待が高まりますね!

シリーズおなじみのキャラクター・声優キャストが集結!

高町なのは/CV:田村ゆかり

高町なのはは、ひょんな出来事から魔法少女となり、数々の事件に巻き込まれていきます。 テレビアニメ第1期では、ロストロギア「ジュエルシード」を巡りフェイトと何度も激突し、はやてと出会った第2期でも過酷な戦いを繰り返した”なのは”。多くの出会いと悲しい別れ、さまざまな出来事を経験した一人の少女は、魔導師として一人の人間として成長していきました。
田村ゆかりは、テレビアニメ第1作目から変わらずに、主人公・高町なのはの声を演じてきました。 高く可愛らしい性質が特徴的ですが、高圧的なキャラクターやクール系など役によって声を使い分け、一作で複数の演じ分けをこなすことも多い模様。高町なのはの声優として特に有名で、『ひぐらしのなく頃に』の古手梨花役、『極上生徒会』蘭堂りの役も代表作に挙げられます。 デビュー時から歌手活動も行っており、『魔法少女リリカルなのは』シリーズではOP主題歌をフェイト役の水樹奈々、EDをなのは役の田村ゆかりが担当する形が基本になっています。

フェイト・T・ハラオウン/CV:水樹奈々

フェイト・T・ハラオウンは、なのはのライバルとして登場し、和解した後は親友になりました。 テレビアニメ第1期後は、母プレシアが起こした「プレシア・テスタロッサ事件」の罪を問われ、時空管理局の保護観察を受けることに。第2期では管理局の嘱託魔導師となり、何者かに襲われたなのはの窮地に駆け付け再会、「闇の書事件」の過酷な戦いに身を投じていきます。 もとの名は”フェイト・テスタロッサ”ですが、「闇の書事件」解決後に養子縁組でハラオウン家に入ったため、フェイト・T・ハラオウンと名乗っています。
2009年に、声優で初めて『NHK紅白歌合戦』へ出演を果たし、歌手としても広く知られる水樹奈々。2017年には、声優デビュー20周年を迎え、自身初となるミュージカルに挑戦します。 声優としての代表作は、アニメ『NARUTO -ナルト-』日向ヒナタ役、『ハートキャッチプリキュア!』花咲つぼみ/キュアブロッサム役など。代表曲では、第2期『魔法少女リリカルなのは A'S』のOP曲「ETERNAL BLAZE」のほか、『NHK紅白歌合戦』でも歌唱した「親愛」などが特に有名です。

八神はやて/CV:植田佳奈

八神はやては、テレビアニメ第2期から登場する車椅子の少女で、なのはとフェイトの親友です。 幼いころに身寄りを無くし、不遇な生活を送っていたものの、前向きで優しい性格をしています。「闇の書事件」解決後、魔導書の主として守護騎士たちの行いを償うため、時空管理局の嘱託魔導師に。足の障がいも、原因だった「闇の書」の影響が無くなったことで、次第に回復していきました。
植田佳奈
出典 : ameblo.jp
八神はやての柔らかな関西弁を演じているのは、奈良県出身で大阪府育ちの声優・植田佳奈です。 主な出演作は『Fate』シリーズの遠坂凛役、『咲-Saki-』シリーズの宮永咲役などがあり、はやてのような関西弁のキャラクターも数多く演じてきました。声優界でも有名な麻雀好き、ゲーム好きとして知られており、関連番組への出演やコラムの執筆といった活動も行っています。

PSPゲーム『魔法少女リリカルなのは A's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-』のオリジナルキャラクターが初参戦!

アミティエ・フローリアン/CV:戸松遥

テレビアニメ第2期のゲーム版2作目、『魔法少女リリカルなのは A's -THE GEARS OF DESTINY-』で主人公を務めた、アミティエ・フローリアンと妹のキリエがアニメに初参戦します。 ゲームのアミティエは、生まれ故郷の惑星エルトリアを”死蝕”という衰退から救うべく、過去の地球へと向かった妹・キリエを追ってきた謎の少女として登場。”ギアーズ”と呼ばれる人工生命体ですが、妹への深い愛情と強い責任感を持っており、誰にでも礼儀正しく熱血的な性格です。

ゲーム版に引き続き、戸松遥がアミティエ・フローリアンの声を演じます。 主な出演作は、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』安城鳴子役、『ソードアート・オンライン』のアスナ/結城明日奈役など。2014年から放送されている『妖怪ウォッチ』では、主人公の少年・ケータ/天野景太を演じており、演じ分けにも定評がある声優です。

キリエ・フローリアン/CV:佐藤聡美

アミティエの妹キリエ・フローリアンは、ゲーム1作目の「闇の欠片事件」の3ヶ月後に起こる「砕け得ぬ闇の復活」を達成し、滅びゆく故郷を救おうとする少女。カギとなる永遠結晶「エグザミア」を入手する過程で、アミティエと対立してしまいましたが、内心では姉を信頼しています。
こちらもゲーム版と同じく、佐藤聡美がキリエ・フローリアンの声を演じます。 佐藤聡美は、2009年のアニメ『けいおん!』の田井中律役で知名度を上げました。大人しい役柄を演じることが多かったため、過去のキャラクターとのギャップに周囲も驚いたとのこと。その他の出演作は、『氷菓』千反田える役、『ご注文はうさぎですか?』宇治松千夜役などがあります。 また今回の『魔法少女リリカルなのは Reflection』は、ゲームの”惑星エルトリア”の設定を取り入れつつも、映画単体で楽しめる新たな内容で展開するそうです。劇場版アニメでは、フローリアン姉妹はどのように描かれるのでしょうか、ぜひ続報に注目してください!

メガホンを取るのはアニメ『図書館戦争』シリーズの浜名孝行監督

監督は浜名孝行が務めることが決定し、制作スタッフもこれまでのシリーズにはない顔ぶれが揃うなど、完全新作を手がけるのにふさわしい布陣となりました。 今回『魔法少女リリカルなのは』シリーズに初参加する浜名は、IGタツノコ(現:Production I.G)に入社し、アニメーターとして多くの作品で作画を担当しています。演出にシフト後すぐに監督デビューを果たし、大人気アニメ『テニスの王子様』で監督を務めると、一躍その名が有名になりました。 有川浩原作のアニメ『図書館戦争』、『獣の奏者 エリン』などの監督として知られるほか、2015年に話題になったアニメ『おそ松さん』に絵コンテ・演出で参加しています。

原作と脚本は『魔法少女リリカルなのは』シリーズの生みの親・都築真紀

『ORIGINAL CHRONICLE魔法少女リリカルなのはThe 1st 1』
原作と脚本を手がけるのは、『魔法少女リリカルなのは』シリーズの生みの親・都築真紀。アニメ第1作目からメディアミックスまで全てに関わっており、漫画の原作や小説も執筆しています。 過去には、漫画家や同人作家、アダルトゲームの企画・脚本・ディレクションなどを行っていました。しかし、ゲーム『とらいあんぐるハート』のヒット後、スピンオフ作『魔法少女リリカルなのは』を展開。現在は同シリーズの周辺作品、アニメの原作・脚本を中心に活動しています。 都築の描くストーリーの特徴は、異世界やSFなどの要素を含むシリアスなものが多いこと。2011年放送のアニメ『DOG DAYS』とその続編『DOG DAYS'』でも、原作と脚本を担当しました。

映画『魔法少女リリカルなのは Reflection』の公開日は?

映画『魔法少女リリカルなのは Reflection』は、2017年7月22日より全国90館で上映予定となっています。 劇場版アニメとしては、2012年に公開された第2弾『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A'S』以来、約5年ぶりの新作として制作される本作。完全新作ストーリーはどのような内容か、主人公の”なのは”たちはどんな活躍を見せてくれるのか、続報を要チェックしてくださいね。