2023年1月6日更新

歴代スーパー戦隊シリーズ一覧 あなたは「なにレンジャー」世代?【2023年最新】

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 『劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』スーパー戦隊MOVIEパーティー
©テレビ朝日・東映AG・東映

スーパー戦隊シリーズは、1975年から特撮テレビドラマの1つとして放送が始まりました。特撮には、スーパー戦隊シリーズ以外にも、ウルトラマンシリーズ、仮面ライダーシリーズ、メタルヒーローシリーズなどがあり、長年多くの人に愛され続けています。 スーパー戦隊シリーズは、5人を基本とした戦隊チームがヒーローとして登場し、チームの中の1人が主人公。登場人物は、毎回テーマに合わせたスーツを纏い、キャラクターそれぞれが持つ技を繰り出します。また、1979年からは、スーパー戦隊シリーズの最大の特徴となる、巨大ロボットが登場しました。 2023年現在、47作ものシリーズが放送されており、進化を続けているスーパー戦隊。今回は、初代戦隊ヒーローから順に紹介します。

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1.『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年4月~1977年3月)

『秘密戦隊ゴレンジャー』は1975年4月から全84話が放送されました。アカレンジャー、アオレンジャー、キレンジャー、モモレンジャー、ミドレンジャーの5人のヒーローが登場する、スーパー戦隊シリーズの第1作目となった作品。アカレンジャー/海城剛は誠直也が演じています。 世界征服を企む「黒十字軍」の侵入を防ぐため、平和組織「イーグル」が結成した特別部隊ゴレンジャー。5人のヒーローが悪に立ち向かいます。 ゴレンジャー専用の特殊バイク・ゴレンジャーマシンやプロペラ飛行する飛行戦艦バリブルーンなどのマシンも、本作の見所となりました。

2.『ジャッカー電撃隊』(1977年4月~12月)

『ジャッカー電撃隊』は1977年4月から全35話が放送されました。トランプをモチーフとしたヒーローが登場し、スペードエース/桜井五郎を丹波義隆が演じています。 ロボットを使い事件を起こす犯罪組織「クライム」に立ち向かうために、人間を捨てサイボーグとなって戦う「ジャッカー電撃隊」が結成され、戦いに挑みました。 本作ではヒーローそれぞれに合わせた4台の移動マシンが用意され、攻撃やスピードなど機能の違いをみせます。またスーパー戦隊シリーズ初となる合体武器も登場しました。

3.『バトルフィーバーJ』(1979年2月~1980年1月)

『バトルフィーバーJ』は1979年2月から全52話が放送されました。世界から集められた5人のヒーローが登場し、主人公・バトルジャパン/伝正夫を谷岡弘規が演じています。 世界に混乱を起こそうとする秘密結社「エゴス」を調査するために集められた4人。そこにエゴスによって父を亡くしたという女性捜査官のダイアン・マーチンが加わり「バトルフィーバー隊」を結成、エゴスへと立ち向かっていきます。 今では戦隊もののお馴染みとなった巨大ロボットのバトルフィーバーロボが本作から登場し、迫力ある戦闘シーンが加わりました。

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4.『電子戦隊デンジマン』(1980年2月~1981年1月)

『電子戦隊デンジマン』は1980年2月から全51話が放送されました。デンジレッド/赤城一平を結城真一が演じています。 3000年前にデンジ星を滅ぼし地球に襲来していきた悪の一族「ベーダー一族」に立ち向かうため、地球に移住したデンジ星人の末裔5人は「電子戦隊デンジマン」として戦います。 SF要素が多く取り入れられた本作。巨大戦闘機デンジファイターが巨大ロボット・ダイデンジンに変形します。「戦隊」という名前や変身アイテムの使用、色による識別、一度倒した相手が巨大化し巨大ロボでもう一度倒すといった、以降のシリーズで踏襲されることも多い要素は本作で確立されました。

5.『太陽戦隊サンバルカン』(1981年2月~1982年1月)

『太陽戦隊サンバルカン』は1981年2月から全50話が放送されました。男性3人のみの戦隊が本作の特徴。主人公・初代バルイーグル/大鷲龍介を川崎龍介が、2代目バルイーグル/飛羽高之を五代高之が演じています。大鷲龍介は作中でスペースシャトル操縦士としてNASAに召集されたため、飛羽高之が後任を務めました。 火山国日本の地熱を狙う機械帝国「ブラックマグマ」の日本侵入を防ぐため、特殊部隊「太陽戦隊サンバルカン」が立ち上がります。 本作では動物をモチーフとしており、空や水中や地表などそれぞれの特性を生かした戦いを繰り広げます。また太陽剣を操る巨大ロボット・サンバルカンロボの戦闘シーンも見所となりました。ちなみに以降戦隊もののお約束となる、複数のロボットが合体して巨大なロボットになるという点が初めて採用されています。

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6.『大戦隊ゴーグルファイブ』(1982年2月~1983年1月)

『大戦隊ゴーグルファイブ』は1982年2月から全50話が放送されました。ゴーグルレッド/赤間健一を赤木良次が演じています。 人類の文明の背後で密かに活動を続けてきた暗黒科学帝国「デスダーク」の進撃が始まり、一般市民だった5人の若者が戦士として任を受け「大戦隊ゴーグルファイブ」として戦いに挑みました。 本作では黒色をキャラクターカラーとしたヒーローが始めて登場したことや、必殺武器の地球剣を駆使するゴーグルロボの登場が特徴となっています。

7.『科学戦隊ダイナマン』(1983年2月~1984年1月)

『科学戦隊ダイナマン』は1983年2月から全51話が放送されました。科学と夢をテーマとしており、普段は学者や研究者として働く5人が戦隊として登場。ダイナレッド/弾北斗は沖田さとしが演じています。 地底で進化を続けてきた一族が築いた「ジャシンカ帝国」は、地上への憧れを持っていたことから侵略を開始。それに気付いた科学者は「科学戦隊ダイナマン」を結成し、地上を守るために戦いを始めました。 本作では科学の要素と魂の爆発というものを作品の魅力にしたいという発想から、爆発シーンが多く盛り込まれ、過去最高の火薬量が使われたといわれています。また、科学剣という武器を使って戦う巨大ロボ・ダイナロボも登場しました。

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8.『超電子バイオマン』(1984年2月~1985年1月)

『超電子バイオマン』は1984年2月から全51話が放送されました。レッドワン/郷史朗を阪本良介が演じています。 狂気の天才科学者ドクターマンはメカ人間の帝国「新帝国ギア」を作り世界征服を開始。そこで立ち上がったのが、かつて高度な技術を発展させた故に滅んでしまったバイオ星が残したサポートロボ・ピーボと子孫たちでした。同じような過ちが起こらないようにと、それらを地球に送り込んでいたバイオ星の意志を受け継ぎ、5人の子孫が「バイオマン」として地球を守っていきます。 本作ではバイオ粒子をエネルギーとする巨大ロボ・バイオロボが登場しました。

9.『電撃戦隊チェンジマン』(1985年2月~1986年2月)

『電撃戦隊チェンジマン』は1985年2月から全55話が放送されました。聖獣の力を持った5人の戦士が登場する本作では、チェンジドラゴン/剣飛竜を浜田治希が演じています。 多くの異性人が集まる宇宙帝国「大星団ゴズマ」が地球侵略を開始し、ピンチに陥った地球守備隊。そんな時、5人の隊員がアースフォースと呼ばれる地球からの光を浴びて戦士に変身。特殊部隊「電撃戦隊チェンジマン」としてゴズマへ立ち向かいます。 本作はミリタリーをモチーフとしたスーツと、メンバーそれぞれに宿った聖獣のポーズからの攻撃が特徴。またメンバーが搭乗する巨大戦闘機、巨大ヘリ、巨大タンクが合体してできるチェンジロボでの戦いも見所のひとつとなりました。

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10.『超新星フラッシュマン』(1986年3月~1987年2月)

『超新星フラッシュマン』は1986年3月から全50話が放送されました。地球から遠く離れた5つの星で育った5人のヒーローが登場。レッドフラッシュ/ジンを垂水藤太が演じています。 かつて様々な星から人間を含む生物の収集を行い、生態改造を続けていた「改造実験帝国メス」が地球侵略を開始。地球を守るために立ち上がったのが、メスの元からフラッシュ星人によって救出され育てられた5人の地球人でした。家族から自分をさらったメスへの怒りと、生まれ故郷への想いから、超新星フラッシュマンとして戦うことを決意します。 本作では育った星からのパワーを受けるプリズムと呼ばれるものが額部分にあり、それぞれの特性を生かす武器が登場。また、フラッシュホークと呼ばれるスーパーバイクや、変形可能な巨大トレーラー・フラッシュタイタン、合体型の巨大ロボ・フラッシュキングといったメカの活躍も見所となっています。

11.『光戦隊マスクマン』(1987年2月~1988年2月)

『光戦隊マスクマン』は、1987年2月から全51話が放送されました。武術や格闘技の達人が戦隊となる本作では、レッドマスク/タケルを海津亮介が演じています。 地帝王ゼーバによって統一された「地底帝国チューブ」が地上侵略を開始。この存在を知った地球の秘密組織は、チューブに対抗するための力、オーラパワーを発揮できる5人の若者を集め「光戦隊マスクマン」を結成しました。 本作は東洋的な要素が多く取り入れられ、モチーフを気功としたことから精神力や集中力によって繰り出される技も特徴となりました。また5人それぞれが操るマシンが合体してできるグレートファイブと、マスクマン全員で乗る巨大トレーラーが変形することでできるギャラクシーロボの2体の巨大ロボの登場も見どころです。

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12.『超獣戦隊ライブマン』(1988年2月~1989年2月)

スーパー戦隊シリーズ10周年記念作品となった『超獣戦隊ライブマン』は1988年2月から全49話が放送されました。強さや優しさをイメージさせる動物をモチーフとした3人(物語の中盤から2人が加わり5人となる)が登場。レッドファルコン/天宮勇介を嶋大輔が演じています。 選び抜かれた天才だけで人類を支配しようとする「武装頭脳軍ボルト」が天才の集まる科学者育成学校・科学アカデミアを攻撃。その攻撃によって仲間を失いながらも生き残った3人の若者は、仲間の無念と地球の危機から強化スーツやメカを制作し「超獣戦隊ライブマン」として戦うことを決意します。 本作では若者が抱く葛藤や学歴といったシリアスなものをテーマとしながらも、コミカルな要素を多く取り入れたドラマが多く描かれています。またライブロボとライブボクサーと呼ばれる2体の巨大ロボが登場するだけでなく、巨大ロボ同士が合体することでできる超巨大ロボ・スーパーライブロボが登場するという新たな展開も見られました。

13.『高速戦隊ターボレンジャー』(1989年2月~1990年2月)

『高速戦隊ターボレンジャー』は1989年2月から全51話が放送されました。自動車をモチーフに、5人の高校生がヒーローとして登場。レッドターボ/炎力を佐藤健太が演じています。 2万年前に人間との戦いに敗れ、妖精の守護獣に封印されていた「暴魔」。しかし人類がそんな歴史を忘れ自然破壊を続けたせいで封印の力が弱まり、暴魔が蘇り人への恨みを晴らすため地球侵略を始めます。地球を守るため、かつて人間と協力して戦っていた妖精の生き残りのシーロンは、太宰博士とともに妖精が見える5人の若者を集め「ターボレンジャー」を結成しました。 本作は高校生で戦隊を構成し、若さや青春をメインテーマとしています。また当時はミニ四駆が流行っていたことから自動車型のマシンが多く登場し、5台のマシンが合体することでできるターボロボも活躍しました。

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14.『地球戦隊ファイブマン』(1990年3月~1991年2月)

『地球戦隊ファイブマン』は1990年3月から全48話が放送されました。教師として働く5人兄妹が戦隊となる本作では、ファイブレッド/星川学を藤敏也が演じています。 かつて星川一家は惑星シドンと呼ばれる星で生活していましたが、全銀河の支配を目論むエイリアン軍団「銀帝軍ゾーン」の攻撃を受けます。父親は5人の子供を地球へと帰還させ、5人は教師として働きながら地球の危機に備えていました。ある日「ゾーン」が地球侵略を開始したことで、「地球戦隊ファイブマン」として立ち上がります。 本作では3人の兄は腕に装着するVチェンジャーブレス、2人の妹は首に下げるVチェンジャーコンパクトという男女別になった変身アイテムが登場。またマグマベースと呼ばれるファイブマンの基地と、超巨大ロボのスーパーファイブロボが合体することで登場するマックスマグマも見所となりました。

15.『鳥人戦隊ジェットマン』(1991年2月~1992年2月)

『鳥人戦隊ジェットマン』は1991年2月から全51話が放送されました。鳥をモチーフとしたスーツと能力を身につけた5人の戦隊が登場。主人公のレッドホーク/天堂竜を田中弘太郎が演じています。 数々の次元で侵略を続ける「次元戦団バイラム」は地球を監視する防衛組織「地球防衛軍スカイフォース」を襲撃。かねてから人間の力以上の脅威にも対抗できる強化人間への変身能力を作り出す研究が行われていましたが、襲撃によって能力を一般の市民4人が受け取ってしまい、主人公と新たな4人が悪へと立ち向かうことになります。 本作はトレンディドラマの流行を受け、変身前の人間の部分を多く見せたドラマ要素が強く、スーパー戦隊シリーズでは初となるチーム内の恋愛も描かれました。また変身前でも使える武器も登場。マシンには鳥型の戦闘機と、戦闘機5機が合体することでできる巨大ロボ・ジェットイカロスも登場します。

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16.『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(1992年2月~1993年2月)

『恐竜戦隊ジュウレンジャー』は1992年2月から全50話が放送されました。太古の動物をモチーフとした6人の戦士が登場し、ティラノレンジャー/ゲキを望月祐多が演じています。 1億7千年前、人類滅亡を計画し悪魔に魂を売った「魔女バンドーラ」。計画は失敗し長く封印されるも、ある出来事をきっかけに封印が解け再び人類へと侵略を始めます。そこで立ち上がったのは、かつて悪魔を撃退し魔女を封印し長い眠りについていた古代人類の戦士たち。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」として新たな戦いが始まりした。 本作ではゲームのようなファンタジー要素が取り入れられたことが特徴。またメカではない守護獣と呼ばれる神の存在として巨大ロボが登場し、守護獣が変形や合体をすることで巨大神へと進化するといった設定が設けられました。

17.『五星戦隊ダイレンジャー』(1993年2月~1994年2月)

『五星戦隊ダイレンジャー』は1993年2月から全50話が放送されました。中国や格闘ゲームの要素が取り入れられた6人の戦士が登場し、リュウレンジャー/天火星・亮を和田圭市が演じています。 過去の戦いによって表舞台から姿を消していた「ゴーマ族」は、現代に復活し暗黒の世界を作ろうとします。そこに現れたのが、気力や拳法を使う若者たち。彼らはゴーマ族の計画を阻止するため「五星戦隊ダイレンジャー」へと転身します。 本作ではリーダーを設定せず、戦士全員が主役というスタンスでストーリー展開されました。また中国拳法を取り入れたアクションや、気力を発することで登場する巨大生命体・気伝獣、合体することで誕生する合体武人などの登場も特徴となっています。

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18.『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年2月~1995年2月)

『忍者戦隊カクレンジャー』は、1994年2月から全53回放送されました。忍者をモチーフとした5人の戦士が登場し、ニンジャレッド/サスケを小川輝晃が演じています。 400年もの間、封印されていた妖怪たち。ある日、妖怪カッパは人間を騙し妖怪を復活させることに成功します。かつて妖怪を封印した隠流忍者の末裔たちは、そのことに気付き「カクレンジャー」として妖怪の再封印へと挑みます。 本作は日本古来の忍者や妖怪といったものが多く取り入れられた一方で、アメコミチックな演出が取り入れられるなどの試みが見られました。印籠の形をした変身・通信アイテムや、忍術などによって召喚や合体が行われる三神将も見所です。

19.『超力戦隊オーレンジャー』(1995年3月~1996年2月)

スーパー戦隊シリーズ20周年記念作品でもある『超力戦隊オーレンジャー』は1995年3月から全48話が放送されました。古代文明をモチーフとした5人の戦士が登場し、オーレッド/星野吾郎を宍戸マサルが演じています。 マシン帝国「バラノイア」が地球支配を果たすため人類へ宣戦布告し、世界各地に攻撃を開始。国際空軍は組織内から「オーレンジャー」のメンバーを選出し、超古代文明の超力を武器に立ち向かいます。 本作では超力を操る5人それぞれが超力を象徴する形を持ち、名前や着用するスーツなどに用いられています。また巨大ロボには、オーレンジャーロボをはじめ、レッドパンチャーやバスターオーレンジャーロボなどが登場しました。

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20.『激走戦隊カーレンジャー』(1996年3月~1997年2月)

『激走戦隊カーレンジャー』は1996年3月から全48話が放送されました。自動車をモチーフとした5人の戦士が登場。レッドレーサー/陣内恭介を岸祐二が演じています。 宇宙中を暴れ星を爆破する「宇宙暴走族ボーゾック」が、地球を標的に動き出しました。そこで立ち上がったのが、かつてボーゾックに星を滅ぼされたハザード星人・ダップ。地球に辿り着き、5人の素質ある若者を探し「カーレンジャー」へと変身させていきます。 本作では当時流行したRV車やミニ四駆をはじめ、交通で使われる言葉などの自動車をメインとした要素が多く取り入れられています。また戦士5人も普段は自動車会社で働く会社員という設定で、マシンにバイクではなくバギーやスポーツカーを登場させるといった徹底ぶりも見所となりました。

21.『電磁戦隊メガレンジャー』(1997年2月~1998年2月)

『電磁戦隊メガレンジャー』は1997年2月から全51話が放送されました。デジタル要素をモチーフとした6人の戦士が登場。主人公・メガレッド/伊達健太を大柴邦彦が演じています。 異次元からの侵略者「ネジレジア」の脅威を知った世界科学者連邦は5人の高校生を戦士として抜擢。「電磁戦隊メガレンジャー」が誕生します。そして戦いを続ける中で、手助けが必要と感じた特別開発斑チーフ・早川裕作は、試作品スーツを勝手に改造しメガシルバーとしてメンバーに加入。新たな力とともに成長を続けていくことになります。 本作は作中にデジタル要素を取り入れるだけでなく、映像にもコンピュータグラフィックスやデジタル合成が多く使われています。今までにないダイナミックな演出も細かに映像化できたことから、マシンやロボットがグレードアップする描写も見所となりました。

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22.『星獣戦隊ギンガマン』(1998年2月~1999年2月)

『星獣戦隊ギンガマン』は1998年2月から全50話が放送されました。動物をモチーフとした5人の戦士が登場。ギンガレッド/リョウマを前原一輝が演じています。 海底地震が起こったことから封印が解かれた「宇宙海賊バルバン」は、かつて自身を封印した戦士の子孫への恨みを晴らすため襲撃を開始。そんな中、星を守る力を持つ戦士として選ばれようとしていた5人の若者たちは、襲撃を受けたことから5人で「ギンガマン」へと転生し、バルバンに立ち向かいます。 本作は自然や動物といった要素を前面に出した作品。移動手段は、マシンやバイクなどではなく馬を使用し、「地球の平和を守る戦士」の原点を表すような設定になっています。また惑星から生まれた「星獣」がロボットとして登場したことも特徴となりました。

23.『救急戦隊ゴーゴーファイブ』(1999年2月~2000年2月)

『救急戦隊ゴーゴーファイブ』は1999年2月から全50話が放送されました。人命救助隊をモチーフとした5人の戦士が登場。ゴーレッド/巽纏を西岡竜一朗が演じています。 江戸時代の火消しの末裔でもある5人の兄妹は、それぞれ消防・警察・救急に関わる仕事に就き生活を送っていました。しかしある日、悪の一族「災魔一族」が大災害をもたらす大魔女を降臨させようとし世界は混乱。これを予測していた巽家の父親は、子供たち5人を「救急戦隊ゴーゴーファイブ」に任命することになります。 本作は救急というコンセプトをもとに、「人の命を守る」ことが作品の始まりから伝えられました。またゴーゴーファイブが装着するスーツにはあらゆる災害に対応できるという特性を持ち、マシンはレスキュー要素を持ち合わせたものが多く登場します。

24.『未来戦隊タイムレンジャー』(2000年2月~2001年2月)

『未来戦隊タイムレンジャー』は2000年2月から全51話が放送されました。時間をテーマとした6人の戦士が登場し、タイムレッド/浅見竜也とリュウヤの2役を永井大が演じています。 西暦3000年のタイムワープが可能となった時代に、時間を監視するのが時間保護局。リュウヤが隊長を務める特殊部隊「タイムレンジャー」は、過去に時代に逃走した囚人たち「ロンダーズファミリー」を追いかけ2000年の日本へタイムワープすることに……。本部からは「囚人を全員逮捕」という命令が下され、2000年の時代に留まり囚人確保に奮闘していきます。 本作は2000年の放送ということからもミレニアム感や時間というものを前面に出した作品となっています。巨大ロボには、タイムロボα、タイムロボβなどといった名前が付けられました。

25.『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年2月~2002年2月)

『百獣戦隊ガオレンジャー』は、2001年2月から全51話が放送されました。百獣の王でもあるライオンをモチーフとした5人の戦士が登場し、主人公・ガオレッド/獅子走を金子昇が演じています。 地球は環境汚染などによって邪気が発生し、それによって邪悪な鬼の一族「オルグ」が出現。オルグに対抗するため、走は大地の精霊である正義の野獣たちと共に立ち上がりました。 本作は21世紀になって初めての放送となった作品。ライオンやクマ、ゴリラなどをモチーフとしたパワーアニマルが登場しました。大地の力を源に多くの技を繰り出す点や、熱い意志と明快さが見所となっています。

26.『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年2月~2003年2月)

『忍風戦隊ハリケンジャー』は、2002年2月から全51話が放送されました。忍者をモチーフとした3人の戦士が登場。ハリケンレッド/椎名鷹介を塩谷瞬が演じています。 戦国時代から伝承される忍者の養成学校・忍風館が、「宇宙忍群ジャカンジャ」からの襲撃で消されてしまいます。生き残ったのはサボっていた3人の生徒。逃げ延びた館長はその3人に疾風流伝説の忍者「ハリケンジャー」として戦うことを命じます。 本作では忍者の流派という要素が取り入れられ、ハリケンジャーの疾風流と、ライバルであるゴウライジャーの迅雷流という2つの流派が登場。またロボットにはガシャポンの要素が取り入れられ、巨大ロボが射出するカラクリボールから武器を出現させるといった演出も見られました。

27.『爆竜戦隊アバレンジャー』(2003年2月~2004年2月)

『爆竜戦隊アバレンジャー』は、2003年2月から全50話が放送されました。恐竜をモチーフとした5人の戦士が登場し、主人公・アバレッド/伯亜凌駕を西興一朗が演じています。 6500万年前、地球は隕石の衝撃によって人類が住む地球アナザーアースと、恐竜が進化した爆竜や竜人が住む異次元空間の地球ダイノアースに分裂します。その後、現れた侵略者集団「エヴァリアン」がダイノアースを襲い、アナザーアースへの侵入を開始。それを知った竜人は仲間を集め、「爆竜戦隊アバレンジャー」を結成します。 本作は戦士5人だけでなく、戦士のパートナーである爆竜の存在も強く描かれています。人間と爆竜が心をひとつにすることで戦闘巨人が登場するといった設定を特徴としました。

28.『特捜戦隊デカレンジャー』(2004年2月~2005年2月)

『特捜戦隊デカレンジャー』は、2004年2月から全50話が放送されました。警察をモチーフとした5人の戦士が登場し、デカレッド/赤座伴番を載寧竜二が演じています。 宇宙旅行が可能となった時代。人類と異性人の交流が増える一方で、複雑な犯罪も増加していました。そうした地球人の能力を上回る犯罪に対応するため、宇宙警察「スペシャル・ポリス・デカレンジャー」が創設され、配属された戦士たちは数々の犯罪と立ち向かっていくこととなります。 本作では宇宙進出が常識となった社会が舞台となっているため、近未来ならではの異星人による犯罪を刑事ドラマ風に描きました。特定の敵組織が存在しないことも特徴です。

29.『魔法戦隊マジレンジャー』(2005年2月~2006年2月)

『魔法戦隊マジレンジャー』は、2005年2月から全49話が放送されました。魔法をモチーフとした5人の戦士が登場し、マジレッド/小津魁を橋本淳が演じています。 地上侵略を企み現れた「地底冥府インフェルシア」の冥獣が小津家の前に現れます。しかし冥獣は母の手によってあっさり倒されたことから、5人の子供たちは魔法使いと聖者との間に生まれた存在であることを知ることに。新たな侵略が始まったことから兄弟5人は「魔法戦隊マジレンジャー」として立ち上がります。 本作では5人の兄弟だけでなく、両親も戦士としての力を持っていたという新しい設定が設けられ、家族全員が戦うシーンも描かれました。また5人の戦士が魔法で変身することでロボが現れるといった特徴も見所となっています。

30.『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006年2月~2007年2月)

『轟轟戦隊ボウケンジャー』は、2006年2月から全49話が放送されました。トレジャーハンティングをモチーフとした6人の戦士。ボウケンレッド/明石暁を高橋光臣が演じています。 民間団体・サージェス財団が結成した精鋭部隊「轟轟戦隊ボウケンジャー」は古代の秘宝・プレシャスが悪の手に渡らないよう管理や回収を行っていました。ある日、プレシャス回収のために冒険に出ていた戦士たちは遺跡内の封印を解いてしまい、目覚めた古代人が戦士の前に立ちはだかります。 本作は冒険をメインテーマとしたことから秘宝の争奪を目的に戦うことを特徴としました。また乗り物をモチーフとした巨大メカが多く登場し、シリーズ最多を記録するほどの種類の多さも見所となっています。

31.『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(2007年2月~2008年2月)

『獣拳戦隊ゲキレンジャー』は2007年2月から全49話が放送されました。武術と動物をモチーフとした5人の戦士が登場。ゲキレッド/漢堂ジャンを鈴木裕樹が演じています。 中国で誕生した拳法・獣拳。正義の流派である激獣拳ビーストアーツは、技を進化させるとともに「ゲキレンジャー」を結成させます。一方で邪悪な流派である臨獣拳アクガタは、悪の組織「臨獣殿」を創り世界を滅ぼすという企みが実行され、流派同士による争いが始まっていきます。 本作は戦士たちが武術を極めていくという特徴があり、敵や味方問わず人が成長する様子が多く描かれました。また戦闘シーンは格闘がメインとなり、武器を使わずに拳で戦う巨大戦も見所となっています。

32.『炎神戦隊ゴーオンジャー』(2008年2月~2009年2月)

『炎神戦隊ゴーオンジャー』は2008年2月から全50話が放送されました。動物をモチーフとした7人の戦士が登場し、ゴーオンレッド/江角走輔を古原靖久が演じています。 公害を撒き散らす機械生命体「蛮機族ガイアーク」の猛威に立ち向かう勇敢な機械生命体「炎神」。炎神は人間とともに「炎神戦隊ゴーオンジャー」となって多く世界を守っていきます。 本作は意志を持つ機械生命体・炎神と人間との関わりが強く描かれており、悪と正義を分かりやすくしたのが特徴。また物語の中盤からは2人の戦士が追加さえ、多様な技が繰り出されました。

33.『侍戦隊シンケンジャー』(2009年2月~2010年2月)

『侍戦隊シンケンジャー』は、2009年2月から全49回放送されました。侍をモチーフとした6人の戦士が登場。シンケンレッド/志葉丈瑠を松坂桃李が演じています。 この世とあの世の狭間に住み、300年前から人を襲い苦しめる妖怪「外道衆」。そしてその妖怪たちに立ち向かい続けるのが「侍戦隊シンケンジャー」。2009年の現代、侍の意志を引き継いでいたシンケンレッドは外道衆の攻撃再開を知り、侍戦隊シンケンジャーを結成させます。 本作は和のテイストが多く取り入れられており、殿と家臣という関係性が特徴。また変身アイテムは筆で、戦士が装着するスーツは着物風となっています。

34.『天装戦隊ゴセイジャー』(2010年2月~2011年2月)

『天装戦隊ゴセイジャー』は、2010年2月から全50話が放送されました。天使をモチーフとした6人の戦士が登場し、主人公・ゴセイレッド/アラタを千葉雄大が演じています。 はるか昔から地球を護り続ける護星天使。ある日、宇宙侵略を企む宇宙虐滅軍団「ウォースター」は、地球侵略のため護星界と地球を繋ぐ道を破壊します。そのとき地球にはいた見習い護星天使たちは「天装戦隊ゴセイジャー」となり、地球を護るために戦いを繰り広げていきます。 本作は希望と幸福の象徴とも表現される天使を初めてモチーフとした作品です。また変身シーンや戦闘シーンにはトレーディングカードが登場するなど、新たな試みが多く導入されました。

35.『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年2月~2012年2月)

『海賊戦隊ゴーカイジャー』は2011年2月から全51話が放送されました。海賊をモチーフとした6人の戦士が登場。ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラスを小澤亮太が演じています。 かつて宇宙征服を企む「宇宙帝国ザンギャック」を、地球を守り続けてきた34のスーパー戦隊が退けました。その数年後、宇宙最高のお宝を探す「海賊戦隊ゴーカイジャー」がお宝を求めて地球にやってきます。時を同じくしてザンギャックの地球進行が開始。ザンギャックのことが気に入らないゴーカイジャーはこれに立ち向かうのでした。 本作はスーパー戦隊シリーズ第35作となる記念作品。過去に登場したスーパー戦隊の戦士たちも登場し、彼らの力を継いで正義の味方となっていくのも魅力のひとつです。またゴーカイジャーたちはレンジャーキーを使って、他の戦士へと変身することができます。

36.『特命戦隊ゴーバスターズ』(2012年2月~2013年2月)

『特命戦隊ゴーバスターズ』は、2012年2月から全50回放送されました。スパイをモチーフとした5人の戦士が登場し、レッドバスター/桜田ヒロムを鈴木勝大が演じています。 1999年に謎のコンピューターウイルス「メサイア」が暴走を起こすも、研究員の決死の行動によって終息。しかし2012年にメサイアが率いる組織「ヴァグラス」が襲来し、「特命戦隊ゴーバスターズ」の戦いが始まります。 本作はコンピューター技術の要素が取り入れられた作品。ロボットが整備されたり、不思議な力ではなくマニュアル操作で合体するなど、リアルに描写されました。シリアスなストーリーと強いメッセージ性が魅力の作品です。

37.『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013年2月~2014年2月)

『獣電戦隊キョウリュウジャー』は、2013年2月から全48回放送されました。恐竜をモチーフとした6人の戦士が登場。キョウリュウレッド/桐生ダイゴを竜星涼が演じています。 太古の昔から地球に眠る暗黒種「デーボス」が復活。立ち上がった賢神トリンは、強き竜の者「キョウリュウジャー」に変身できる力を与え、デーボス軍との戦いに挑むのでした。 本作は恐竜が噛み付くことで合体することで変身するユニークさや、パワフルなアクションが見どころ。また6人の戦士に加え、4人の戦士が準レギュラーとして登場します。

38.『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014年2月~2015年2月)

『烈車戦隊トッキュウジャー』は2014年2月から全47話が放送されました。列車をモチーフとした6人の戦士が登場。トッキュウ1号/ライトを志尊淳が演じています。 悪の帝国「シャドーライン」は世界を暗黒に包むため攻撃を開始。闇の路線を増やし多くの人たちを拉致する悪の前に現れたのが、レッドレッシャーと「トッキュウジャー」を名乗る戦士たちでした。 本作は列車をモチーフとしたことから、列車内を拠点とし列車で移動するという設定が設けられました。また乗車カードや路線図といったものが随所に描かれ、電車が合体してできる巨大ロボットも見所となっています。

39.『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015年2月~2016年2月)

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』は2015年2月から全47話が放送されました。忍者をモチーフとした5人の戦士が登場。アカニンジャー/伊賀崎天晴を西川俊介が演じています。 戦国時代に起きた史上最悪の武将・牙鬼幻月と忍者たちの戦いでは、忍者たちが勝利を収め牙鬼軍団は封印されました。それから444年後の現代では牙鬼軍団が復活。忍者の子孫である伊賀崎家ら「ニンニンジャー」は妖怪退治に挑みます。 本作は先祖代々忍術を継承する家族3世代を主人公としてドラマ展開されました。和のテイストだけでなく西洋をイメージさせるドラゴンやウエスタンといった要素も取り入れられたことが特徴です。

40.『動物戦隊ジュウオウジャー』(2016年2月~2017年2月)

『動物戦隊ジュウオウジャー』は2016年2月から全48話が放送されました。動物をモチーフとした6人の戦士が登場。ジュウオウイーグル/風切大和を中尾暢樹が演じています。 動物学者の風切大和は異世界へと通じる道を発見し、そこで4人のジューマンと出会います。宇宙から来た「デスガリアン」から地球を守るため、大和ら5人は「動物戦隊ジュウオウジャー」として立ち上がりました。 本作はスーパー戦隊シリーズ第40作目の記念作品。人間とジューマンが戦隊を結成しています。武器やロボットがキューブを基としているのも特徴で、今までにないビジュアルとなりました。

41.『宇宙戦隊キュウレンジャー』(2017年2月~2018年2月)

スーパー戦隊シリーズ 宇宙戦隊キュウレンジャー Blu-ray COLLECTION 2
出典 : amzn.asia

『宇宙戦隊キュウレンジャー』は、2017年2月から全48回放送されました。宇宙と星座をモチーフとした戦士が登場し、中心人物のシシレッド/ラッキーを岐洲匠が演じています。 レジスタンス組織「リベリオン」の4人は、伝説の後継者といわれる9人の戦士となるため仲間を探し戦いを続けていました。ある日、墜落した小型マシンに乗っていたラッキーと出会い、新しい伝説の始まりを迎えます。 戦士1人1人が強い個性を持ったスーパースターというスタンスで物語が描かれています。最終的には12人の戦士が登場しました。

42.『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018年2月〜2019年2月)

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』は、2018年2月11日から全51話が放送されました。怪盗VS警察という戦隊同士の戦いが描かれ、ルパンレッド/夜野魁利を伊藤あさひ、パトレン1号/朝加圭一郎を結木滉星が演じています。 異世界犯罪集団・ギャングラーが強奪した秘宝「ルパンコレクション」を取り戻すため結成された快盗戦隊ルパンレンジャー。一方ギャングラーとルパンレンジャーを追うため、国際警察によって新たに警察戦隊パトレンジャーが組織され、お宝をめぐる三つ巴の戦いが繰り広げられます。 戦隊シリーズ第42作目にして初のダブル戦隊を採用。怪盗のルパンレンジャーと警察のパトレンジャーが敵対しつつも共闘していく様子が人気を博しました。

43.『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(2019年3月~2020年3月)

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』は、2019年3月から放送開始されました。スーパー戦隊シリーズ4度目の採用となる「恐竜」と正しさの象徴である「騎士」がモチーフ。変則的だった前2作とは打って変わって、王道のコンセプトとなっています。リュウソウレッド/コウを演じたのは、一ノ瀬颯です。 太古の昔、古代人類のリュウソウ族は「騎士竜」と呼ばれる恐竜たちと共に、宇宙からやってきた邪悪な戦闘種族「ドルイドン」と戦いを繰り広げていました。しかし隕石の落下により、ドルイドンは宇宙へ逃亡し、事なきを得たのでした。 現代では、リュウソウ族の末裔・コウたちがリュウソウジャーを継承。大切なものを守るため、再び地球に襲来したドルイドンと戦うこととなります。 シリーズ初参加のスタッフが多いこともあり、ロボに乗らず巨大な敵と戦うなど、王道要素に加え新たな試みも見られました。

44.『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年3月~)

『魔進戦隊キラメイジャー』は、2020年3月から放送開始。「宝石」+「乗り物」という斬新なモチーフとなっており、キラメイレッド/熱田充瑠を小宮璃央が演じます。 意思を持った不思議な宝石・キラメイストーンは、才能に溢れた人間をパートナーとして選ぶため、キラメイジャーは皆個性的な人物。充瑠だけは絵を描くのが好きなただの高校生でしたが、誰にも負けないキラメンタルを持っています。 キラメイジャーは宝石の国「クリスタリア」の王女・マブシーナから助けを求められ、世界を汚そうとする闇の帝国「ヨドンへイム」へと立ち向かうのです。 キラメイストーンたちは、様々な乗り物の姿である魔進(マシン)へと変形し、合体することで巨大なロボットへと変形します。キラキラ輝く新たな戦隊に注目です。

45.『機界戦隊ゼンカイジャー』(2021年3月~2022年2月)

スーパー戦隊シリーズ45周年記念作品の『機界戦隊ゼンカイジャー』は、2021年3月から放送開始。変身後の姿は、それぞれ歴代スーパー戦隊をモチーフとしています。キャッチコピーは「見てろよ、全ての戦隊!!」で、ゼンカイザー/五色田介人を駒木根葵汰が演じました。 平行世界を消そうと企む悪の組織「トジテンド」に立ち向かう、人間のゼンカイザーと4人の機械生命体「キカイノイド」の5人で構成された混成の戦隊です。 変身や巨大化には、平行世界に存在するスーパー戦隊の力を凝縮させたアイテム「センタイギア」を使用。表面のヒーローサイドと裏面の機界サイドに分かれており、それぞれのスーパー戦隊をイメージした技や能力を使用できます。

46.『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022年3月~2023年2月)

第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、2022年3月から放送開始。日本の昔話「桃太郎」がモチーフとなっており、戦隊メンバーは猿・犬・キジなど物語に登場するお供の動物をモデルにしています。ドンモモタロウ/桃井タロウを、樋口幸平が演じました。 桃井タロウと4人のお供たちが、高次元世界「イデオン」の住人「脳人」や人間に憑く鬼「ヒトツ鬼」から人々を守るため、自分の願いを叶えるために戦います。 共通の装備は変身に用いる赤い歯車型のギア「アバタロウギア」。これを使用することで、強力なアバターである「アバタロウ」にアバターチェンジします。歴代スーパー戦隊のアバタロウギアで各戦隊の戦士の姿にアバターチェンジできます。

47.『王様戦隊キングオージャー』(2023年~)

第47作目『王様戦隊キングオージャー』は、2023年3月から放送スタート。モチーフは昆虫ロボ×王様で、ヒーロー5人が全員王様という最強の戦隊です。主人公はレッドのクワガタオージャー。 5人とも一国の国王で、テクノロジーの国「ンコソパ」のトンボオージャー、芸術と医療の国「イシャバーナ」のカマキリオージャー、氷雪の国「ゴッカン」のパピヨンオージャー、農業の国「トウフ」のハチオージャー、そして最強国「シュゴッダム」のクワガタオージャー。彼らが協力して、チキューの人々に襲いかかる地帝国「バグナラク」に立ち向かいます。 本作のロボは、昆虫型機械生命体「シュゴッド」。合体して最強ロボ「キングオージャー」になります。

今後も新たなスーパー戦隊シリーズに期待

1975年から毎年1シリーズのペースで放送を続け、着々とそのファン層を広げてきたスーパー戦隊シリーズ。これまで様々なモチーフを使い、時には人数を変更したり、ダブル戦隊にするなど常に新しい要素を取り入れてきました。 こうした細かな改変も、ファンにとっては続けて視聴していきたくなるポイント!今後の新シリーズも楽しみですね。