2017年4月4日更新 2,071view

草薙素子、『攻殻機動隊』公安9課のリーダーの全てを紹介!

『攻殻機動隊』の主人公、草薙素子。全身ほぼサイボーグの彼女は、身体能力も高くウィザード級のハッカー能力があるなど、超人的で優秀な人物です。素子の能力から交友関係や声優まで、草薙素子という人物についてご紹介します。

『攻殻機動隊』とは?

士郎正宗の原作の漫画で、1995年に劇場版アニメが公開されて以来、何度もアニメ化されている作品です。肉体を機械化する”義体化”が主流になった近未来が舞台となっており、公安9課のメンバーがサイバーテロ犯罪やテロリストたちと戦います。主人公は全身がほぼ義体で出来ている草薙素子という女性で、彼女を中心に公安9課のメンバーやロボットたちが活躍します。

草薙素子はどんな人物?

攻殻機動隊

公安警察機関の『公安9課』で少佐を務める人物です。課長である荒巻が頭脳で、彼女は実行班のリーダーというところでしょうか。素子は頭脳、戦闘共に優秀な世界屈指の義体使い。義体のプロなどとも呼ばれています。非常にクールな性格ですが、目的達成のためなら手段を択ばない強引な部分も持ち合わせています。

荒巻が素子の優秀さを買ってスタンドアローンな行動について容認しているので、かなり自由に振舞っている様子。男勝りな性格をしており、サイボーグ故の身体能力の高さからメスゴリラと呼ばれることも。原作ではコミカルなシーンや、冗談を言うシーンも見受けられるのですが、アニメではクールな印象が強く、劇場版のARISEでは更にクールでストイックな印象を受けます。

素子が義体化になった経緯

攻殻機動隊

素子は脳と脊髄の一部を除いて、ほぼ全身を義体化しているサイボーグです。この物語の中で重要になってくるこの”義体化”ですが、作品ごとによって何故この体になったのかという設定が異なっています。原作では幼少時に事故、または病気によって前身を義体化されたとなっています。

SACシリーズでも幼少時に既に義体化していますが、こちらは航空機事故が原因であり命を救うための手段として義体化しています。ARISEシリーズでは生まれつきサイボーグだという設定です。両親の事故に遭遇により生命の危機に陥りましたが、かろうじて脳だけが生きていました。そのため、体をサイボーグ化し、脳だけが素子のものとなっています。

幼少期及び生まれついてのサイボーグであることに変わりはなく、素子は自分がどこまで本当の自分なのか、といったアイデンティティの悩みに心奪われることも多いようです。

草薙素子の年齢は?

『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』

擬態化しているため、年齢不詳な見た目をしている草薙素子ですが実は年齢の設定があります。映画版での年齢は40代後半と押井守の個人t系な設定がされ、神山版テレビシリーズ一作目『SAC』での年齢は20代半ばとのこと。

明らかになってはいませんが、『SAC』よりもさらに若い時代の素子が描かれている『攻殻機動隊 ARISE』の彼女の年齢はだいたい20代前半ではないのでしょうか。

素子の能力について

攻殻機動隊

冷静沈着で臨機応変に対応できる判断力。ウィザード級のハッキング能力に、時にメスゴリラと呼ばれるほどの卓越した身体能力、とにかくあらゆる面において優秀な人物です。荒巻からは「エスパーよりも貴重な才能」と評されるほど。義体化故に悩むこともあるようですが、感情的な一面が見られることはほとんどなく、その能力は捜査に対して大いに発揮されています。

義体そのものも非常に高性能なものを用いているのですが、見た目で高性能だと分かってしまうと犯罪に巻き込まれるたり、自身が利用される可能性があるので、外見であまり高性能だと見えないように気を付けています。犯罪者に立ち向かう割に小柄に作られているのもそのためです。

草薙素子が所属する公安9課って?

攻殻機動隊

内務省直轄の組織であり、テロリストに対峙するために組織された機関です。主にはテロリスト犯罪に対する組織ですが、その仕事内容は幅広く、規模の大きなサイバー犯罪への対応や要人警護など多種多様です。私情や欲よりも任務を優先する、という課長荒巻の信念がそのまま生かされている部署でもあります。

荒巻と素子

攻殻機動隊

課長を務める荒巻は、私情や私欲にはあまり興味がなく犯罪に対して攻めの姿勢を取る人物です。素子の自由奔放さなども、その優秀さを勝っているからなのか容認しており、9課のことを「スタンドアローンによるチームプレイ」だ、と表現するシーンがあります。素子も上司として荒巻のことを頼りにしており、作中で「課長のありがたみがわかるわ」などと零しています。

素子とバトー、トグサの関係

攻殻機動隊

素子の信頼できる仲間としてメインキャラに置かれているバトーとトグサ。素子のことを少佐、と呼んではいますがその隔たりはなく、特にバトーなどは軽口を叩いては素子の反撃にあっていることも暫しです。トグサは、ほとんど生身であるため身体能力が低く、そのことについて「何故自分のようなものを引き抜いたのか」と問うたことがあるのですが、それに対して素子は「お前のような奴だからだ」と答えています。

人物は勿論ですが、能力について高く評価する彼女ですから、トグサが自分でも分かっていない良さについて素子は高く評価しているのかもしれませんね。

草薙素子の名言いろいろ

攻殻機動隊

「そう囁くのよ・・・・・・私のゴーストが 」

前述でも記載した、ゴーストに関する名言です。ゴーストは作中で精神や魂のことを表しており、何か事件でふと気になることがあった時、素子はこの言葉を使います。義体ではなく、培ってきた経験や彼女の勘がそう告げるのでしょう。ゴースト自体が作品の中で重要なキーワードとなっているので、あえてこの言葉を使うところが印象的です。

「小さい頃、うまく義体が使えず大事にしていた人形を握りつぶして泣いたことがあったわ」

クールビューティーな素子ですが、子供の頃には義体で苦労させられたことがあったようです。バトーに零すように言う素子ですが、見方によっては感傷的にも見えるシーン。口には出さないものの、いろいろな辛さを持っているのでしょう。

「貴様、いい腕をしているな!今から私の部下になれ!!」

S.A.C. 2nd GIGより。これはサイトーを倒した際に、スカウトした時の台詞です。強引で有無を言わせぬ勧誘の仕方が非常に素子らしいセリフです。今から、というところも強引ですね。

草薙素子の恋人関係について

攻殻機動隊

原作及び1期のアニメでは、女性の恋人がいる様子が描かれています。原作漫画では同性に体の関係を持っている相手が複数おり、女性の同性愛者であるレズビアンであることが伺えます。電脳ドラッグを使った違法なヴァーチャルセックスソフトを裏ルートで販売する、ということもしています。因みに原作で女性同士にしたのは、その方が楽しいだろう、という原作者の意向なのだそうです。

ARISEシリーズでは男性の恋人がいる話があり、義体技師のホセという男性と恋人関係にあります。その前に幾人か男性との関係があったものの長続きはせず、最短は2週間だったとか。バトーにそのことをからかわれます。ちなみに、この時にバトーは素子に電脳内に侵入されて自分で自分を殴っています。

ホセは自害してしまったので素子がどこまで心を許していたのかはわかりませんが、特定の相手を作るようなことをしない主義なのかもしれませんね。その方が素子らしい気もします。

草薙素子の声優

草薙素子の声優はシリーズによって違う人物が担当しているため、アニメで担当した人物を2人ご紹介します。

田中敦子

1962年11月14日生まれ、群馬県の出身です。素子もそうですが、艶のある大人びた女性の役などが多いです。アニメでは1993年の『機動戦士Vガンダム』のユカ・マイラスを始めとし、多くのアニメに出演。主な出演作には1998年のアニメ『剣風伝奇ベルセルク』のスラン、2009年の『クイーンズブレイド 流浪の戦士』のクローデット、2013年『ジョジョの奇妙な冒険』のリサリサなどがあげられます。

素子役は1995年の劇場版アニメ以来、アニメでも1期から長年担当しており、素子はこの人、というファンも多い様子。彼女の代表作となっています。また、洋画での吹き替えも多く、特にニコール・キッドマンの吹き替えで有名です。

坂本真綾

坂本真綾

『攻殻機動隊 ARISE』で素子の声を担当したのは声優・坂本真綾。子供の頃から子役として活動しており、アニメ声優としては1996年に『天空のエスカフローネ』にて神崎ひとみを担当したことで広く知られるように。同時期に『天空のエスカフローネ』にて主題歌を歌った事をきっかけに、歌手活動も開始しています。

主な出演作品は2004年の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のルナマリアとマユ、2008年の『黒執事』のシエル、2013年の『マギ』のシェヘラザードなどがあげられます。『攻殻機動隊』では、素子が一次的に利用していた少女型の義体、コドモトコの声を担当していたこともあります。

この記事はこちらの特集に含まれています。

攻殻機動隊特集
参考URL
festy.jp
blog.livedoor.jp

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