2017年3月30日更新 2,994view

実写映画『美女と野獣』海外評価感想【エマ・ワトソン】

全米他で公開となった『美女と野獣』実写版がいよいよ日本でも2017年4月に公開になります。みんなに愛され続けてきたディズニーアニメ、しかもあのエマ・ワトソン主演ということで大変気になる話題作。海外の情報を元に作品の感想や評価をまとめました。

実写映画『美女と野獣』の海外評価感想を紹介!

野獣にされてしまった王子と恋に落ちる女性のおとぎ話を元にしたディズニーのアニメ映画『美女と野獣』(1992)の実写版。ビル・コンドン監督、エマ・ワトソン主演で全米他で公開され話題を呼んでいます。

海外の映画情報サイトでの評価は86%が良かったものの、詳しくコメントを見てみると厳しい評価もちらほら。

日本で2017年4月21日公開となる本作の海外評価感想をまとめてご紹介します。

『美女と野獣』はオリジナルから愛され続けてきた映画

実写『美女と野獣』

何といっても1992年のアニメ版『美女と野獣』から多くの人々に長年愛されてきた映画というのが大きいようです。アニメ映画史上初のアカデミー作品賞にノミネートされた作品だけあって、ファンの期待も大きかったはず。

海外の映画評価サイトで高評価をしている人たちもいますが、厳しい意見も存在するようです。まずは批評家のコメントから。

多くに親しまれ、物語にあまりひねりも利かせていないにもかかわらず、ディズニーのオリジナル傑作アニメをリメイクしたこの映画はやっぱり魅力的な物語だなぁ。『美女と野獣』には絶大なる人気パワーがあって、きらびやかで誰にでも伝わりやすいメロディーで、とても古いおとぎ話をよみがえらせてくれた!!
実写版はアニメ版より約1時間長く、新しいエピソードが加えられている分ベルの役柄に深みが増しているんだ。それ以外は全て今までと同じだよ。でもとてもよく仕上がってる。野獣を今までにないほど愛してしまう女性の物語。ベル役のエマ・ワトソンと野獣役のダン・スティーヴンスは実際にはそれほど交流していないはずだけど、二人の関係はすごくリアルだしすごく迫力があるんだよ。みんなこの映画を観てて訛りが気になるみたいだけど、すごく魅力的だし、上品な感じじゃない?

最悪の場合、最高傑作のアニメミュージカルの実写版なんてどうでもよくなるんじゃないかしら。私は無関心にはならなかったけどばかみたいに退屈したわ。あまりに退屈過ぎて、椅子から立ち上がってその場を離れたくなったけどね。でもそんなことしなかったわよ。今まで途中で抜け出した映画は一つもないけど、『美女と野獣』は抜け出す方に心が傾いた数少ない映画に入るわね。最初から全部見ていって思うけど、あらゆる面でオリジナル版には及ばない。改めてじっくりと1992年版の『美女と野獣』の神髄を味わいたい気分だわ。

アニメ版ディズニーオリジナル作品の熱狂的なファンであってもなくても、この“とても古いおとぎ話”に世界が長い間魅了されてきたことは否定できないよね。このところこの作品の実写版が色々と作られているけど、どれもオリジナルアニメ版のレプリカに過ぎないしさ。でもね、今回の『美女と野獣』実写版は誰もが気に入るとは限らないかもしれないけど、もう一度この作品を観に足を運ぶ価値は絶対にある作品だよ。

『ドリームガールズ』で大成功の監督ビル・コンドンの本作での評価は?

#Repost @thatdanstevens ・・・ #TeamBeast

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『ドリームガールズ』(2007)ではベストディレクターに選ばれ、大人気『トワイライト』シリーズの監督も手掛けるビル・コンドンですが、今回はやはり世間の声はかなり厳しいようです。彼を絶賛する声はなかなか見つけられませんでした。

人気作品を手掛けてきた監督だけにかけられた期待も大きすぎたのかもしれません。

ディズニーはこのところ自社の作品の実写化で大騒ぎしてるけど、すべての始まりは1990年代初期。フランスのおとぎ話を元に作られた不朽の名作、アニメ版『美女と野獣』は日本では1992年に公開され、アニメ映画史上初のアカデミー作品賞にノミネートされたの。これは本当にすごいことだし、みんなに愛されたこの映画は今も人々の心に鮮明に残ってるはず。ディズニーとビル・コンドン監督がこの素晴らしい題材をどう調理してくれるのか、新たな実写版はどんな可能性を秘めているのか、どれだけ期待していいのか、興味津々だったのよ。でも残念ながら2017年版『美女と野獣』は魅力がないし、ディズニーの傑作より劣ると批評せざるを得ないわね。一言で言わせてもらうとこの作品の存在意味がないわ。

おい、ディズニー、何考えてんだよ?!最も愛されてる作品の一つでしょ?初のアカデミー賞にもノミネートされた作品だよ!それで新しいバージョンにはあの『トワイライト』シリーズの3と4の監督を起用したわけ?重役の誰もビル・コンドンの『トワイライト』観たこと無かったってゆうこと?それともあの作品の初週興行収入しか見てなかったとか?もしそうならあれは残虐な映画だって知っておかないとね。

引用:www.imdb.com
ビル・コンドン監督の2017年版はかなり前作の恩恵を受けているよ。前作は1992年の公開で初のアカデミー作品賞ノミネートアニメ作品。コンドン監督の映画は本物の役者たちの演技が盛り込まれた実写版の恋愛ものなんだけど、って言ってもたいていの場合は現実が映像加工されてて本人だってわからないくらい。例えばユアン・マクレガーなんて召使のルミエールを演じていて、話ができる燭台に変えられちゃうわけだけど、強いカールのウィッグを被った本人は最後のシーンまで出てこないんだよ。いったいどれだけアニメから離れたって言えるんだろう?特殊効果の影響をもっと考えた方がいいし、動きのライブ感がほとんど無かった。中途半端な感じが残念。

CGを駆使した『美女と野獣』

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1992年版の名作『美女と野獣』をCGによって実写化した今回の作品ですが、そのCGに関しては賛否が分かれるようです。

表情のないように見えたのはCG加工の技術が下手だからなのか、それとも呪いをかけられた登場人物たちの思いが込められていたからなのか…皆さんはどちらに感じるでしょう。

確かに、2016年の『ジャングル・ブック』みたいに全てが本物そっくりに描けている映画ではないよね。でも目を引く点もいくつかある。そう、映画全体を通して施されているCG加工。これは本当にすごかったよ。お城の中でわき役たちに命が吹き込まれている様は本当に素晴らしかった。CG技術と演技の融合のなせる業だよね。『美女と野獣』はまさしく注目すべき映画!!
引用:www.imdb.com
CG加工がひどい。2016年に公開された『ジャングルブック』は特に気に入ってるわけじゃないけど、少なくともあのCGは息をのむほど素晴らしかったと認めざるを得ない。でもこの作品に関しては同じ事は言えないね。ルミエールとか、コグスワース、ポット夫人や多くの呪いをかけられたキャラクター達はとても奇妙で活気のない顔をしていて、長時間見ていて不快にさせるような顔だったよ。セットはどれも人工的で嘘くさいし、特に最初の町はひどかった。いつになったらちゃんとCGの効果をきちんと学んでくれるんだろう。

引用:www.imdb.com

CG加工された時計のコグスワース、燭台のルミエール、その他の仲間たちは自分が人間だったころの服を着て、なんとか自分に言い聞かせて楽しそうに頑張ってたのが表れていたと思うよ。

エマ・ワトソンの本作での評価は!?

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『ハリーポッター』シリーズのハーマイオニーで絶大な人気を誇るエマ・ワトソンがディズニー映画に挑戦しました。ディズニー作品の中でも大人気の『美女と野獣』。その主人公ベルを熱演。

人気のみならず数々の賞も受賞しているエマですが、ディズニー作品の実写版ということもあり、エマへの評価さえもなかなか厳しい。ですがやはりそこはさすがエマ、彼女の美しさを推す声も多々ありました。

ベルを演じたエマ・ワトソンの演技はなかなか悪くはなかったけど、監督の指示通りっていう感じが演技に出ちゃってたなぁ。“はい、驚いて”、“ここで困った表情を見せて”、“さぁ、悲しそうな表情だよ”…言われたままの表情って顔。ケヴィン・クラインとかすごい役者たちの時間を無駄にしちゃっただけ。だって彼らは特定の表情をしてただそこにいるだけになっちゃってたもん。自分の役を自然に演じていた人もいれば悪役をうまいこと演じていた人もいた。ま、少なくともガストン役のルーク・エヴァンスは楽しんでいる感じがしたな。

引用:www.imdb.com
ちょっときついことを言うようだけど、映画の中であんなにこわばってるエマ見たことないよ。演技は固いしさ、そのせいで本当に台無しだよね。彼女こそが作品の要のはずと思っていたからさ。それに、歌の仕事はきっと当分やるつもりは無いんじゃないかな。

引用:www.imdb.com
『Be Our Guest(一人ぼっちの晩餐会)』『ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣』を含むヒットナンバーの全てが本作品でも聴くことができます。ベルに扮するエマ・ワトソンも実に魅力的。そして使用人役のイアン・マッケラン、エマ・トンプソン、ユアン・マクレガーなどによる魅惑の歌声。でも、これを観たら気分転換にアニメ版を観たくなるかも?

実写版『美女と野獣』で何かと話題のキャラクタール・フウの評価は?

オリジナル版にも出てきたル・フウですが今回は設定が違います。ガストンの召使でどんなことをしてでもガストンに奉仕しようとするキャラクター、とここまではオリジナル版と同じですが“ゲイのキャラ”として物議を醸しています。そのため上映禁止を決めた国まで。

しかし、既に作品を観た海外の観客からはこのル・フウが一番人気、社会と国民の相違が如実に表れた結果になりました。果たして日本ではどうなるのでしょうか。

作中ル・フウに費やされた“とことんゲイな瞬間”については色々言われてるけど、オリジナル版ではガストンに極度にあこがれている態度をとっていて、ゲイになっても不思議じゃない。この“とことん”の瞬間、ル・フウは男とダンスをして楽しそうにしていたり、少なくとも嫌がってはいない態度をとっている。それは登場人物たちが楽しく再開する最後の方のシーンでトータル約2分続いている。些細なことで大盛り上がりしているような感じで、1992年版にもまさに同じようなシーンがある。

ル・フウ最高だった。賛否両論あるのかもしれないけど、でも本当に作品は微妙過ぎて11歳以下の誰の頭にも残らないと思う。そんな中ほんと、ル・フウを演じたジョシュ・ギャッドは最高に良かったし、彼以上の人はいなかった。ガストン役のルーク・エヴァンズでさえまあまあだった。歌は『キル・ザ・ビースト(夜襲の歌)』がダントツ一番だった。

引用:www.imdb.com
唯一良かった登場人物はガストンとル・フウだなぁ。二人とも面白かったしオリジナル版に新しい風を送り込んでくれたもん。どちらかっていうとガストンとル・フウについての映画にするべきだったのに。でもディズニーはそんなこと絶対しないね。
引用:www.imdb.com

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