2017年7月6日更新

『けものフレンズ』の謎を考察・解説!【ヒトは絶滅したのか】

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けものフレンズ

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『けものフレンズ』、人気アニメの考察・解説をご紹介!

けものフレンズ
『けものフレンズ』は2015年にアプリでゲームがリリースされ、2016年にアニメが放送され人気となった作品。ファンの間では通称「けもフレ」と呼ばれています。登場人物は動物たちがヒト化したフレンズと呼ばれるキャラクターで、いろいろな動物のフレンズが登場します。 アニメのメインキャラクターはサーバルキャットのフレンズであるサーバルちゃんとジャパリパークに迷い込んでしまったかばんちゃんという子です。記憶をなくしたかばんちゃんがなんのフレンズなのかを知るために、サーバルとフレンズたちが奮闘します。 可愛らしいキャラクターが登場し一見癒し系アニメのようですが、実はこのアニメ、ほんわかした作品かと思いきやとっても奥が深いのです。

かばんちゃんの正体とは?

物語のメインとなるキャラクター、かばんちゃん。ジャパリパークに迷い込んだ謎のキャラクターで、記憶もないために本人の所持品から仮名でそのように呼ばれています。性別も不明なかばんちゃんは、恐らくヒトであろう、と物語は進んでいきますが、最終的にかばんちゃんもフレンズだったことが判明します。 かばんちゃんがヒトだという点については、視聴者側からは見た目で分かるのですが、物語上は図書館にたどり着いた時点で「ヒト」だろうと推察されます。人の特徴は2足歩行であること、コミュニケーション能力や学習能力があること、などとされています。そんなかばんちゃんですが、最終回では「ヒト」のフレンズであることが発覚しました。しかし、ジャパリパークではヒトは既にいなくなったとされている世界です。なぜヒトのフレンズが存在するのでしょうか。

ヒトのフレンズ"かばんちゃん"が存在するのは

サンドスターが動物に触れるとフレンズ化しますが、それと同様に動物であったものやその一部に触れるとサンドスターの効果によってフレンズ化します。そのためかばんちゃんはジャパリパークにあった死体にサンドスターが触れてフレンズ化したのではないか、というホラーな説がまことしやかに囁かれていました。 しかし最終回でツチノコの発言から、かばんちゃんは、以前のパークガイドであったミライさんの帽子に付着していた毛にサンドスターが触れて生まれたヒトのフレンズであったことが判明しました。またかばんちゃんの帽子についている羽はミライさんの帽子と同じものだそうです。

ラッキービーストの謎

ラッキービースト
ラッキービーストは小型のパークガイドロボットです。フレンズたちはラッキービーストをボスと呼び、喋るところを見た事がありません。かばんちゃんにだけ反応し喋ったため、びっくりするシーンがあります。他にも同じ容姿の仲間がおり、それぞれがパークの中でいろいろな役割を果たしています。 かばんちゃんだけに反応するのはかばんちゃんがヒトだからで、パークロボットとしての機能を発揮しているからでは?と推察されていました。また"ラッキー"の意味ですが、「Lucky(幸運の)」ではなく「Lackey(人に従う)」獣ではないか、という説がファンの間で濃厚です。

ラッキービーストの声優は、その正体とは

途中までラッキービーストの声優はエンドクレジットでも「????」と表記され、明らかになっていませんでした。しかし2話でかばんちゃんの帽子を見たラッキービーストが突然様子がおかしくなり「こちらサバンナちほー」とガイドのような音声を流し始めた際に、その音声の声とゲーム版パークガイドのミライさんと酷似していると話題になっていました。 そして最終回でついにエンドクレジットにてその声の主が明かされました。ラッキービーストの声優欄に表記されていたのは「ミライさん」でした。ガイドのような音声をヒトのフレンズであるかばんちゃんに反応して流していたところから、ミライさんらパークガイドによって作られたパークガイドロボではないかと推測されていましたが、終盤でパークガイドロボでありかばんちゃんをパークへの来場者として認識していたことが明らかになりました。

第1話でセルリアンに襲われ悲鳴をあげたのは誰?

『けものフレンズ』第1話では悲鳴を聞きつけたサーバルちゃんがセルリアンを倒しましたが、その悲鳴の主は明かされないままでした。 しかしその後最終回で突然獣が登場します。その獣はエンドクレジットからアードウルフだということがわかるのですが、問題はアードウルフのいた場所。なんとその場所は第1話でサーバルちゃんとセルリアンが戦った場所でした(背景やセルリアンの攻撃のあとからほぼ一致しています)。そのことから第1話の悲鳴の主はアードウルフで、襲われた際にフレンズ化がとけて獣の姿になってしまったのではないか、と考えられています。

『けものフレンズ』EDに出てくる廃墟の遊園地の意味…?

作品のEDに実写で遊園地が出てきます。この遊園地は全て実際に存在しており、何らかの理由で全て現在廃墟となっている遊園地がモデルになっています。 例えば最初に出てくるジェットコースターは2007年に壊滅的な被害を受けて廃墟と化したアメリカの遊園地のものです。これに関しては、廃墟は既に人のいない世界の象徴であり、『けものフレンズ』はヒトの絶滅した後の世界なのでは?という推察がなされています。

第11話の次回予告のステージがボロボロだったワケ

衝撃的な展開で全国のフレンズを震撼させた『けものフレンズ』第11話では今までは綺麗だった遊園地のステージでPPPが行っていた次回予告が突然ボロボロのステージになるというシーンがありました。 しかし第12話の劇中で登場した遊園地のステージはボロボロのものでした。このことから11話のステージの状態が通常のものであり、それまでのステージは架空のものであり物語から独立したものではないかと考えられます。

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『けものフレンズ』に登場する絶滅した動物の目

けものフレンズ
『けものフレンズ』には目の中にハイライトがないフレンズが何匹か登場します。アニメに登場したオーロックスやアラビアオリックスを始め、ニホンオオカミやニホンカワウソなどは目の中にハイライトがなく、すでに絶滅が確認されています。人気キャラクターであるトキはまだ完全に絶滅に至ってはないものの、日本国内では絶滅が確認されています。

ヒトは絶滅したのか

そしてここで浮上してくる疑問は、『けものフレンズ』の世界でヒトが絶滅しているのか、ということ。7話でヒトがすでにいないということを聞いたかばんちゃんが聞いた後に、彼女の目のハイライトが薄くなる、というシーンがありました。このシーンからこの世界ではヒトはすでに絶滅しているのではないかという説が有力になりました。

『けものフレンズ』は壮大な人類史?

炎
ヒト絶滅説、などの少し怖い考察がファンの間では人気ですが、一方で『けものフレンズ』は人類史だとの説も。各エピソードでヒトであるとされているかばんちゃんは機転を効かせて問題を解決していきますが、第1話ではものを投げる、第2話では道具を使う、第3話では音楽や絵文字の概念が生まれ、第4話では通貨が登場するなど、その流れはまるで人類が生まれ知恵を蓄え繁栄していく人類史のよう。 しかし第7話まで順調に人類史をたどってきていましたが第8話の内容はPPPがライブをやるというものでした。"偶像"や"宗教"といったものがテーマの回だったのかもしれませんが、少しこじつけっぽさのある説かと思われます。

『けものフレンズ』、大きなフレンズによって考察されすぎ説

けものフレンズ
『新世紀エヴァンゲリオン』など考察が活性化したアニメはヒットする傾向にあり、本作のヒットも考察班が大きく寄与しているとも考えられます。しかし監督であるたつき監督はインタビューで「(食べ物に例えて)自分が提供した冷奴を見て現代の不安の象徴だと言われるのは不思議だ」とコメントしていました。 このことから第1話の感覚に立ち戻って「ただのほんわかアニメ説」が再び考えられる気もします。細かいネタなどは確かに仕込まれていますが、もしかするとたつき監督はそこまで深く考えて作品を製作していないかもしれませんね。いろいろな楽しみ方ができる『けものフレンズ』、その世界の広がりにまだまだ期待できそうですね!