2017年3月2日更新 82,393view

『魔女の宅急便』でジジが言葉を喋れなくなった理由は?

今なお愛され続けるスタジオジブリの名作『魔女の宅急便』。ジジが言葉を話さなくなった本当の理由を知っていますか?さまざまな推測から、監督・宮崎駿の見解までの情報をまとめました。

時が経ってもなお人気があるジブリ作品『魔女の宅急便』

『魔女の宅急便』

ジブリ作品の中でも、根強い人気がある作品『魔女の宅急便』。地上波で幾度にわたって放送され、誰しもが一度は目にしたことがあると思います。

13歳の魔女見習い・キキが一人前の魔女になるため、海の向こうの街、コリコで飼い猫のジジと修行のために親元を離れて生活を始めます。人との出会いや別れ、喜びや挫折を味わい、キキが魔女としても一人の女の子としても成長していく物語です。

そのキキの飼い猫でもあり相棒であるジジが、物語の始めでは人間の言葉を使ってキキと喋るのですが、最後には喋らなくなってしまいます。今回はその理由を様々な見解を加えながら紹介します。

『魔女の宅急便』でジジはなぜ最後言葉を話せなくなったのか・・・?


ジジが言葉を話さなくなるシーンは、キキがトンボと交流し始めたあたりから始まります。

なんの前触れもなく、突如ジジが話さなくなります。このシーンから物語の最後までジジは言葉を話しません。ジジが言葉を話さなくなることで、寂しさや喪失感を感じた方も多いのではないでしょうか。

キキの魔法が弱まったから?


ジジが言葉を離せなくなった後すぐに、キキは空を飛べなくなってしまいます。

様々な見解や考察がありますが、圧倒的に多かったのは、ジジが言葉を話せなくなったのではなく、キキの魔力が弱まったためジジの言葉が分らなくなったと考える方が多いようです。

しかしキキに魔法が戻ってトンボを助けたあとも、ジジは喋れないままです。ジジが喋れなくなった本当の真相は…?

話せなくなっても意思疎通はできる

物語のクライマックスである、キキがトンボを助けようとするシーンで魔法の力を取り戻し、ホウキで空を飛べるようになるところでも、ジジは言葉を発しませんが、トンボを助けたキキの肩にジジが飛び乗って擦り寄ってくるシーンから、実は2人の間で言葉はなくても意思の疎通は出来るようになっていたという説があります。

2人は意思疎通はできているがあえてジジが喋っている描写を描かないことで、視聴者にその後を想像させる説、はたまた完全にホウキで飛べるまではキキの魔法の力は回復していなかったため、しばらくして完全に回復すればまたジジの声は聞こえるようになるなど、視聴者の要望もあるかとは思いますが、最終的にキキにはジジと意思疎通ができている説も多いようです。

キキが恋をしたから・・・?

次に考えられるのは、キキが人間の男の子に恋をしたことでジジの言葉が分からなくなった、ジジが言葉を話さなくなったという見解です。

一度失った魔力を復活させるきっかけとなったのは恋であり、でもその代償としてジジの声が分からなくなったという見解もあります。

ジジが恋をしたから・・・?

魔女の宅急便

物語の中ではジジも白猫に恋心を抱いています。人間のペットに恋をしたことでジジの魔力が弱まったという考え方もあるようです。他に、ジジ自身が普通の猫として生きていくことを選んだからという説もあるようです。

キキが成長したから・・・?

キキが成長し大人になったから、ジジの言葉がわからなくなった、という説もあります。

キキが成長する過程で、スランプに陥ることもありましたが、最終的に克服しています。同時に、『心の話相手』であったジジの存在は、少し大人になったキキには必要なくなったということのようです。

気になる宮崎駿監督の見解とは・・・?

真相はこれだ!

「ジジの声はもともとキキ自身の声で、キキが成長したためジジの声が必要なくなった。変わったのはジジではなくキキ。」

『魔女の宅急便』公開時の宮崎監督のトークショーで、なぜジジの言葉をキキは分からなくなってしまうのかという質問について、このように述べていました。

ジジが話さなくなったのではなく、変わったのはキキ自身だったというわけです。

今までキキはジジに会話をさせるように一人でいること、不安なことから気を紛らわせていたのかもしれません。トンボを助けたり、恋をしたりと、成長するにつれキキ自身も強くなり、本当の意味で一人立ちが出来たという事かもしれませんね。

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