2015年9月12日更新 13,369view

エンディングが大きな論争を引き起こした映画20

いくら面白い映画でも最後のオチが悪ければすべてが台無しになってしまうほど、映画のエンディングはその作品の出来を大きく左右する重要なパートです。今回はエンディングが大きな議論を巻き起こした作品20選をwhatculture.comよりご紹介します。極力エンディングの詳細は伏せているので気になる方は実際に見てチェックしてくださいね!

「キル・リスト」に隠された真実とは!?

最後の標的である議員のもとへ向かう時に、主人公のジェイはこの依頼の背後にカルト集団が潜んでいることを突き止めます。そしてカルト集団に捕まってしまったジェイは真相を目の当たりにすることに…。

無職の主人公が金の話で妻に責められるという所帯じみた冒頭シーンから、徐々にストーリーは緊迫していき、おかしな方向へと進んでいきます。本作はオカルト映画なのですが、ストーリーの背景が説明されないまま驚愕のオチへと向かうので、好き嫌いに分かれる作品だと思います。

よくある話でしょと思いきや…意外なオチへと展開していく

「所詮ノーテンキな若者たちが人里離れた場所で襲われる話でしょ?」と思う人もいるかもしれません。しかしオチは私たちの想像の範疇を超えており、観終わった後には「異色のホラー」だと感じるはず…。

彼らを襲撃する謎の正体や主人公らを監視している人物は何者なのか…気になる人にはぜひ観てほしい作品です。

深い霧に潜む謎の生物から生き残れるか!?

本作はスティーヴン・キングの中編小説『霧』を原作とした映画で、深い霧に包まれた街で怪物が次々と人を襲う中、不安にかられ徐々に秩序を失う人間心理を上手く描写している作品です。

本作のメガホンをとったフランク・ダラボン監督はこれまでにも、『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』といったスティーヴン・キング小説を映画化していますが、『ミスト』に関しては原作とは別に映画用に新しい結末を考案しました。

その考案したエンディングが本作で描かれているのですが、あまりにショッキングなため批判的な意見が多く、「後味の悪い映画」と評されています。

女6人の冒険旅行。楽しくなるはずだった…

本作のオチは国によって違い、アメリカ版は主人公のハッピーエンドで終わるそうなのですが、このハッピーエンドのオチが問題となっています。ホラー映画なので最後までダークであってほしいと願うホラーファンからすると、置きに入ったこのオチは納得できないというのがホンネだそうです。

また、もう一つのラストについても、エンディング近くのどのシーンまでが真実なのかが謎のため、観客それぞれの解釈が成り立つ最後となっています。

普通の少年が突然スパイに大変身!?

最後の方で描かれている内容が女性差別をも感じさせる内容だったため、この映画を観たフェミニストグループは、結末をジョークと捉えるほど寛容ではなく、マシュー・ヴォーン監督を「女嫌いの人間」と非難しました。

列­車爆破事故の犯人を見つけるという困難なミッションを課せられた主人公の運命は!?

テロを未然に防ぐというミッションのために、主人公の意識が死んだ乗客の記憶に基づく世界へと転送されるのですが、何度も繰り返すことにより、周囲の人々の言動も微妙に変化していきます。この変化する世界が「パラレルワールド(今自分達が住んでいる世界から分岐し、それに並行して存在する別の現実世界)」で、本作の主軸となるものです。

そのためストーリーはとても複雑で、一度で理解できるものではなく、?だらけのエンディングを迎えます。

冒頭からヒントは隠されていた!

ところどころに登場人物の挙動や台詞、視線の動きなどに違和感を感じたり、「なんで?」と疑問を感じたりする箇所がありますが、最後まで観ると、この違和感や疑問を感じた原因が何であったかが理解・納得できます。

結末のポイントは、主人公テディがチャックに漏らす、「どっちがマシなんだろうな。モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか」というセリフ。このセリフでエンディングを迎えるわけですが、観客にモヤモヤ感を残すオチとなっています。

完璧な結婚生活のはずだったのに…女の復讐は怖いっ!

鬼才デヴィッド・フィンチャーが監督を務めただけあって、本作は一筋縄ではいきません。あまり多くを語らない夫ニックに世間は次第に妻エイミー殺人疑惑の目を向けはじめ、「ニックが犯人なのでは!?」と思った観客も多いのではないでしょうか。

このスリリング溢れるサスペンス映画の結末に、正義を求める人ならガッカリすると思います。また、結婚生活という普遍的なテーマを基に、女性の怖さを改めて感じさせられる作品でもあります。

セックスで感染する!?アメリカ版『リング』参上!

セックスによって幽霊が伝染するというある意味斬新なストーリーから、2014年のカンヌ映画祭で賞賛されました。じわじわと逃げ道を囲われるようにして襲いくる描写は素晴らしいのですが、エンディングの幽霊退治の仕方に納得がいかない人もいるんだそうです。

監督のデヴィッド・ロバート・ミッチェルは、これについて「それはスクービードゥやギャングが思いつきそうな子供向けのものなんだ。主人公たちはこの恐怖から逃れるためにとにかく必死だったんだよ」と語っています。

ハビエル・バルデムの演技がすごすぎる!

物語はベルが妻に昨夜観た夢の話をしている場面で幕を閉じるのですが、激しい銃撃戦が主に描かれた本作ではあまりスッキリしないオチとなっています。

コーエン兄弟が描きたかったのは、ルウェリンとシガーの銃撃戦(キャット&マウス・ムービー)ではなく、ベルが自分の立場(凶悪な事件が起こるこの土地では一個人の働きで状況が変化するようなものではないこと)を理解しているというものです。言い換えれば、映画のタイトル『No Country for Old Men (原題)』=「老人が住める国はない」をそのまま表現しているのです。

母の愛を求めて僕は旅をする…スピルバーグ監督の感動作

故スタンリー・キューブリックが長年温めてきた企画をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化したSF人間ドラマなのですが、キューブリックのファンからはお涙頂戴的なオチを作ってしまったスピルバーグ監督を批判しました。

しかし、スピルバーグは、「彼らが批判する部分は、スタンリーの草案したものであり、テディ(熊型のペットロボット)もそのひとつ。最後の20分はスタンリーが描いていたものだった」と説明しています。

ドラッグの恐怖を真摯に描いた衝撃作!

本作は『レスラー』や『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が破滅へと落ちていくさまを鋭く描いた衝撃作です。2009年には「落ち込む映画」ランキングで第1位に選ばれており、鑑賞するには覚悟がいる作品だと言えます。

クスリ漬けになり身も心もボロボロになってしまうというダークな内容だけに、ラストも超ショッキングな仕上がりで、非常に後味が悪い作品となっています。

ダニー・ボイル監督が生み出した新感覚SF映画

よくあるSF映画かと思いきや、エンディングに近づくにつれ、ミステリアスな展開へと変化し、そして最後には密室サスペンスへと繋がっていきます。『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督が手掛けただけあって、「ボイル流SF」というべき新ジャンル映画になっています。

心臓の弱い方はご注意ください…

イギリスでは『Switchblade Romance』というタイトルで知られており、21世紀のフランスホラーを代表する作品の一つとして有名です。一軒家という限られたスペースの中で、見るに堪えない殺戮が繰り広げられていくのですが、「この殺人鬼の正体は一体誰なのか」がキーポイント。

これを巡って本作を観た人は最後のオチに納得がいかない人も多いんだそうです。

「ダークナイト」三部作の完結編

本作も大変興味深いエンディングでバットマン最終章を締めくくっています。ブルース・ウェインは一体どうなったのかが曖昧に描かれているため、観た人個人の見解によって違いが生じます。

そのためエピローグも現実か夢の話か分からない設定となっており、ノーラン監督は観客に考えさせるために故意にこのような結末に仕上げたのではないかと言われています。

世界の終わりまであと28日。主人公ドニーは回避することができるのか!?

一度では理解できない複雑なストーリーとタイムトラベルがテーマなので、最後にドニーの身に降りかかる出来事は現実なのか、果たして夢なのかがはっきり説明されない展開になっています。

死を目前にドニーがベッドの上で笑い転げる理由や、なぜ妹が母に手を振っていたのかなど、謎の行動が多く見受けられます。

我々の想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作!

潜在意識の階層に潜り込むという今までにない物語なため、クリストファー・ノーラン監督は10年もかけて構想を練って製作しました。

主人公コブは普段から夢か現実かの判断として、「トーテム」のコマを使用しています。そしてエンディングでコブは愛する子供たちの居る我が家に帰ってくるのですが、これが現実なのか夢なのかがはっきりされないままクレジットロールを迎えます。

コマは少しずつ失速し、僅かにバランスを崩し始めるのですが、コマが完全に止まってしまうのかどうかまでは分からないため、その解釈は観客一人ひとりに委ねられています。

鬼才ティム・バートン監督が手掛けた新世代版『猿の惑星』

1968年に公開されたオリジナル版を鬼才ティム・バートン監督がリイマジネーション(再創造)として甦えらせた本作ですが、オチに納得がいかない人が多いんだとか。

なんとか惑星から脱出することに成功したレオ大尉は、リンカーン像が猿の像に変わっているのを目撃し、ゴリラや猿の警察官に包囲されるという終わり方なのですが、彼が辿り着いた惑星は未来の地球なのか、それとも違う惑星なのか、どうも腑に落ちないオチとなっています。

パラレルワールド説も浮上しており、はっきりしないエンディングとなっています。

生存者は主人公ただひとり…そんな彼を密かに狙うヤツラがいた…

劇場で公開されたエンディングは、公開1ヶ月前のスクリーンテストの結果差し替えられたもので、全く別のエンディングが存在しています。

その別のエンディングとは、大勢のゾンビ集団に追い詰められた主人公は、そのボスが主人公が捕獲した女ゾンビを助けに来たのだということに気付きました。そこで女ゾンビを解放すると、ボスは彼女を抱き抱え、そのまま何もせずに退散し、ロバートは生き延びるというもの。

彼らゾンビにとってロバートは、「自分達の仲間を次々と殺しまくっている恐ろしい殺人鬼」だったので、タイトルの『アイ・アム・レジェンド』とは、「実は自分自身がゾンビにとって伝説的な怪物だった」という内容だったのです。

しかし、スクリーンテストによるアンケート結果で、多くの観客がこの結末に不満を抱いたため急遽変更を余儀なくされたそうです。

あのスーパーマンが帰ってきた!ド派手なアクションはこれまでにない仕上がりになってます!

DCコミックスの『スーパーマン』が原作で、現代の特殊効果を駆使し、今回の戦闘シーンはありえないほど派手でリアルな仕上がりになっています。主要都市はほぼ壊滅状態で、おそらく数万人単位の死傷者が発生しているはず…。

一応、スーパーマンは地球を守るために戦っているはずです。にも関わらず、片っ端からビルを破壊しておきながら、「これでは大勢の人が死んでしまう!」と躊躇する様子すら見せないのは、正義のヒーローとしてあるまじき態度ではないでしょうか?

参考URL
whatculture.com

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