2017年7月6日更新

アドベンチャータイム好き必見!トリビア・秘密9選!

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アドベンチャータイム

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『アドベンチャー・タイム』に隠された9つのトリビアを紹介します!

アメリカで人気を誇るスーパーヒーローを目指す12歳の少年フィンと親友ジェイクの冒険を描く『アドベンチャー・タイム』。日本ではまだあまり知られていない本作には魅力がたくさん詰まっています。 今回は人気の理由となっているかもしれないような、あまり知られていない9つのトリビア・秘密をご紹介します!

1.オリヴィア・オルソンとマーセリンの奇妙な繋がり!?

『アドベンチャー・タイム』シーズン5“サイモン&マーシー”というエピソードで、冷酷な王様アイスキングはかつてサイモン・ペトリコフという名で、子供の頃のマーセリンの命を助けていたことが明かされます。 吸血鬼の女王マーセリンの声を演じているのはアメリカ人女優のオリヴィア・オルソン、アイスキングの声を演じているにはトム・ケニーですが、二人は現実世界でも知り合い、トム・ケニーは子供の頃からオリヴィア・オルソンを知っていたそうです。 2014年に開催されたコミコンでケニーがオリヴィアに初めて会った時のことを語っていました。
初めて会った場所はオリヴィアの父親がピアニストとして働いていたコメディクラブ、その時、オリヴィアはまだ赤ちゃんでした。
ちなみに、オリヴィアの父親マーティン・オルセンがマーセリンの父親ハンソン・アバディーアの声を担当しています。父マーティンはハンセンのようにオリヴィアのフライドポテトを食べてしまうそうです。

2.『アドベンチャー・タイム』のターニングポイント!?

USA Todayのインタビューで原作者のペンデルトン・ウォードが『アドベンチャー・タイム』に関するある秘話を明かしています。 今作はマッシュルーム戦争という核戦争から1000年後の世界を描いた作品です。しかし、元々考えらえていた設定は単なる魔法の世界だったそうです。 シーズン1のエピソード“ビジネス タイム”がきっかけで、現在の核戦争後の世界という設定が固まったとウォードは語っています。 “ビジネス タイム”は『アドベンチャー・タイム』のターニングポイントとなったエピソードです。

3.テーマソングに変な音が入っている!?

現在使用されているオープニングのテーマソングは元々パイロット版として制作されたもの、実際に流れる予定ではなかったそうです。 パイロット版は2バージョンあり、まずペンデルトン・ウォードはギターアレンジでレコーディングを行いましたが、気に入らず、歌詞はそのままでウクレレアレンジに変更、カートゥーンネットワークの許可を得ることに成功します。 パイロット版のクオリティが高かったため、そのまま採用されることに。テーマソングを注意深く聞いていると、前エグゼクティブ・プロデュ―サー、デレック・ドライモンがパソコンのキーボードをタイプする音が確認出来ます。 後に録り直しが検討されましたが、そのテイクが使用されています。ジェイクが脚を伸ばし歩いている引きのショット、開始から16秒あたりに注目です。

4.タイトルシークエンスに隠された秘密!?

木の上にぶら下がったプリンセス・バブルガムのアムレット、散乱する核爆弾など、『アドベンチャー・タイム』のタイトルシークエンスに登場するアイテムにはストーリーの秘密やバックストーリーが隠されているそうです。 オープニングに登場する切断された腕はフィンの前世のひとつ、ショウコのもので、フィンが右腕を失ったこととリンクしていると言われています。 ショウコは両親によって腕を売り飛ばされたため、片腕を失うことになったそうです。

5.フィンとよく似たキャラクター!?

主人公の少年フィンはウェブコミックのキャラクター“ブエノ・ザ・ベアー”によく似ていると言われています。 二つのキャラクターは見た目だけでなく、ビートボックスが得意なことなど設定にも類似点があります。 シーズン5“リトル・デュード”というエピソードでフィンが新しい帽子が必要になった時、ジェイクが”邪悪なクマの皮を取りに行こう”というセリフを言います。 これは“ブエノ・ザ・ベアー”のことを指していると言われています。

6.『アドベンチャー・タイム』製作陣が抱く野望!?

サンディエゴで開催されたコミコンで、シリーズ構成を務めたアダム・ムトーとケント・オズボーンが本作に関するある野望を明かしています。 その野望はイギリスBBC製作ドラマ『The Office』とアメリカのSFドラマ『新スタートレック』のキャスト全員を『アドベンチャー・タイム』のゲスト声優として迎えることです。 『The Office』からすでに、レイン・ウィルソン、ブライアン・バウムガードナー、クリード・ブラットンが、『新スタートレック』からはジョナサン・フレークス、レヴァー・バートン、マイケル・ドーン、マリーナ・サーティスが本作の声優を務めています。

7.元々はジェレミー・シャダの兄がフィンを演じていた!?

シーズン1からフィンの声優を務めているのはジェレミー・シャダですが、彼はファーストチョイスではなかったそうです。 ジェレミー・シャダはこうコメントしています。
““パイロット版では僕の兄ザックがフィンを演じていました。3年後にカートゥーンネットワークで製作が決定した時、僕は兄のフィンを真似ていたんです。””
二人の仲は決して悪い訳ではありませんが、時々兄ザックはフィン役を続けるべきだったとジョーク混じりに言っているそうです。

8.ジェイクのモデルはビル・マーレイ?

1979年にアメリカで制作され、1980年には日本で公開された映画『ミートボール』。サマーキャンプを舞台に、子供たちと彼らを指導するカウンセリンラーのトリッパーのひと夏の思い出を描いています。 実はジェイクのモデルは、このトリッパーです。ビルマーレイ演じるトリッパーは、さえないカウンセラーですが、子供たちを思う気持ちは人一倍。フィンと喧嘩したり、時には厳しいことを言ったりするジェイクですが、フィンの親友でもあり、ある時には保護者のようでもあります。 もしかしたらこの『ミートボール』では、ビル・マーレイの演技にジェイクを連想することがあるかもしれません。

9.ウー大陸が現実に!?

本作はアニメの世界を飛び出し、現実世界に進出し始めています。 キャラクターが描かれた家や、タイのテーマパークにはアドベンチャー・タイムのセクションが建設され、台湾には本作キャラクターをラッピングした高速鉄道が走っていました。 さらに、シーズン4で人気の高かったエピソード“カード・ウォーズ”に登場するゲームが現実に、カードゲームやスマホアプリになって利用できます。

ボーナストリビア

最近、ファンが製作した実写版アドベンチャー・タイムが話題になり、製作陣も実写化に興味を持っているそうです。

『アドベンチャー・タイム』のトリビア9選でした!

いかがでしたか?『アドベンチャー・タイム』がもっと好きになる、多くの人に支持されている所以がわかったのではないでしょうか。 日本ではカートゥーンネットワークの他に、TOKYO MXとBSプレミアム『ぼくらベアベアーズ』にて視聴可能です。