2023年12月22日更新

クリぼっちに送る!リア充を忘れて楽しめるおすすめクリスマス映画6選

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クリスマス フリー画像

ひとりぼっちで過ごすクリスマス、通称「クリぼっち」。クリぼっちに怯えることなく、豊かな1日を送るには映画鑑賞が最適です。 テレビをつければ恋人、友達、家族とのクリスマスなどを彷彿させる番組ばかりなクリスマス。スマートフォンを開いても同じ。もちろん、街に繰り出したところでいちゃつくカップルだらけです。しか映画の世界なら安心!何人にも侵されざる聖なる領域!それが映画なのです。 それではクリぼっちにおすすめの映画をまとめて紹介していきます。

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『バッドサンタ』:こんなサンタがいてたまるか?前科ありのアル中サンタ

史上最悪のサンタと少年の交流が描かれたブラックコメディ

無職で独り身、アルコール依存症のウィリーは銀行強盗で生計を立てているダメ男。毎年クリスマスに大金を盗み出していましたが、ある年、強盗から足を洗うことを決意します。 しかし、酒におぼれて自堕落な生活から抜け出せずにいました。そんなウィリーは、元相棒のマーカスから大きなヤマを持ちかけられます。ウィリーはショッピングモールでサンタの仕事をしながら、再び強盗計画を立てますが、サンタ姿のウィリーを慕う少年がいて......?

skr_icj #eiga #movie もう気持ち良いほど堕落したダメなおじさんが主人公。毎年クリスマスの時期にデパートでサンタになり、金庫を破って逃げ、それを繰り返して生きている。SワードとFワードが連発するアメリカでうけそうなブラックコメディ。太った子どもの真っ直ぐな瞳がサンタをどう変えるのかわくわくしながら観て、結末にほろっとさせられる。これはもしかして吹替で気軽に観た方がもっと楽しめたかもしれない...来年また観よう。

『戦場のメリークリスマス』:男くさすぎる名作クリスマス映画

戦闘シーンが一切ない異色の戦争映画

戦場のメリークリスマス
© Universal Pictures

太平洋戦争下のジャワ島、日本軍捕虜収容所。クリスマスの日、酒に酔ったハラ軍曹がイギリス人捕虜を釈放してしまい......。 イギリス人捕虜との交流を通して、戦争を描く大島渚監督作品です。坂本龍一、デヴィッド・ボウイやビート武などの豪華キャストにも注目!

Mikoto_Yoshida 敵や国などを越えた男たちの友情がとても美しかった。戦争映画はとっつきにくいかなって思っていたけど、映像が結構好きで綺麗だったり、キャストが豪華だったり、音楽が坂本龍一さんでとても思っていたよりも映画を楽しめた。 坂本龍一さんはやはり天才ですね。

『東京ゴッドファーザーズ』:今敏が描くクリスマス映画

まさに大人のエンターテインメントアニメ

『東京ゴッドファーザーズ』
© COLUMBIA TRISTAR/zetaimage

『パプリカ』や『パーフェクト・ブルー』の今敏監督の長編アニメ。 クリスマスの夜に、赤ん坊を拾った3人のホームレスがどうにか母親を探そうと奮闘します。3人のホームレスの人情深さとテンポの良いコミカルさが特徴の心温まるクリスマス映画です。

southpumpkin 世界も認めたアニメ界の巨匠・今敏が送る新宿のホームレス3人がふとしたことから赤ん坊を拾ってしまい、実の親探しの道中に巻き起こる騒動を描いたコメディアニメーション。リアリティのある色彩豊かな描写で、映画のご都合主義を上手く逆手に取った大人なエンターテイメント作品。

『素晴らしき哉、人生!』:クリスマスに自殺を図ったら天使が現れた

「もしも自分がうまれていなかったら...?」を考えさせられる感動の名作

素晴らしき哉、人生!
Supplied by LMK Media/zetaimage

クリスマスに自殺を図った主人公・ジョージが、天使・クラレンスに助けられます。彼は、父の会社を継ぐために世界を巡りたいという夢を諦めたこと、貧しい中で立て直した会社のお金が紛失したこと、などを打ち明けます。 「自分なんていないほうがいい」というジョージの思いを聞き、天使・クラリスはジョージのいない世界を見せますが......。 アメリカの定番クリスマス映画でフランク・キャプラ監督作です。

tophelos アメリカではクリスマスに鑑賞される定番映画。クリスマスの晩に自殺を図ろうとした主人公に、翼をまだ持っていない二級天使のクラレンスが翼を得るために彼を助ける使命を受け、現れるストーリー。これ以上真っすぐに描きようがないくらいの素晴らしい人間讃歌。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はこの映画を意識していると言われるなど後世に影響を与えた名作。

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『クラッシュ』:クリスマスこそ人種差別について考えてみる

さまざまな人種、階層、職業の人々の人生が連鎖反応を起こすヒューマンドラマ

『クラッシュ』
(c) Lions Gate Films/zetaimage

『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本を書いたポール・ハギスが監督を務めた群像サスペンス。 クリスマス間近に起こった交通事故をきっかけに、交錯する人々を通して、格差社会、人種差別、失業といったアメリカの社会問題を描きます。映画としても気持ちのいい伏線回収がクセになる、作りこまれた展開に飲み込まれること間違いなし!

miiizuuue アメリカの人種差別と銃社会の問題について描かれた作品。 人種が違うという問題が、ちょっとした誤解を大きくしたり、ちょっとしたすれ違いを取り返しの付かない事態にまでやってしまう世界なんだなぁと感じました。 人種というものを差別視するだけでこんなに生きづらい世の中になってしまうなんて。 人を差別化したい人間の気持ちは分からんです。 きっと差別する人は、誰かに差別されていると感じているのではないでしょうか。 差別の連鎖化。 銃社会は……なんも良いことないと思う。 守りたいときに銃はなくて、突然の感情でぶっ放して取り返しの付かないことになる。 良いことなんもないよ! とても考えられる作品でした。

『ホーム・アローン』:超王道だけどクリぼっちに優しい?コメディ

1人の子どもと泥棒が巻き起こすハチャメチャコメディ

『ホーム・アローン』ジョー・ペシ、マコーレー・カルキン
© 20TH CENTURY FOX/zetaimage

ある年のクリスマス。大家族のマカリスター一家はパリへと旅行を計画中。親戚中が集まって準備をしていますが、末っ子のケビンはみんなから煙たがられている様子です。 出発当日、なんと、ケビンが目を覚ますと家族はケビンの存在を忘れて旅行に行ってしまっていました!大喜びするケビンは、1人の家を満喫しますが、何やら怪しげな影がマカリスター家を狙っていて......? 王道すぎるクリスマス映画ではありますが、1人を満喫しながらも家族の大切さを再確認する物語にホロリとしますね。

doortothedoor 映画が好きになったきっかけの映画のひとつ。 日曜洋画劇場のヨドチョーさんの魔法が溶けた今でも、 あの人の解説は心に刻まれています。 そのなかでも、ホームアローン。 ひとりは好き、でも家族が好き それは大人になった今でも変わらない。 近いと気がつかない家族との関わりを 今一度再認識させてくれるこの作品は唯一無二。 明日はなにか家族サービスでもしおう。 ロストインニューヨークみながら。