2017年7月6日更新

ジェレミー・レニエが新作映画『サンローラン』に出演!

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ジェレミー・レニエ

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ジェレミー・レニエのプロフィール

ジェレミー・レニエは1981年1月6日ベルギーのブリュッセル生まれ。元テレビ・プレゼンターで現在は子供服デザイナーの妻と、2人の子供と一緒に暮らしています。 レニエは、1992年の『The Seven Deadly Sins』でスクリーンデビューを果たします。その後多くの映画に出演し、世界的に知名度を高めていきました。

映画『ある子供』で初の主役に

ベルギー・フランス合作映画『ある子供』は、2005年にジャン=ピエールとリュック・ダリエンヌ兄弟が監督した作品です。第58回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞しました。また、第78回アカデミー賞の外国語作品賞にもベルギー代表としてノミネートしています。 この作品でレニエは、貧困家庭の父親で生活保障金と盗みで生計を立てているブリュノを演じ、ヨーロッパ映画賞の主演男優賞にノミネートされました。

ジェレミー・レニエの出演映画

『ジェヴォーダンの獣』(2001)

18世紀にフランスのジェヴォーダン地方で実際に出現した獣をモチーフとした、アクション・ミステリー。本作には、『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセルや『007 スペクター』でボンドガールを演じるモニカ・ベルッチなど、ヨーロッパのスター俳優が多く出演しています。 ジェヴォーダン地方で女性は子供ばかり100人以上の犠牲者を出している獣の正体を突き止めるよう、国王ルイ15世が派遣した博物学者グレゴワール・ド・フロンサック。彼が相棒でアメリカ原住民のマニと調査を進めていく物語です。 レニエ演じるマルキ・トマ・ダプシェは、ジェヴォーダンの若い啓蒙家の貴族で、主人公フロンサックに熱心に協力を申し出る役柄です。

『つぐない』(2007)

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイ、『X-MEN』のジェームズ・マカヴォイ主演のイギリス映画。戦火が迫るイギリスでの、身分を超えた愛を描く作品です。 ナイトレイ演じるセシーリアの妹、ブライオニーが看護師として働いていた際に運ばれてくるフランス兵をレニエが演じています。

『夏時間の庭』(2008)

パリ郊外の邸宅を舞台に、三世代に渡る家族の崩壊と再生を描くヒューマンドラマです。母エレーヌの誕生日に集まったきょうだい3人に、自分が死んだら家の美術品を売り払ってほしいとエレーヌが頼んだことをきっかけに、家族内の考えの違いからすれ違っていく様子を繊細に描いた作品です。 レニエは3人きょうだいの末っ子で、中国で働いているジェレミーを演じました。

『ヒットマンズ・レクイエム』(2008)

コリン・ファレル演じる新人殺し屋のレイと、その先輩でベテランのケン(ブレンダン・グリーソン)が、ベルギーの都市ブルージュで任務を遂行する様子を描いたブラック・コメディです。第81回アカデミー賞脚本賞、第66回ゴールデン・グローブ賞では作品賞と主演男優賞(ブレンダン・グリーソン)など多くの映画賞にノミネートし、ゴールデン・グローブ賞ではコリン・ファレルが主演男優賞を受賞するなど、作品は高く評価されました。 主人公と恋仲になるヤクの売人クロエの元恋人、エイリックをレニエが演じています。

『ロルナの祈り』(2008)

『ある子供』の監督、ジャン=ピエールとリュック・ダリエンヌ兄弟による初のラブストーリー。 アルバニア人のロルナは、ベルギー国籍を得るため麻薬中毒者のクローディと偽装結婚をします。クローディは偽装結婚と知りながらもロルナに惹かれます。しかし、ふたりの偽装結婚を手引きしたファビオは、ロルナの国籍取得後に彼女を未亡人にし、新たにロシア人に国籍売買を進めようとしていました。 ジェレミー・レニエは、ロルナのために必死で麻薬から立ち直ろうとするクローディを演じるため、大幅に体重を減らして演技に挑みました。

『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』(2009)

フランスブルゴーニュ地方を舞台とし、生涯にわたり最高のワインを追い求めた醸造家の30年の物語です。 様々な苦難や不思議な出来事の紆余曲折を経ながら、至高のワインを作り出す葡萄農家のソブランをレニエが演じています。

『しあわせの雨傘』(2010)

カトリーヌ・ドヌーヴとフランソワ・オゾン監督が『8人の女たち』以来のタッグを組んだ作品です。雨傘工場の経営者の妻、スザンヌ(ドヌーヴ)は、裕福で退屈している主婦。工場の従業員のストのため心臓発作を起こした夫に代わり、工場経営をするはめになってしまいます。しかし、優しいスザンヌの経営方針は従業員たちの心を掴み、業績はアップしました。そこへ退院した夫が帰ってきます……。 レニエは、スザンヌの息子で、工場を継ぐ気の全く無く芸術家志望のローランを演じました。

『少年と自転車』(2011)

監督のダリエンヌ兄弟が、2003年に日本で開催された少年犯罪のシンポジウムで育児放棄の実話を耳にし、そこから着想を得た作品です。 児童保護施設に預けられている11歳のシリル。彼は、いつか父親と一緒に暮らしたいと思っていました。ある日セシルは、美容院を営むサマンサと偶然知り合い、週末は里親として一緒に過ごすようになります。ふたりは自転車で父親を探し、ようやく見つけることができたのですが、セシルは彼に拒絶されてしまいます。ショックを受けたシリルは、近所の不良と付き合うようになっていきます。 この作品は、第64回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞しました。 レニエは、シリルを冷たく突き放す父親ギイの役で出演しています。

『最後のマイ・ウェイ』(2012)

フランク・シナトラの代表曲である「マイ・ウェイ」の共作者で、フランスのポップスターだったクロード・フランソワの39年の生涯を描いた伝記映画です。 レニエがクロード・フランソワの役で主演し、歌声も披露しています。

『SAINT RAURENT/サンローラン』に出演!

『SAINT RAURENT/サンローラン』は、「モードの帝王」と呼ばれた天才ファッションデザイナー、イヴ・サンローランの最も活躍した10年間を描いた伝記映画です。 輝かしい成功の裏にあった壮絶な苦労や人間関係に重点を置いて描かれています。 ジェレミー・レニエは、ギャスパー・ウリエル演じるサンローランの公私にわたるパートナー、ピーター・ベルジェを演じます。 天才ゆえの孤独・苦難から酒やドラッグに溺れていくサンローランを、いつまでも見捨てずに見守り、ビジネスパートナーとしてともに働き、私的なパートナーとして支えつづけたベルジェ。レニエがどのようにベルジェを演じるのか、楽しみですね。