鍵 (1974)

鍵 (1974)

1974年製作 日本 90分 1974年5月4日上映
rating 3 3
2 0

『鍵 (1974)』のスタッフ・キャスト

『鍵 (1974)』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2018年9月25日

    若い妻を手に入れた大学教授だったが、素晴らしい妻の肉体を自分が満足させていないのではと不安がっていた。ある日娘の彼氏が妻の裸体を見た時、激しい嫉妬心と共に強烈な興奮を覚えた。 その後彼氏に妻の裸体を見せ、自分が行為に及ぶまでを繰り返す。この映画は映画の基本構造とも言える反復で構成されています。しかしそれは複雑怪奇な反復と言える。夫、妻、娘、その彼氏の四人はそれぞれが一人称で物語を牽引、つまりお互いがお互いの腹の底を伺いながら展開するのです。そして最も理解できていないのが夫。一番最初に性愛の輪廻へ沈んでいくのです。家庭的、社会的にも地位が高いはずの夫が最初。妻は無尽蔵の性欲で夫を食い殺し、娘の彼氏はいつの間にか夫の手助けをすることへ執着、そして四人の中で最も俯瞰している娘がまるで母親のような顔で微笑みをたたえて映画は終わるのです。映画としてのクオリティも高いが、阿呆らしいコメディとして観ることもできる。これまでの神代辰巳作品の中で最も好き。

  • 竪琴

    面白かった!文芸作品なのにコメディに思えた

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