その男、凶暴につき

その男、凶暴につき

1989年製作 日本 103分 1989年8月12日上映
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『その男、凶暴につき』とは

ビートたけしこと北野武の記念すべき監督第1作目。主人公である凶暴な刑事と殺し屋の激しい戦いを描いたバイオレンス映画作品。『マリリンに逢いたい』(1988年)の野沢尚が脚本を執筆した。撮影は『天使のはらわた 赤い眩暈』(1988年)の佐々木原保志が担当。北野武は本作でヨコハマ映画祭にて監督賞を受賞した。 主演は監督でもあるビートたけしが演じ、共演には、白竜、川上麻衣子、佐野史郎、遠藤憲一らを迎えた。

『その男、凶暴につき』のあらすじ

暴力的で凶暴な刑事である我妻諒介(ビートたけし)は、所内でも孤立していた。しかし、そんな我妻を理解してくれる数少ない同僚のお陰で、完全な一匹狼ではなかった。ある日、麻薬売人の柄本(遠藤憲一)の惨殺死体が港で発見される。その事件の捜査をしていた我妻と新人の菊池(芦川誠)は、実業家の仁藤(岸部一徳)と殺し屋の清弘(白竜)の存在を知る。 ところが、捜査を続けているうちに我妻の親友である防犯課係長の岩城(平泉成)が麻薬の密売に関わっていた事実が明らかに。そして数日後、口封じの為に岩城も殺されてしまう。親友を失った我妻は復讐を果すために仁藤と清弘に立ち向かう一方、更に我妻の最愛の妹の灯(川上麻衣子)にも危険が忍び寄り......。

『その男、凶暴につき』のスタッフ・キャスト

『その男、凶暴につき』の感想・評価・ネタバレ

  • 保津稔
    保津稔 4 2017年7月5日

    めちゃくちゃ久しぶりに見たけど、改めて見ると本当に面白い。ベテランロックバンドの大ヒットしたデビューアルバムみたいな。荒削りで初期衝動に溢れてる。洗練されてないから、隙がある分逆に見やすい気もした。昔は気付かんかったけど、寺島進って最初から出ててんな。あと遠藤憲一。みな若い。

  • 森本航洋
    森本航洋 4 2017年2月21日

    たけしの処女作。 前半は自主制作のような無駄なカット割りと垂れ流しの編集にやけにワンテンポな曲を乗せて淡々とストーリーが進んでいく。それがまた絶妙に気味が悪い。理路整然というより直感的に気持ち悪いを追求したような説明しづらい感覚。 後半になるにつれて、本能から湧き出るような暴力演出、くだらないジョーク。まさに北野武の真骨頂って感じで見ていて気持ちがいい。何より映画の一番の種となってるのはたけし本人の鬼気迫る演技。こんな異常映画が第1作目って、そりゃあ伝説になりますわ。

  • Daiki Kinoshita
    Daiki Kinoshita 4 2017年2月20日

    笑えてしまうくらいユーモアなブラックさ。 めっちゃ好きでした。

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