
『バロン』とは
奇想天外な物語『ほら吹き男爵の冒険』の主人公として知られる、18世紀の実在した人物バロン・ミュンヒハウゼン男爵の活躍を描いたファンタジーである。監督・脚本は『未来世紀ブラジル』のテリー・ギリアム。出演は『サボタージュ』のジョン・ネヴィル、『丘の家のジェーン』のサラ・ポーリー、『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』のエリック・アイドルほか。中世のドイツを舞台に、少女の頼みでトルコ軍を撃退する約束をしたバロン男爵の冒険劇を描いた。巨額の制作費を投じて製作されており、冒険ムードを盛り上げる美しい映像や斬新な演出、巨大な貝殻から出てくるユマ・サーマン扮する美しい姫とのロマンスなど、随所に見所がある意欲作だ。
『バロン』のあらすじ
18世紀、トルコ軍に占領されたドイツ海沿いの町。貧困と飢えにあえぐ人々であふれた崩れかけた城壁の中、廃墟となっていた小さな町のロイヤル劇場の舞台に、バロン・ミュンヒハウゼンは突如姿を現した。彼はトルコ軍は自分を探していると語り、なぜ自分がトルコ軍に追われることになったのか語り始めたが、あまりの荒唐無稽な内容に誰も相手にしないのであった。がっかりしたバロンであったが空想好きの10才の少女サリーに励まされると、トルコ軍を倒してみせると約束するのだった。バロンはまず、かつての戦友であり不思議な力を持つ四人の仲間を集めることにした。絹の下着で作った巨大気球にサリーと一緒に乗り込み旅に出たのである。
『バロン』のスタッフ・キャスト
『バロン』の感想・評価・ネタバレ
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幼い頃にゴールデン洋画劇場で見てなんとなくおもしろかったなというイメージがあって大人になってから見てもおもしろかったです。 改めて見たら若い頃のロビン・ウィリアムズとユマ・サーマンが出てたので驚きました。 ゴールデン洋画劇場といえば高島忠夫さんの解説わかりやすかったですね
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ギリアムにしては薄味で濃口のバンデッドQよりも観やすくなってます、モンティパイソンかぶれの自分は終始ニヤニヤと楽しめました、ブラジルのデ ニーロのように、この作品にも二人程がサプライズ的な出演をしていてそれにもニヤニヤ、本心はもっと黒い笑いが欲しかったけどエリック アイドルがタップリ見れたのでOKです。 エリック アイドル老けたな~(._.)ブラックですが子供も楽しめるかな ひねくれた子供ならですが。
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