
『ウォール街』とは
ニューヨークのウォール街を舞台に、一獲千金を狙う若者と、貪欲な投資家が己の正義と欲をかけて熾烈な戦いを繰り広げるサスペンス。監督は社会派オリヴァー・ストーン。編集や様々な映像技法を用い、難しいテーマを極上のエンターテイメントに仕上げた。主人公ゴードンをマイケル・ダグラスが演じ、この作品でアカデミー主演男優賞を受賞している。若き証券マン、バドにチャーリー・シーン。また、彼の父親、マーティン・シーンも、同じく本作でバドの父親役で出演している。
『ウォール街』のあらすじ
若き証券マン、バドは、ウォール街の影のフィクサーであり、大富豪のゴードン・ゲッコーに憧れていた。何とか彼に認めてもらおうと、あろうことか父親の勤める航空会社の情報をゴードンに流す。バドは莫大な報酬を受け取り、成功者の気分に浸る。それがきっかけで、ゴードンからも気に入られ、パーティーで知り合ったダリアンとも、豪華なマンションで贅沢な生活を満喫する。しかし、ゴードンが父親の航空会社の買収に動いていることを知ったバドは、自分がゴードンに利用されていたことを知る。父親も心臓発作で倒れてしまい、自分のあさましさにやっと気づいたバドは、ゴードンに対して反撃に出る。
『ウォール街』のスタッフ・キャスト
『ウォール街』の感想・評価・ネタバレ
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世相とキャスティングの妙。ストーリーは相場操縦取引をトリックにしているだけで、あまりひねりはない。 なんとなくでも当時の空気感を知らないと少し見づらいと思う。マイケル・ダグラスの威圧感、チャリーシーンの若々しさ。それだけで良い。 エンディングテーマはずっこけるほどにミスマッチ。絶対にオープニングテーマと入れ替えたほうが締まる。
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証券マンのバドは、30歳までに一山稼いで業界から手を引き優雅な人生を送ることを夢見ていた。ある日、憧れていた投資家のゴードン・ゲッコーに内部情報を使って認められることになり、ハイクラスの生活を手にするようになる。 システム、ファッションの古さに、ちょっとわくわくする。全く内装いいと思わんけど。 バドのおとうさんの言葉、ルーの言葉、耳に入っていても、届くものも届かなくなる。お金って怖い。 親子共演もすてき。
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記録用
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