ステレオ/均衡の遺失

Stereo
1969年 カナダ
rating 3.5 3.5
2 0

「ステレオ/均衡の遺失」の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 2 2015年5月11日

    大好きなクローネンバーグ監督の長編デビュー作。全編モノクロで劇中音無しのフルナレーションというヌーベルバーグの影響を受けたのか受けてないのか、という感じの実験映画でした。若きクローネンバーグの妄想をそのままひっくり返したような内容でしたが、眠くなること必至です。気合を入れて見たほうがいいかも。 こうしてみるとクローネンバーグ監督作品における作風の変遷を考えることができます。クローネンバーグの代名詞とも言える初期、中期のグロテスクな表現はあくまで商業向きな外面なのではないでしょうか。本作が全くと言っていいほどグロテスクな表現がなかったことに裏付けられていると思います。さらに監督としての名前が売れ、好きなように好きな映画を撮ることができるようになった近年の作風はまたグロテスクな表現が抑え気味になっています。デビュー作を観なければ映画監督がわからない、というもはあながち間違っていないなあ、と思う次第です。

  • u44u
    u44u 5 2014年12月31日

    フィルメックスで。