ドラえもん のび太のパラレル西遊記

ドラえもん のび太のパラレル西遊記

1988年製作 日本 90分 1988年3月12日上映
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『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』とは

映画ドラえもんシリーズ第9作目。藤子・F・不二雄の体調不良が理由で、原作マンガとなる大長編ドラえもんが制作されなかった。脚本は藤子・F・不二雄のアイデアを基に、もとひら了が担当し、監督は 芝山努が務めた。同時上映はエスパー魔美と藤子不二雄Ⓐ作のウルトラB。本作では西遊記の世界をベースに、妖怪を相手に孫悟空に扮したのび太たちが果敢に戦いを挑む。主題歌の『君がいるから』を『元祖天才バカボンの春』でおなじみ、こおろぎ'73が堀江美都子と共に歌った。ゲスト声優は池田勝など。

『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』のあらすじ

新入生歓迎会で演劇を発表することになったのび太のクラスは、のび太の提案で、西遊記を上演することに。もちろん、主役の孫悟空を自分が演じる魂胆だったが、あえなく出木杉君に決まってしまう。納得できないのび太は、似ている者が孫悟空をやるべき、と主張し無断でタイムマシンに乗り唐の時代の中国へ向かう。すると、そこには自分そっくりの孫悟空がいた。大喜びで、元の時代に戻り、さっそくジャイアンたちに報告。もしそれが嘘だったら、ドラえもんのひみつ道具使い放題、との約束をさせられ、みんなで確認に行くことに。 ところが、タイムマシンの手違いで、まったく別の場所にたどり着いた一行は、当然孫悟空に会えるわけもなく。そこで、のび太がとった苦し紛れの行動のせいで、大騒動が巻き起こり……。

『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』のスタッフ・キャスト

『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』の感想・評価・ネタバレ

  • 翔

    「三人の危険が危ない!」 というわけでパラレル西遊記。本作は映画版ドラえもんの中でも一風変わった制作過程で出来上がったものなんだけれどもそこらへんは割愛。このあたりから大長編ドラえもんシリーズは黎明期を終えて全盛期へと入っていったように思える。 前回、前々回でのレビュー内でも言及させていただいたように大山のぶ代ドラの醍醐味として【えもいわれぬ不気味な恐怖】があると思っている。しかしこのパラレル西遊記はド直球で怖い。えもいわれぬとかでは無い、怖い。不気味でもなんでもなくハッキリと怖い。怖い。 ゲームをつけっぱなしにしていたら中から恐ろしい妖怪達が現実世界へと抜け出してくるというおおもとの設定からして少年達を震え上がらせにかかっている。自分たちがだらしなかったせいで人間が滅ぼされているうえに親しい人達まで怪物化しているなんてトラウマでしかない。更に言えばアニメーション自体も情け容赦無い恐ろしさ。子供向けか?コレ。 とまぁこのように、まず「怖い」という形容詞をもって語られるパラレル西遊記。明確な敵が存在するアドベンチャーストーリーとしては、攻めては攻められ出し抜いては出し抜かれといった感じで面白い。パラレルワールドとリアルな史実との擦り合わせも意外と練られていて、進むにつれて物語の辻褄が少しずつ合っていくのは観ていて楽しい。しかし、いかんせんトラウマメーカーとしてのその圧倒的存在感ゆえに恐怖面以外の箇所まで評価が及んでいないところが惜しくもある。特にテーマソングの「君がいるから」は劇場版でも三本の指に入る良曲。 文句があるとするならばクライマックス。タイムパトロールまでは許せるけれども本作やタイムマシンでの決着はズルい、どの作品もそれでカタがついてしまうじゃないか。 個人的な思い出スポットは バーチャルゲーム内でのBGMとバグ。プレイしてみたい。 P. S. この作品ではのび太のダメ野郎感がマシマシ、特に序盤。

  • 保津稔
    保津稔 3 2016年6月5日

    もっと色々と技があるんじゃないの?とか、なんであのキャラはゲームの世界に戻らないの?とか、疑問は色々あるけど、うまくまとまってて楽しかった。

  • JEREMY CRUISE
    JEREMY CRUISE 4 2016年2月3日

    小さい頃の思い出が一杯❗ドラミちゃん最強。設定やストーリーも完璧

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