
『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』の感想・評価・ネタバレ
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「三人の危険が危ない!」 というわけでパラレル西遊記。本作は映画版ドラえもんの中でも一風変わった制作過程で出来上がったものなんだけれどもそこらへんは割愛。このあたりから大長編ドラえもんシリーズは黎明期を終えて全盛期へと入っていったように思える。 前回、前々回でのレビュー内でも言及させていただいたように大山のぶ代ドラの醍醐味として【えもいわれぬ不気味な恐怖】があると思っている。しかしこのパラレル西遊記はド直球で怖い。えもいわれぬとかでは無い、怖い。不気味でもなんでもなくハッキリと怖い。怖い。 ゲームをつけっぱなしにしていたら中から恐ろしい妖怪達が現実世界へと抜け出してくるというおおもとの設定からして少年達を震え上がらせにかかっている。自分たちがだらしなかったせいで人間が滅ぼされているうえに親しい人達まで怪物化しているなんてトラウマでしかない。更に言えばアニメーション自体も情け容赦無い恐ろしさ。子供向けか?コレ。 とまぁこのように、まず「怖い」という形容詞をもって語られるパラレル西遊記。明確な敵が存在するアドベンチャーストーリーとしては、攻めては攻められ出し抜いては出し抜かれといった感じで面白い。パラレルワールドとリアルな史実との擦り合わせも意外と練られていて、進むにつれて物語の辻褄が少しずつ合っていくのは観ていて楽しい。しかし、いかんせんトラウマメーカーとしてのその圧倒的存在感ゆえに恐怖面以外の箇所まで評価が及んでいないところが惜しくもある。特にテーマソングの「君がいるから」は劇場版でも三本の指に入る良曲。 文句があるとするならばクライマックス。タイムパトロールまでは許せるけれども本作やタイムマシンでの決着はズルい、どの作品もそれでカタがついてしまうじゃないか。 個人的な思い出スポットは バーチャルゲーム内でのBGMとバグ。プレイしてみたい。 P. S. この作品ではのび太のダメ野郎感がマシマシ、特に序盤。
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もっと色々と技があるんじゃないの?とか、なんであのキャラはゲームの世界に戻らないの?とか、疑問は色々あるけど、うまくまとまってて楽しかった。
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小さい頃の思い出が一杯❗ドラミちゃん最強。設定やストーリーも完璧
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何度家族で観たことか…先生とママパパは本当にトラウマ。というかこの映画のトラウマすごい。日常の風景が異様になっていくとことか。完成度が高い。
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ストーリーが秀逸 ドラミちゃんの唐突さ
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お母さん角生えシーン小さい頃泣いてたな。だから旅に出た♪!!エンディング最高w
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終盤の駆け足な点以外はとっても楽しい 幼心に怖い奴らと戦う勇気ってのはこういうのなんだなと思わせてくれた作品
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始めてみた。 面白くなかった… てかタイムマシーンをうまく使えば丸く収まると思った(≧∇≦)