
『きのうの夜は…』の感想・評価・ネタバレ
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当時はこんな恋愛スタイルを描いた脚本が新鮮且つリアルに感じられたんだろうか。勢いで同棲して現実を知り別れ、それでも…という展開だが、結局2人が何か成長したようには見えず。お互いの親友は類型的サイドキックスで、むしろそのキャラが不快。ベタすぎる音楽の挿入はよくあることだったとはいえ、やっぱ今観るとダサいし。しかもまだ可憐だったデミ・ムーアはともかく、ロブ・ロウの良さがまったくわからん。まあ全部含めて80年代を反映してるのは確か…。
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カップルなら一度はこういった事が、あるのではないか(あったのではないか)
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なんかノリでお泊りしちゃったら予想以上に気も合うんでとんとん拍子に同棲始めちゃったんだけど、そしたら意外と上手くいかなくて、ってやつです。現代的~。 短絡的というか即物的というか、ある意味対等な男女関係が、この時代の映画(1986)にしては新鮮だったのでしょう。ベッドシーンもなかなか大胆だし、でもポルノではない、ビターな大人の恋愛映画(笑)の走りってところでしょうか。 それにしてもくっついたり離れたり忙しいなあ。 デミ・ムーアむっちゃかわいいなあ。
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予想外に面白くて続けて2回観てしまいました! 若い男女の情熱的な出会いから始まるんですが、2人が選ぶのは「好きだから結婚しよう」という普通の恋愛ではなく、「一緒に住むけど結婚はしない」という自由恋愛。 彼女を想う気持ちは強いのだけど、気分屋で自分勝手な彼。そんな彼を優しく支える彼女だが、やがて2人の気持ちはすれ違って行く… 誰しもが経験したことのある恋愛のあれこれが詰まってます。 会話のやりとりや伏線の回収がとても綺麗だったので、後から調べてみたら戯曲が基になっているとのこと。なるほど。 1986年の作品だそうですが、あまり古さを感じなかったです。