ストレンジャー・ザン・パラダイス

ストレンジャー・ザン・パラダイス

Stranger Than Paradise
1984年製作 アメリカ・西ドイツ 90分 1986年4月19日上映
rating 3.6 3.6
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『ストレンジャー・ザン・パラダイス』とは

独特のテンポと作風で、支持を受けるジム・ジャームッシュ監督の、長編映画第1作目。全編モノクロで撮影されており、音楽にもジャームッシュの個性が強く反映されている。現在でもカルト的な人気がある作品。主演に、サックス奏者でもあるジョン・ルーリーと、ロックバンド「ソニック・ユース」のドラマー、リチャード・エドソン。二人の間に入り込むヒロインを、エスター・バリントが演じている。音楽も主演のジョン・ルーリーが担当。

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のあらすじ

ニューヨークに住むウィリーのもとに、クリーヴランドに住むロッテおばさんから連絡が入る。内容は自分が入院する間、16歳のいとこ、エヴァを預かって欲しいというもの。俗世間の生活を嫌って、親友のエディと共に日々競馬や賭博で食い繋いでいるウィリーには迷惑この上ない。それでもエヴァを預かるウィリー。最初はエヴァを何とも思ってなかったウィリーだが、部屋の掃除をしてくれるエヴァが少しずつ気になりだす。趣味の悪いドレスをプレゼントしたりするが、特に進展もなく、エヴァはクリーヴランドへ帰る。 そして時が過ぎ、ポーカーで大儲けしたウィリーとエディは、なんのあてもなく、クリーヴランドへエヴァに会いに行く。

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のスタッフ・キャスト

『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2017年5月4日

    NYで暮らす男の家にいとこの女が現れ、10日間住むことに。始めは疎ましく思っていた男だったが、次第に心が惹かれていく。 ジム・ジャームッシュ長編処女作。とてもシンプルな映画で、日常を切り取ったかのような映像の瑞々しさは見事。1984年の作なので、現代邦画でも時々見られる日常ほんわか映画の始祖ともいうべきなのでしょう。 主人公の男と女、二人が画面に映る時間はほとんど同じだが明らかに男の視点で描かれています。始め女が何を考えているのか全くわからない。女が何を目的に生きているのか、についてが映画的な小さな工夫の積み重ねにより描かれていきます。平面的に切り取られる日常において女の真意が徐々に暴露されていくことで、素直に驚きを感じることができます。ラストなんてまるでどんでん返し映画のよう。ヒッチコックは「面白い映画はサイレントにしても面白い」と言いますが、本作はまさにそれが当てはまりますね。 冒頭はウォン・カーウァイ長編処女作『いますぐ抱きしめたい』(1984)で同じプロットをなぞっています。一時代を築いた映画群の源泉がここにあるということです。

  • naaaa

    とてもスローなのに最後まで退屈しないで観れた雰囲気最高映画。すべてのシーンが、切り取って額に入れて飾りたいくらい素敵。

  • S.Watanabe
    S.Watanabe 4 2014年5月29日

    2014.5/11〜18.

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