台風クラブ
台風クラブ
rating 3.8 3.8
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『台風クラブ』のmazdaの感想・評価・ネタバレ

mazda

かなり強烈なティーンズ映画。 台風がきて学校に閉じ込められた男女数人が下着でおどったり、豪雨の中歌ったり、好きな女の子を傷めつけたり、プールサイドで無邪気にはしゃいでると思えば溺れさせて男の子をいじめていたり、自殺したり、本気なのかよくわからない同性愛があったり、中学生だと思うとあまりに刺激が強すぎる。 好きな映画ではなかったけど、嫌いな映画でもなくて、とにかくすごすぎて知らないうちにどんどん惹きつけられていてうまく評価できない。 理由の見えない事がたくさん起きててどういうこと?ってたくさん掘り下げたくなるんだけど意味を求めてしまったらこの映画の良さは壊れてしまう気がする。だって中学生や高校生のその子等がやっていることのその理由なんて本人にしかわからないのは当然だと思うし、私たちがこれを観て簡単にわかったり同情や共感ができたとしたらそれはあまりに浅はかな映画になるかもしれない。 すごく差別的な言い方をするけど、この子達から歳が離れれば離れるほど、たぶんこの映画は理解できない。考えてないようで考えてるし、考えてるように見えてなんにも考えてない、それが子供。些細なことでスイッチ入っちゃって何かしでかすし、思春期という言葉だけで片すにはあまりに乱暴で、敏感でストレートで無防備で純粋なまま悪に染まってる。 これを観てちょっと危ない方向に走る人がいるんじゃないのっていうくらい、中学生の描き方が魅力的。POPEYEの男子読者が選ぶ好きな映画ダントツ1位の映画本作、だって犯罪級に女の子が可愛いもんね。納得。 いつの時代も女の子はよくわからない生き物で、男の子はわかりやすい生き物だと思う。今の邦画じゃ100%描けないものが全てつまっていた。