『スカーフェイス』の感想・評価・ネタバレ
-
度胸で成り上がった麻薬王の栄枯を描く。 スコセッシ『カジノ』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と似た構成ですが、かなり簡素化。伏線の回収、展開の面白さなどスコセッシと比べると見劣りはありますが、こちらはこちらであり。むしろ本作の後にスコセッシ観ればどちらも大満足できたのではないでしょうか。 膨れ上がった出世欲とそれに見合った実力とを兼ね備えたカリスマが成り上がりますが、その先に待つのは孤独や裏切り。出世そのものを目的としたときに、満足まで達してしまった男は次なる人生の目標を定めることができず、漏れ出る財産や信頼を抑えることができない。観ていてとても辛くなります。浅学の恥を偲んで書きますが、豊臣秀吉も晩年は似たような感じだったのではないでしょうか。僕も会社に入り、漠然とした出世欲はありますが、その先に何があるのか。生きていく上で大切なものを見定めるべきだと感じます。 デニーロと比べ暑苦しいアル・パチーノですが、ラストの銃撃戦はお気に入り。ターミネーターみたいな人出てくるし、展開もヤケクソだし、最後むちゃくちゃ叫ぶしで好きです。
-
バイト先のシェフから「来週の水曜日までに絶対観ろ」と貸された4本の映画のうちの1つ。 シェフはいいセンスをしてる。オススメされる映画にハズレがない。 キューバから移民してきたトニー・モンタナが麻薬王として頂点に登りつめ、堕落していくお話。アメリカン・ドリームを追い求めた男の栄枯盛衰とでも言うべきか。結末に待ち受けるものはあまりにも残酷で、「こんな悪党に人生でもう会えないぞ」と言うトニー・モンタナだか、彼の暴力的な野心、不器用が故に裏返しになってしまう愛情を思うと涙が出てしまう。 アル・パチーノ演じるトニー・モンタナは上昇志向が強く、欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れる。野生的ではあるが男の中の男とも言える存在で、終始トニー・モンタナに痺れる。 自分はこうはならないと分かってはいるものの男として憧れてしまうのも確かである。 ってか、99人もレビュー書いてて平均点が4点と言うのもすごい。本当に面白かった!!!
-
自分しか信じられなくなる、女と子供と家族に対して異常なまでに慈悲深い男の話
-
記録用
-
アルパチーノの気迫が凄い。 成り上がったチンピラが不安で仕方なくて次第に自滅していく。 とにかくアルパチーノが凄い。
-
義理と度胸で瞬く間に出世していくアウトローの話し。これぞ極道の生き様って生き方をしてるトニーモンタナが本当にカッコいい映画。中盤から上手くいきすぎてコカインに溺れ感情のコントロールを失い孤独になり最後はマシンガンをぶっ放し戦死と言う極道っぷりに圧巻です。名画ここにあり。
-
アル・パチーノ!以上。
-
アルパチーノが小金掴んでイキって撃ち殺される話
-
キューバ移民のチンピラが海を渡りアメリカの裏社会で成り上がるストーリーだけれどギャング、マフィア映画の醍醐味も大事にしつつアル・パチーノ演じる主人公トニーモンタナの人格形成にも抜かりなくスポットを当てていて3時間近くダレずに鑑賞出来た。 裏切り者は容赦なく始末してきたモンタナだけど女子供に殺らないという慈悲もあり、複雑で崩壊気味なアル・パチーノに魅了された。 ミシェル・ファイファー演じるエルビラは実は頭が良く、モンタナ妹のジーナは若くて未熟な純真さが仇になって身を滅ぼす・・・。 一言じゃ語りつくせない作品。
-
アル・パチーノ演じるトニー・モンタナの壮絶な人生。一文無しのキューバのチンピラから己れの度胸と仁義だけで成り上がり、金も女も豪邸も手中にするが、野心と疑心暗鬼が暴走し歯車が狂い始めやがて全てを失う。。仁義を尽くし女子供は殺らないという自分の信念を貫くとはいえ、人を殺し麻薬取引を行うトニーは暗黒街で生きる極道以外の何者でもない。なのに、観ているうちに、その極悪非道なトニー・モンタナに入れ込んでしまい、彼が築いてきたものが崩れていく顛末と堕ちていく姿に、たまらなく切なく哀しくなってしまう。アル・パチーノは何かが憑依したかのように完全に役になりきっていた。マフィア、栄華転落、アル・パチーノつながりで、どうしてもゴッドファーザーと比べたくなるけれど、2つの作品の魅力は似て非なるものだと思う。ゴッドファーザーの壮大な世界観には及ばないけれど、こちらは太く短く狂犬のような荒々しさで魅せるという点でキャラの強烈ぶりが際立っている。信用を糧に成り上がったはずの男を破滅に追いやったのは、自分しか信用できなかった自分自身だと思うとやるせない気持ちになる。The world is yoursの文字が哀しい。
-
キューバから反カストロ主義者として国外追放されたトニー(アルパチーノ)がアメリカで麻薬の売買により一攫千金を狙う ある時トニーがふと空を見上げた時、飛んでいた遊覧船には The world is yours.(世界は君のものだ) の文字が それに感化され次第に富や名声を手に入れ愛する女と結婚し 成功者へと成り上がるが 成功していくに連れて人間不信になり、妻や兄弟の言うことにも耳を傾けなくなる そうして自らも麻薬に溺れていき 妻に逃げられ 自分に内緒で妹と結婚していた兄弟をも殺し 最後は取り引きをしくじってしまったボリビアの取り引き相手から 自らの邸宅へ武装集団を送り込まれる その武装集団に愛する妹さえも殺され 怒り狂うトニーがマシンガンを乱射しながら立ち向かっていくラストシーンはまさに狂気 そうして最後はその集団の一人に撃ち殺され二階からプールへと沈む そのプールには自ら設置したオブジェに記された The world is yours(世界は君のものだ) の文字が水面に映り込んでいた バッドエンドだが一人の人間がどんどん自滅していく様がうまく描かれているギャング映画
-
面白かった! が今見るとやっぱ古いのと、アル・パチーノって何やってもアル・パチーノだな、って思った(笑)ギャングの成り上がりから衰退まで、盛者必衰を描いてます。こういうのが好きな人にはトコトンハマると思う。
-
GTAヴァイスシティーの世界観はこの映画。終始銃を撃つシーンがとにかく良い。悪い仕事してるハラハラドキドキなシーンがもうちょい欲しい。
-
アル・パチーノ その感想しかないかな この内容で三時間弱は長すぎた……… しかも音楽も映像もカッコ良くないしさ
-
DVD
-
圧巻の演技。後半の堕落していく様子が見応えがあって、良かった。 最後は、できれば妹に殺されて欲しかったけど。 完全なる悪役のアルパチーノさんは、観た映画の中ではこれが初めてだった。 最後の最後、トドメをさされるシーン、良かった。
-
ヒップホップヘッズの基礎教養
-
例え先が破滅でも 憧れる生き方です
-
DVDで 長い かっこいいんだけど音楽があんまり好きな感じじゃなかったからのめり込めず〜( ; ; ) 「暗黒街の顔役(1932年)」もDVDで
-
覚せい剤の山に鼻突っ込んで吸うとこ、あれはもう撃たれなくても死ぬでしょ!