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『小さな悪の華』のスタッフ・キャスト
『小さな悪の華』の感想・評価・ネタバレ
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綺麗な景色に美少女ふたり。 けど音と行為が気持ち悪くなる。 思い込みに閉鎖的な、 甘やかされた環境。ラストは衝撃だけど 少女たちはきっと満足だろうな。。
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二人の笑い声が耳から離れない
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キリスト教徒、寄宿学校住まい、親に甘やかされて育った15歳の少女2人。 ボードレールの『悪の華』に感化され 「サタンの下僕となり、とにかく片っ端から悪い事をしてやろう」と言う考えに酔っちゃってる。 思春期の女子特有な、あの感じ。 無邪気に男を誘惑して襲われそうになったり、小鳥殺したり、シスターの秘密をバラしたり、放火したり、もうやりたい放題。クスクス笑ってとっても楽しそう。 特別な私達のやる「秘密」だから、全て許されると思ってる。 それは、子どもが蟻を片っ端から踏み潰す。欲しくもない物を万引きするスリルのような...。 悪意を悪意とも思っていない純粋さ。 その先には進みたくはないし、永遠に2人でいたい。 彼女達がもう少し成長したら、サッと波が引くように目が覚めるんだと思うんだけどね。 この映画から何を感ずると言えば、退廃的、少女のエロス。 70年代当時、フランスで上映禁止になるのも当たり前だわ~くらいの過激さなんだけど 花冠を頭につけてスケスケの白いネグリジェを着た2人、下着姿にやっぱ目が行く。 見ちゃいけないもの観てるような不思議な感じ。ロリータ嫌いじゃない。