ピアニスト
ピアニスト
LA PIANISTE
2001年製作 フランス・オーストリア 132分 2002年2月2日上映
rating 3.5 3.5
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『ピアニスト』の感想・評価・ネタバレ

  • nue

    主人公があまりにも歪んでいて見てて苦しかった

  • sykst

    うぅ。久々にフランス映画。ガツンと痛い。色んな意味で痛い。自らを傷つけるシーンからちょっと血の気が引いてしまって心にグサグサ。この感覚久しぶり。

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2016年8月16日

    母を疎ましく思いながらも共依存の関係を続けているピアニストの女。厳しい抑圧の中で生きてきた女は、性的欲求を常に求め歩いている。そこで出会った愛に無垢な美青年。少々強引に女を誘惑し、そして女は屈する。誰かに依存しなければ生きていけなくなった女の悲劇です。 洗練されたクラシックの音色に乗せて語られるには、とても汚くそして人間らしい欲望。この激しいコントラストにクラクラしてきます。理性の仮面を被った女が一瞬で脱ぎ捨てる様やその後の衝撃的な展開など、一瞬にして目に見えない何かが崩れていく様子の描き方がすごい。それもハネケらしい静な映像によって引き立てられているのです。 主人公が最も好きだ、というシューベルト。劇中では強弱とメリハリの激しい曲を書くとされ、とても醜いと評されます。バッハではなくシューベルト。この辺りの好みにも主人公の性癖が如実に表れているかと思います。 美青年が親子関係の破壊とも言える乗り込みをしてくるこの映画、ハネケ自身もお気に入りなのであろう『ファニー・ゲーム』のセルフリメイクかに見えます。『ファニー・ゲーム』で登場する空っぽの殺人者の中身に愛を詰め込んだかのような青年でした。

  • ののはな
    ののはな 4 2015年2月18日

    ミヒャエル・ハネケ監督作品。 幼い頃から母親に生活の全てを支配されてきた中年女性エリカ。名門音楽院でピアノ教授として働く日々だが、母親からの呪縛は続いていた。「共依存」と言う言葉がありますが、この親子はそれの斜め上をいっちゃってます。 母親からピアノを弾くことだけを強制され感情を抑圧された彼女は「愛」を知らない。ピアノへの情熱は強く表現力も高いのに、人への「愛し方、愛され方」はわからない。彼女の性癖にはドン引くものがありますが、それも致し方ないような気がします。狂気、暴力…血なまぐさいし、痛々しくて不快感が強く、観た後に置いてけぼりにされるような映画ですが、映画の全てが心に傷のように刻まれました。しばらく頭から離れなかったです。ハネケ監督の思惑通りみたいな気がしてちょっと腹が立ちます…。

  • momikuchan
    momikuchan 3 2014年10月26日

    病的な。 ピアノに惹かれて解説も読まずに観たので前半は変態度合にチャンネルが合わなくてひいたけど把握できてから後半は予想通りでまぁ。静かに物語が進むのもリアルでいい。 もっと感覚的にしたかったのに観賞用に掘り下げた感を感じて少々勿体無く感じた。冒頭クレジットの演出が好き。ラストの顔が笑えた。刺激テンポのいいラストだったと思う。

  • tmmyon

    ハネケ監督の『白いリボン』が謎すぎて他のを見る気にならなかったんだけど、これは有名なので見ておこうと思って…。 なんか凄い映画です。全然予測出来ないからなにも考えずに見ることをすすめます。 これは「毒母」の話ですね。自己承認欲求を満たす為に子供を利用する親っていますよね。つら… このジャケットの画から「あーすごいラブシーンなのかな」と思ってたらやたら複雑なシーンだった。 あ、あとエリカが風呂でカミソリで性器を切ってる?シーンがあったんだけどあれはどんな意味があったんだろう? エリカの年齢設定は39歳らしいけど、50歳くらいに見えた。

  • えりこ
    えりこ 3 2014年6月26日

    なんとまあ凄まじい愛と狂気の世界。 ハネケ監督らしいというか… 色々と衝撃的なシーンが満載でした。

  • ゆう

    近所のTSUTAYAにやっと入ったー!と思って借りて見たものの衝撃的だった。見終わった後に衝撃が大きいかも。 39歳にしてあの地獄は凄い辛いんだろうな、、、 ミヒャエル・ハネケ監督は出す作品出す作品問題作と言われますね。

  • senceofwonder
    senceofwonder 3 2014年3月24日

    アートワークに騙された。 ピアノにまでカビが生えそうな映画。

  • 928uhen

    2013/03/11 ミヒャエル・ハネケ監督の、問題作ですね問題作、これは。 母親からの過保護のもと育った主人公の女性はピアニストで、中年になった今でも母親と二人で暮らし、抑圧されています。ピアノ以外で自分の感情というものを表現することができません。そこへ、一人の魅力を備えた青年が現れ、2人は惹かれ合っていくのですが、感情の出し方、愛し方を知らない主人公にとってこれは悲痛なことでもあり… 語られる「性」の部分は異常を極めており、見ていくうちに絶望のようなものを感じました。しかし、見ながら気づくのです。多くの人が持つであろう、自分の中のあの主人公然な部分を… あの救われないラストシーンと、エンドクレジットへの余韻が頭を離れません。

  • sekhisako
    sekhisako 5 2012年7月4日

    大好きな映画。ハネケ作品といえばこれだろう…。 マゾヒズムとかフェティッシュのテーマが関係する映画って、「実は過去にこういう事件があって云々…」って明かしていくような作品が多いんだけど、それってつまらなくて興ざめ。 この作品も、主人公の女性の母親との関係がこじれ気味なことはわかるが、あくまで淡々としているし、それよりも主人公の行動の痛々しさが上回ってきて、主人公の過去だとか家庭環境とかはさほど気にならなくなってくる。 真剣に観ているつもりでも(だって主人公はその恋愛に真剣そのものだから!)、エスカレートする行為に対し、気持ち悪さのような、少し気持ちが分かるような、でもやっぱりかっこ悪くて滑稽で、笑いたくなってくる(私は笑った)。 映画を観ていてこういう体験をできるのはハネケ作品くらいかなぁと思っている。

  • 田辺大樹
    田辺大樹 4 2012年6月17日

    39歳処女。ピアニストとして厳格に育てられ、老いた母からいまだに子供のように帰宅時間などで叱られる。表向きにはストイックだが、歪んだ性がどんどん現れる。笑えない、どうしようもないイタい女。 緊張感となかなかリアリティのある作品だった。

  • kusouichirou88
    kusouichirou88 0 2012年5月15日

    痛い