永遠の僕たち

永遠の僕たち

RESTLESS
2011年製作 アメリカ 90分 2011年12月23日上映
rating 3.8 3.8
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『永遠の僕たち』とは

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『ミルク』で知られるガス・ヴァン・サント監督が贈る、死に向き合おうとする若者二人の切ないラブストーリー。デニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパーが、両親を事故で失って以来、死を上手く受け止められない少年イーノック役を。そしてイーノックが恋に落ちる余命数か月の女性アナベル役を、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカが演じている。そして、イーノックの唯一の話し相手の幽霊を『それでもボクはやってない』の加瀬亮が共演し、重要な役割を果たしている。

『永遠の僕たち』のあらすじ

ある日、自動車事故で両親を亡くしてしまった少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)は、その時に自身も臨死体験を経験し、それ以来、第二次世界大戦中に神風特攻隊員だったヒロシ(加瀬亮)という日本人青年の霊が見えるようになる。「死」と上手く向き合えず、心を閉ざしてしまったイーノックにとって、ヒロシが唯一の話し相手になってゆく。ある時、イーノックはアナベル(ミア・ワシコウスカ)という少女に偶然出会い、二人は恋に落ちる。しかし、アナベルはガンを患っており、余命3か月と告げられていた。必死で「死」と向き合おうとするアナベルの姿に触れ、イーノックはどのように変わっていけるのか……?

『永遠の僕たち』のスタッフ・キャスト

『永遠の僕たち』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 4 2月19日

    心を痛めた少年は他人の告別式に参加を続ける。そこで一人の少女に出会う。 ガスヴァンサント監督作品。少女は少年と出会ってすぐに余命3ヶ月の診断をくだされる。すっかりおなじみとなってしまった余命モノの映画だ。この手の映画がジャンル映画として低く扱われるのは、短い寿命が別れの装置にしかなっていないからである。その点で本作は死への深い洞察が加わる。寿命短い少女、臨死経験のある少年、さらに加瀬亮演じる旧日本兵の亡霊という三者ともに死への密接な繋がりがある。彼らの死生観は我々凡人が身につけているそれとは違い、彼らの別れには学ぶところが多い。単なる余命モノに収まらない見事な映画だ。 ミア・ワシコウスカを最も魅力的に収めたフィルムと言えるだろう。彼女の携えたオールドな魅力は過去の名優たちを彷彿とさせる。この映画が2011年に撮られたということにも驚きを禁じ得ない。

  • c

    喪失はひどく辛いけど、愛しい人と過ごす時間が勇気をくれて、会いたいなあって思える人がいてその人と過ごせる時間があることを大切にしたいと思った

  • くろねこのどれい
    くろねこのどれい 3 2016年2月28日

    岡崎京子みたいな世界かと思ったけれど、それだけではない映像の冷たい美しさに魅了された。 加瀬亮が演じた日本兵は外国からみたニポンにありがちな不自然さがなく、素晴らしかった。

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