タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
THE ADVENTURES OF TINTIN:THE SECRET OF THE UNICORN
アメリカ 2011年12月1日上映
rating 3.5 3.5
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『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』のs_p_n_minacoの感想・評価・ネタバレ

s_p_n_minaco
s_p_n_minaco 0 2016年8月28日

すんごいCG技術でもって、あの漫画世界を再現した冒険活劇。タイトルバックと冒頭の作者エルジェはファンへのサービス。あとはずっと『インディ・ジョーンズ』以上にスピーディなアクションが展開する。もちろんハドック船長、デュポン&デュポン、カスタフィオーレ夫人やムーランサール城も忠実に登場(CGスノーウィーは可愛くない)。吹替えで観たが、ハドック船長お得意の悪態言葉までちゃんと出てくるとは嬉しい。モブシーンもきっちりエルジェ作画風だ。 でも、再現度が高いことと映画としての楽しさはまた別なんだな。もともと漫画は少年記者タンタンがリポートする世界がもう一つの主役であり、美しい絵と緻密な描写でそれを伝えてくれたのだ。けど時代背景や世界情勢を省いて、古き善き純粋活劇に徹したこの映画は、映像が凄いだけにアニメでも実写でもない「ゲーム感覚」になってしまう。『パディントン』みたいな捻りもない。スピルバーグならではのカメラワークは醍醐味なんだけど、むしろジェイミー・ベル、ダニエル・クレイグ、ニック&ペッグの実写で観たかった。せっかくハマってるのに勿体ない!しかし、脚本もエドガー・ライトやスティーヴン・モファットって何で英国に拘ったんだろう?ピーター・ジャクソンの都合? 続編2作の進展が聞こえてこないんだけど、確かにこれは方向性間違えたかも…。