白い肌の異常な夜

白い肌の異常な夜

THE BEGUILED
アメリカ 1971年12月4日上映
rating 3.8 3.8
9 3

『白い肌の異常な夜』のスタッフ・キャスト

『白い肌の異常な夜』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 1月30日

    南軍から逃れてきた北軍の兵士の男を助けたのは南軍の女学校に住う生徒。敵である男を女ばかりの場所に迎え入れることに抵抗する彼女たちだったが…。 クリント・イーストウッド主演、ドン・シーゲル監督による映画。イーストウッドの初監督作品は同年の『恐怖のメロディ』であり、本作はドン・シーゲル監督作となっているが、イーストウッドの意向も大きく反映された映画と言えるとされている。女(ここは敢えて性別を)に痛めつけられる映画が多いイーストウッドだが、本作でそれは既に極値に至っている。イーストウッドらしくなく女たらしの最悪男だし、足の切断は去勢のメタファーである。とにかく女に片っ端から手を出し、ボッコボコにやられるイーストウッド。男性性を否定するフェミニズムな映画であることに間違いないが、それは本作ではカタルシスとして昇華されているように思う。 ソフィア・コッポラが本作のリメイクを撮ったが、本作とは違ってそちらは女性目線になっている。こちらも大変面白い映画だった。

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2016年9月10日

    これは監督ドン・シーゲルだけど、イーストウッド作品って殆どが「女怖い」映画だ。怖いから女性を酷い目に遭わせるし、怖いくせにすすんでその犠牲になりたがる。そんな非常に偏った女性観で自虐的にマチズモをこじらせてるイーストウッドがはまり役すぎ。敵だけどハンサムでセクシーな負傷兵の彼は、禁欲的な女学校に潜む欲望に火をつけ、その生け贄になっていく。意味深なモンタージュを多用して女たちの恐ろしさがおどろおどろしく、ねちっこく描写されるが、それより最初からイーストウッド自身のダダ漏れする被虐願望に引く。何せ子供にまでなあ…(子役が一番怖い役だが)。ソフィア・コッポラが再映画化するそうだけど、今なら誰がこの役やれるのか思いつかない…スコット・イーストウッド?

  • Ryoco

    これは物凄く異色な作品でした(笑) 男の中の男!な役柄が多いイーストウッドが嫉妬に狩られた女達に抹殺されると言う時点で衝撃です・・・。 南北戦争の負傷兵のイーストウッドが女学院の生徒に助けられて女だらけの園で療養します。男からしたらパラダイスなんですが、欲求不満の飢えた女達が次第に本性を露に・・・。 脚を切断するシーンは冷や汗物・・・。少女でも熟女でも嫉妬に狂えば鬼畜になる恐ろしさ!ゾワゾワ。

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