
『クリスマスのその夜に』とは
舞台はノルウェーの小さな町。年で一度の特別な日、クリスマスを大切な人とつながりたい、一緒に過ごしたいと思う人々の思いを、戦争の傷跡残る旧ユーゴスラビアの少年との対比で綴る。『キッチン・ストーリー』『ホルテンさんのはじめての冒険』など、ユーモラスで心温まる作品で知られるベント・ハーメル監督の、切なくも優しい人生賛歌だ。
『クリスマスのその夜に』のスタッフ・キャスト
『クリスマスのその夜に』の感想・評価・ネタバレ
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愛情とスルー、スルーできなくて愛情。
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ノルウェーのクリスマスイブ。誰もが暖かくて何もかもを包み込んでくれる家に帰りたいと思っているけれど、中には暗闇と雪の中で立ち止まってる人もいる。ほんのりと切なくなる話だった
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クリスマスの夜を舞台にいくつかの話を展開させるというあらすじを読み、ニューイヤーズイブやバレンタインデイを想像していたけどだいぶ違った。 もっと落ち着いた雰囲気の"クリスマスの夜"だった、前に挙げた二作のようにワクワクウキウキしてキラキラ輝くような人たちばかりではないのでその点この映画の視点は面白かった。 色々な問題を抱えてる人たちがそれぞれのクリスマスを送る。 夜の闇と共に静かーに過ぎ去って行くその夜を幸せに過ごし切ったり、安心できたり、ちょっと復讐できたり、結局虚しかったりなんだか不思議な雰囲気の映画だった。