東京物語

東京物語

1953年製作 日本 135分 1953年11月3日上映
rating 4.1 4.1
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『東京物語』とは

小津安二郎監督によるモノクロ映画である。脚本は小津と『落葉日記』の野田高梧が共同で執筆している。小津安二郎監督作品で、常に撮影を担当している厚田雄春が、今作でもまたタッグを組んでいる。自立した子供たちを訪ね、上京してきた夫婦の葛藤を描いた作品。夫婦役を演じるのは『君の名は』の笠智衆、東山千栄子。他には原節子、香川京子、山村聡、三宅邦子らが名を連ねる。この作品は数度にわたり、テレビドラマとしてもリメイクされている。

『東京物語』のあらすじ

老夫婦の周吉ととみは故郷の尾道から、東京に向かい旅にでる。道中、大阪に住む三男に会い、東京では長男や長女の家を訪ねるのだが、すでにそれぞれの生活があり、あまりかまってもらうわけにもいかず、変化に切なさを覚えるのだった。だが、戦死した次男の嫁、紀子だけは変わらずに二人に接し、東京観光に連れ出してくれた。同郷の古い友達とも会うことができた周吉たちはさみしい中でも満足して尾道に帰っていったのだが、帰郷して数日後、とみが脳溢血で倒れてしまうのだった。地元に住む末娘の京子は兄弟たちにそれを知らせ、みんな尾道に帰ってくるが…。

『東京物語』のスタッフ・キャスト

『東京物語』の感想・評価・ネタバレ

  • Miyu

    授業で鑑賞

  • イワ

    戦後の核家族化によって孤立を余儀なくさせられた老夫婦、二人だけの物語をあそこまで強調したあとでの死別、その後の物語は一見楽観的に見えてその実どこまでも透徹した絶望によって貫かれている。 場を切り取るロングショット→海へ 死の表象としての無音は圧巻 それぞれが第二の家庭を持つ子供達と違って紀子にとっての第二の家庭が擬似的に老夫婦に投影されていた可能性 #ネタバレ

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