ドラゴン・タトゥーの女
ドラゴン・タトゥーの女
THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
2011年製作 アメリカ・スウェーデン・イギリス・ドイツ 158分 2012年2月10日上映
rating 3.6 3.6
712 100

『ドラゴン・タトゥーの女』のochinchin0203の感想・評価・ネタバレ

ochinchin0203
ochinchin0203 0 2012年2月13日

毎度のことだけど、デヴィッド・フィンチャーの映画はオープニングからかっこ良い。オープニングが本編に直結していようと、独立していようと文句無くかっこいい。モノトーンな映像にカレンOが歌う移民の歌が乗っかって、ケチがつくようなもんになる訳がないですね。 そのド迫力のオープニングからラストまで息もつかせぬ展開が続く、と言いたいところですが、正直、ハリエットの件以降が若干引っ張り過ぎ、蛇足な様な気がしました。それでも面白かったけど。 まあ、なんと言っても見所は主演二人の演技でしょう。ダニエル・クレイグの伊達オヤジぶりはよかった。敏腕のジャーナリストという設定だけど、極端に出来る男に見せない人間臭い演技は素晴らしかった。 そして、ルーニー・マーラ!この人の演技が素晴らしい! 大胆で、残忍で、かつ冷酷。なのに、ラストで垣間見せる繊細さや弱さ。すごかった..。とにかく脱いでるし…。彼女の絢爛豪華な出自を置いてもあれだけ体当たりであの型にはまらないリズベットという役を演じきった業績は評価されるべき。アカデミーのノミネートにも納得。 物語全編通して不穏な影を落とすトレント・レズナーとアティカス・ロスのサントラも物語の不気味さを強調するのに大いに貢献してたし。満足。 一個だけ、文句を言うなら、あの出来の悪いAVみたいなモザイクだけはいただけない…。あれが有るのと無いのとで何か大きな違いがあるとは思えない。むしろ、不自然すぎて逆に気になるくらいだったので、是非やめていただきたい。 何にせよ面白かった。ハードルを高めに設定してたけど、軽々飛び越える満足度。おすすめ。