或る夜の出来事

或る夜の出来事

It Happened One Night
1934年製作 アメリカ 105分 1934年8月29日上映
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『或る夜の出来事』とは

1934年アカデミー賞作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞の5部門を受賞したロマンティック・コメディの名作。原作はサミュエル・ホプキンス・アダムズ著『夜行バス(Night Bus)』。監督は本作の後『オペラハット』『我が家の楽園』でもアカデミー賞監督賞を受賞しているフランク・キャプラ、脚本は前述の2作も担当しているロバート・リスキンである。主演のクラーク・ゲーブルは本作で米国のみならず日本や欧州諸国にその名を知らしめた。

『或る夜の出来事』のあらすじ

大富豪の一人娘エリー(クローデット・コルベール)は父アンドリュース(ウォルター・コノリー)の反対にも関わらず、プレイボーイの飛行士ウェストリー(ジェームスン・トーマス)と無断で婚約を結ぶ。娘の勝手な振る舞いに怒りを覚えたアンドリュースはマイアミ港に停泊させていたクルーザーに娘を監禁、だがエリーは海に飛び込み脱出に成功、ニューヨーク行きの夜行バスに乗車した。車中、エリーは些細なことから失業中の新聞記者ピーター(クラーク・ゲーブル)と座席争奪戦を繰り広げるが、娘を心配したアンドリュースが新聞に掲載した記事を知っていたピーターはスクープ狙いで彼女に同行することとなる。二人の愉快な旅はハプニングの連続で、ほうぼうの体でニューヨークに到着した時、二人を待っていたのは思いがけない展開だった。

『或る夜の出来事』のスタッフ・キャスト

『或る夜の出来事』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2018年11月21日

    結婚に反対する大富豪の元から逃げ出した令嬢。彼女は婚約者の待つNYまでバスでの移動を試みる。そのバスの車内で一人の男性と知り合い…。 実にテンポが良く面白い。ずっと喧嘩ばかりの二人が徐々に打ち解けて、やがて結ばれます。結ばれるのですが、その結ばれ方が面白い。映画のギリギリまですれ違うのですが、ある人物の協力もあり、思い直したヒロインが車に乗り込みます。乗り込んで、その後ヒロインや男の姿は映ることはありません。状況だけで二人が結ばれたことを示すのです。二人が満面の笑みで抱き合っていることは容易に想像できますが、そのドラマティックなシーンをあえて映さない。そこはみんなの脳内で勝手に補完しておいていただく、ということでしょうか。巧妙〜。 月光に照らされる撮影がとっても綺麗。どうなんですかね、白黒の映画だと普通にこんな風に撮れちゃうものなのかな。それともキャプラだから?

  • けんしろー
    けんしろー 4 2018年6月24日

    親の押し付けた結婚を嫌い逃げ出したお嬢様が旅先で凄腕の新聞記者と出会い、互いに惹かれ合う。見所満載。ラスト15分の父親が素敵でした。

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2015年5月25日

    男女が喧嘩をしながらも結局くっつくってだけの映画だけどキャプラの演出が憎らしい程上手い、クローデット・コルベールのヒッチハイク場面が可愛らしい。

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