太陽を盗んだ男
太陽を盗んだ男
日本 147分 1979年10月6日上映
rating 4.2 4.2
60 20

『太陽を盗んだ男』のDaiki Kinoshitaの感想・評価・ネタバレ

Daiki Kinoshita
Daiki Kinoshita 4 2017年10月21日

本当に面白かった。 ブラックユーモアあふれつつ、コミカルに人間が描かれていた。物語の設定上都合の悪い壁はコミカルになかったかのように乗り切り、クレイアニメーションを見ているかのような演出。 結局主人公は自分のスゴさを認めて欲しいと強く思うが故に菅原文太に喧嘩を売り、世間へのアピールをし、自己肯定の強さが伺えた。キャラは全然違うけど、男のそういうエゴみたいなところがデスノートのライトのようなそんな気にも思えてくる。 原爆を作るシーンでは、ワクワクが止まらなかったが、あの瞬間に主人公のタイムリミットが動きだし、この映画そのものが主人公の余命として描かれていが、何より最後は結局自滅というような形で終わる。 プルトニウムを簡単に盗めたり、まんまと原爆を取り返せたり、ビルの屋上から落ちてた電線と木に引っかかって奇跡的に生きてたり、地味に学校の庭でやってたターザンとかがしっかり繋がっていてアホかと突っ込みたくなった。 ありえないカーチェイスや上半分がえぐれる山下の車とか、ヘリコプターに片手でしがみついてくる山下とか、何発撃たれても起き上がる山下とか、とにかく山下本当にゾンビだった。 水谷豊さんや西田敏行さんも若々しくて、とても新鮮な気分でした。 見る価値大有りの作品です。