
『最高の人生をあなたと』とは
『ぜんぶ、フィデルのせい』で鮮烈デビューを飾ったジュリー・ガヴラス監督の最新作は、“還暦“を間近に控え“最高の人生“を模索する夫婦の物語。『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニと『蜘蛛女のキス』のオスカー俳優ウィリアム・ハートが、円熟の夫婦像をフィルムに焼きつけていて見逃せない。ビタースウィートな人間ドラマだ。
『最高の人生をあなたと』のスタッフ・キャスト
『最高の人生をあなたと』の感想・評価・ネタバレ
-
2012.12月に鑑賞
-
イザベラ・ロッセリーニ、還暦間近でこれでもかと老いを見せても、まだまだお美しい。彼女と長年連れ添った夫(ウィリアム・ハート)が老化を目の前にしてジタバタする様が、愛嬌たっぷり軽妙に。老いを認めようとしない男と老いを受け入れようとする女とのギャップ、老人たちの本音など、頷かされちゃう。監督は『ぜんぶフィデルのせい』の人で、まだ若いのに観察眼が面白いな。
-
“歳相応”を良い意味で受け入れるべきか、いつまでも若い気持ちを抱き続けるか?映画は60歳を前に悩み奮闘する話だったけど、何歳でも思い当たるテーマかな。 #映画