俺たちに明日はない

俺たちに明日はない

Bonnie and Clyde
1967年製作 アメリカ 112分 1968年2月24日上映
rating 3.9 3.9
96 17

『俺たちに明日はない』とは

1930年代の恐慌時代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの逃避行を描いた犯罪映画。公開当時、ハリウッド映画界は『ヘイズ・コード』と呼ばれる自主規制制度に縛られていた。生ぬるいセックス描写、血も出ない暴力表現に飽きられ、劇場に観客が入らなくなっていた。この状況を打破すべく作られたのが本作である。大胆なヌード、衝撃的な銃撃シーンは映画界に革命をもたらした。アメリカンニューシネマの先駆けと呼ばれる所以である。

『俺たちに明日はない』のあらすじ

出所したばかりの自動車泥棒クライドは、盗もうとした車の持ち主・ボニーに見つかってしまう。だが、ボニーはクライドの犯行をとがめるどころか、自分を連れ出すように頼む。彼女自身、片田舎のウェイトレスとして過ごす日常に嫌気が差していたのだ。途中、ガソリンスタンドの店員モスも仲間に加える。 しかし、銀行強盗の最中にモスの失敗が原因で、クライドは人を殺すハメになってしまう。それでもクライド達は、クライドの兄バックとその妻も加え強盗団を結成、逃避行を続ける。新聞が大々的に報道するうちに、強盗はしても貧しい者からはお金を奪わないクライド達は、庶民のヒーローのような存在となってゆく。無事に逃げ切った後のことを楽しげに語り合う、クライドとボニー。しかし、警察の捜査の網は、着実に狭まっていたのであった。

『俺たちに明日はない』のスタッフ・キャスト

『俺たちに明日はない』の感想・評価・ネタバレ

  • けんしろー
    けんしろー 2 2016年12月25日

    出所した男が田舎町に住む女の母親の車でうろうろする所から始まる。 退屈な人生の女は男に着いていき 目の前で強盗をする彼に刺激を受ける。 やがて二人で銀行強盗をし仲間も増える。 女は男に身体の関係を求めるが男が拒否 しかし愛情は変わらなかった。 自業自得であるが 罠をしかけられ最後は警官に一斉射撃される。 物語はかなり前なので なかなか着いて行けなかったが ラストはここまでするの?と思った。 だがこれは実話 ラストのカット割りは印象的です。

  • えりこ
    えりこ 4 2016年8月31日

    アメリカン・ニューシネマの代表的作品です。 ですが今まで未見でした… と言うのも、以前何かの映画特集番組で、この作品のラストシーンが流されていて、それに衝撃を受けてしまっていたからです。 結末やラストは分かっているけれど、やはりこの作品を観たいと思い、鑑賞しました。 ボニーとクライドは実在したカップルで、映画の中でも破滅的な人生を送っていて、観ていて苦しくなってしまいました。 大恐慌時代だからこそこのカップルはこんな人生を送ることになったんだろうけど、もし違う時代に生まれていたらどうなったのかなぁと… あのラストに至るまでの過程をようやく知った訳ですが、映画の内容ってその時の自分の状態にも影響してくるなと思いました。心身ともに辛い今、果たしてこの映画を観て良かったのかは分かりませんが、間違いなく歴史的な傑作のひとつだと思いました。この映画に出演していた、ジーン・ワイルダー氏が最近亡くなりました。合掌。

  • Ryoco

    もっと早く観ておくべきだった、名作。 有名なボニーとクライドを演じたフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティの2人が魅力的過ぎます。 平凡な毎日に嫌気が差してたボニーの元に甘めルックスのセクシーな強盗クライドが現れて伝説の逃亡劇が始まります。 犯罪、ロードムービー、ラブロマンス、3つの要素全てを満たしていて時間を忘れて見入ってしまった。 結末は知っていたがジーザスな最期です…。 ジーン・ハックマンの最期も中々ジーザス…。

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