
『黒薔薇昇天』のスタッフ・キャスト
『黒薔薇昇天』の感想・評価・ネタバレ
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芸術家肌のブルーフィルム監督は主演女優の妊娠が発覚し撮影を中断せざるを得なくなる。新たな女優を探して監督は歯医者へ。 神代辰巳監督のロマンポルノ。神代辰巳監督がポルノを撮ることについた再考したような映画と言えるだろう。取り憑かれたように撮影に執着する監督に出演を迫られる女優。撮影により自らの肌を晒すことで抑圧からの解放されるのだ。これらを非常に軽妙な語り口で展開させていく。おそらく現代では全く受け入れられない感覚だろうが、この時代はこれでよかったのである。谷ナオミ、芹明香などトップ女優を出していながらそれらを全て食ってしまう迫力の岸田森。特異な俳優だ。
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撮影と編集のデタラメさに絶句。70年代には多いと思うし、もちろんわざとだと思うんだけど、なんだかんだで2010年代に生きる僕には良さがわかりませんでした。批評サイトでは満点の高評価だけど。
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2011/01/05 シネヌーヴォ