
『ワイルド・アット・ハート』とは
1991年公開の米映画。監督と脚本執筆を手掛けたデヴィッド・リンチが描く暴力と性のロードムービー。出演は、ニコラス・ケイジ、そしてローラ・ダーン。カンヌ国際映画祭グランプリ、パルム・ドールを受賞。また、アカデミー賞及びゴールデン・グローブ賞で、マリエッタを演じたダイアン・ラッドが助演女優賞にノミネートされた。出演は他にウィリアム・デフォー。
『ワイルド・アット・ハート』のあらすじ
セイラーとルーラは恋人同士。娘のルーラに異常な執着心を持ちセイラーを嫌悪するルーラの母親マリエッタは、セイラーに殺し屋を差し向ける。反撃した際に暴漢を殺してしまうセイラーは、実刑を受けて2年間服役する。帰りを待っていたルーラとセイラーは再会し変わらない愛を確かめ合うと、カリフォルニアを目指して旅に出る。一方、逃避行を知ったマリエッタは怒りに駆ら、再びセイラーに刺客を送り込むが、なかなか足取りが掴めない事に業を煮やし、より危険な人物にセイラーの殺害を依頼する。やがて、マリエッタがセイラーを執拗に恨む秘密が明らかになる。
『ワイルド・アット・ハート』のスタッフ・キャスト
『ワイルド・アット・ハート』の感想・評価・ネタバレ
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やっぱりリンチさんは可愛い人だと思うな〜*
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公開時以来、久々に観たらやっぱ名作だった。そしてこれ、レッドフォード&ナタリー・ウッドの『雨のニューオリンズ』とそっくりだった。どちらも西の魔女から逃げて虹の彼方ニューオリンズを目指すお話。でも、テネシー・ウィリアムズの方がキツくて辛いし、ニコラス・ケイジよりレッドフォードの方が喰えないので、まるでそれをポジティヴに反転させたかのようだ。 意外と当時すごく若かったローラ・ダーンの演技は今観ると凄いし、何たってLove Me Tender最高でしょう。そりゃ一緒に歌うでしょう。フルサイズのニコラス・ケイジを収めるには、このくらい大仰な映画でないとね。いつも心にヘビ革を!
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ウィリアム・デフォーの悪役ぶりも 見所!