ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

THE LONG GOODBYE
1973年製作 アメリカ 1974年2月23日上映
rating 3.8 3.8
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『ロング・グッドバイ』とは

1953年に発表されたレイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド『ロング・グッドバイ』を映画化。本作は1970年の時代設定だが、原作は1949年から1950年の物語。また、国内では、村上春樹が独自の視点を用いて原作を新訳し話題を集めた。マーロウ役を務めたのは、エリオット・グールドに決定。ハリー役に起用されたのは、元メジャーリーガーの投手、ジム・ブートン。

『ロング・グッドバイ』のあらすじ

友人のハリーをメキシコまで送った翌日、私立探偵フィリップ・マーロウを警察が待ち受けていた。ハリーの妻シルヴィアが殺害され、共犯として連行されるマーロウだが、ハリーについて一切話そうとしない。ハリー自殺の情報を受け事件が一応決着して釈放されるマーロウ。そんな中、エイリーン・ウェイドと言う美しい女性が現れ、マーロウに行方不明の夫、ロジャーの捜索依頼をする。更に、マフィアのオーガスティンがやって来て、ハリーが届けるはずだった35万ドルの在りかを尋ねる。ロジャーの居所を探し当てたマーロウは、やがてウェイド夫婦とオーガスティンがハリーの死に関与しているのでは、と疑い始める。

『ロング・グッドバイ』のスタッフ・キャスト

『ロング・グッドバイ』の感想・評価・ネタバレ

  • s_p_n_minaco
    s_p_n_minaco 0 2015年11月13日

    探偵は猫と住む。探偵は雑に料理ができる。探偵は独り言をぼやく。探偵は頼まれ事を断らない。フィリップ・マーロウのすべてがわかる冒頭の長回し1カット。原作とは大きく違うそうだけど、エリオット・グールドのむさ苦しさ、ダラダラした台詞回しはルーズな愛嬌溢れてカッコよく、「まあいいけど」なんてゆるい字幕訳が似合ってる。窓越しに覗く海辺や隣家のショット、物マネ芸の意味ない可笑しさ、省略した場面転換とか、ユニークなスタイルは確かに後への影響大かと。特に『インヒアレント・ヴァイス』とは非常に重なる。探偵ノワールものの様式美をパロディにしたら、それもまた粋な様式美かな。

  • Daiki Kinoshita
    Daiki Kinoshita 3 2015年8月6日

    監督 ロバート・アルトマン 脚本 リイ・ブラケット 1973年公開 変わった登場人物が多く、 遊び心を感じた。 ふざけたハードボイルド作品?笑

  • RiN

    この映画に影響されて、松田優作は「探偵物語」に主演したそうです。なるほど、猫背気味の背格好から不味そうな煙草の吸い方までよく似てる。 原作はレイモンド・チャンドラーの同名ハードボイルド小説。探偵ものですが、フィリップ・マーロウはただただ飄々としているだけで特に切れ者でもなく、ミステリーというには少しばかりタネが雑です。 ただ、繰り返し流れる「長いお別れ」や、燃費の悪そうなクラシックカーにヒッピー風の隣人たち、アル中作家を中心にした退廃的なムード、そしてなによりクールなラストシーン。痺れてしまう。 フィリップ・マーロウなんて完璧だ!完璧な名前だよ!ってなんのセリフだったなあ。カッコイイ映画です。

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