イディオッツ
イディオッツ
Idioterne
1998年製作 デンマーク 117分 2001年3月23日上映
rating 2.6 2.6
9 11

『イディオッツ』のgwashiiiiの感想・評価・ネタバレ

gwashiiii
gwashiiii 0 2012年3月31日

イディオッツ/ラース・V・トリアー(1998) ★★★★★★★☆☆☆ トリアーの提唱した映画製作についての原則「ドグマ95」に従い製作された作品。 本作を観て、この原則は監督の意図を超えた表現を達成する為に設けたものなんだと思った。 障害者になりきるといういかにもアドリブが要求されそうな設定やガチの乱交シーンなど、役者に対して意識的にストレスを与えて、そこから生まれる生々しさやインプロ感を目指しているような。 ドキュメンタリータッチなインタビューシーンも相まって、実際にその生々しさが画面から滲み出てる。 まぁとにかく悪趣味。やっぱり人には勧めない笑 ※追記 DVD特典のインタビューを観て ★★★★★☆☆☆☆☆ から ★★★★★★★☆☆☆ に変更。 どうやら実際に演技はアドリブだったらしい。 そして、障害者を演じていた役者が本当の障害者と作品内で交流するシーン。 障害者を演じていた者が、実際の障害者を目の当たりにした途端演ずる事に疑問を抱き戸惑う姿が、手持ちのカメラでありありと映し出される。 役者自身が鑑賞者に(また作品内で描かれる偽善者に)訴えていた状況が、実際にその役者自身に、しかも作品内で降りかかる瞬間。 完全なるリアル。ノンフィクション。 仮に障害者に対する社会の視点を暴く作品として観た場合、このシーンはとてつもなく凄まじい。 監督のしたり顔が見える。