KIDS (1995)

Kids
アメリカ
rating 3.9 3.9
21 34

「KIDS (1995)」感想・評価・ネタバレ

  • mazda620
    mazda620 4 2016年10月24日

    ラリークラーク×ハーモニーコリン×ガスヴァンサントっていう最強タッグで、あまりにリアルすぎるストリートKIDSを描いた映画。 この3人が作るティーンズ映画、観る前からぶっとんでるのが約束されてる感じ、強烈な印象を抱かせる。ものすごく観たかった映画。ようやく観れました。 余計な要素を全部はぶいて、忠実にリアルに彼等の日常を描くことと、そんな安易で軽々しい行動の中に潜む取り返しのつかない現実だけに重きを置いて作った感じ。すごくシンプルなのにそのメッセージのインパクトはとてつもなく大きい。最初から最後までドラッグとSEXなので比較的短い作品なのにものすごい疲れる。 目の前で起きてることや、自分たちがしてることに対して「いいこと」「わるいこと」という区別が、彼等の世界にはそもそも最初から存在していない。彼等に1番しっくりくる言葉は『やばい』。もともと悪い意味で使われてた言葉だけど、今は発し方受け取り方でどちらの表現方法にも使える。彼等のあらゆる行動、彼等そのものにあてはまる言葉だと思う。 どんなに外見を変えても大人みたいに振る舞っても、内面の成長にはやっぱり時間がかかる。精神的に子供っていうよりも、純粋な子供の感覚がまだ残ってる。やってることは人としてものすごく汚れているから、表面だけでみれば純粋の欠片もないのだけど、その行動や感覚がどこからきてるのかを考えた時、それはキラキラした無邪気な子供と何ら変わりないのだと気づく。『若い時は自分の好きなことしか考えない』という彼等は、サッカーに夢中な少年や、オシャレやメイクを楽しむ少女とまったく同じようなこどもなのだ。 ある意味こういうのを無垢というのじゃないかと思う。その先どうなるかなんて誰1人考えていない、恐怖なんて誰も感じていない。自分の感覚を信頼しきっていて、何よりも自分の欲深さを愛しそれに応えたいんだろう。未来の自分がどうかより、今の自分にとってどうあるか。ただ直向きにまっすぐ。大人になって考えれば、どう考えても間違ってるだろうと一瞬で気付けるのに。余計なことを考えない、純粋すぎる故の過ち。終始描かれた欲望の先にある、ラスト5分は絶望しかない。 たくさん失敗をしてきた大人、もうたくさんは失敗できない大人、そんな私たちには、恐れを知らない無敵な心が何よりも怖いのかもしれない。 90s'の空気感、スタイル、最高に好き。ストーリーも世界観も思いっきりクラーク、コリンって感じなのに、わかりやすいメッセージ性と、これだけ自由奔放にやっといてしっかりした着地ができてるのは指揮がガスだからかな。やーなんて『やばい』映画なんだろう。この3人で作る映画、もっと観たい。

  • igagurichan
    igagurichan 4 2014年12月13日

    生々しい。 ティーンエージャーがsex、ドラッグにハマってる様を淡々と撮っているだけだが、見ていて辛い。 相当昔に見たはずなのに、ラストの一言が頭から離れない。

  • Yamanaka__Akira
    Yamanaka__Akira 3.5 2014年6月13日

    大学生の時に観て、感情移入などはできなかったけど面白い作品です。

  • hironohu
    hironohu 5 2014年6月9日

    ラリー&ハーモニーの傑作。高校ん時にコレ見てスケボーはじめた。

  • Ken_Chang
    Ken_Chang 5 2013年11月27日

    ハーモニー・コリンの書く、スケボー、セックス、HIV、ドラッグ、青春

  • isoflavonegirl
    isoflavonegirl 4 2013年4月5日

    KIDSは一年ほど前に観た。 かなり印象に残る作品だった。個人的にラリークラークの世界観はかなり好きだ。 映画としては確かにそんなに面白いものではないかもしれないけれど、 少年少女独特の価値観やアメリカのストリートカルチャーを描ききっているような気がしてひきつけられる。 おなじラリークラークつながりで、ワサップ! Wassup Rockers も観た。 これもまたKIDS以上にダラダラとただ少年少女を追ったフィルムである。 だけれどやっぱり、あの年頃特有の危機感のなさや無鉄砲さ、なにかに執着しているような、でもむしろ冷めたような感じ。 あと日本にはあまりない価値観の、アメリカの地域差や人種差別など 空気感ごと切り取ったようなリアルな表現をしてくれる作品だと思った。