
『007は殺しの番号 ドクターノオ』とは
半世紀以上に渡って20数作目まで製作が継続されており、世界中の映画ファンから支持され続けている傑作スパイ・アクション・シリーズ「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの記念すべき第一作。イギリスの誇る作家イアン・フレミングの原作を基に、当時の気鋭テレンス・ヤング監督を起用。音楽担当のモンティ・ノーマンの手によるあのテーマ曲は、その後シリーズの象徴となった。タフで女好きな英国情報部員007を演じるのは、ショーン・コネリー。初代ボンド・ガールにはウルスラ・アンドレスが抜擢され、初代悪役ドクター・ノオをジョセフ・ワイズマンが憎々しく演じる。ボンドの上司「M」役にバーナード・リー、秘密道具担当の「Q」役にピーター・バートン、秘書のミス・マネーペニーにロイス・マクスウェルなど、現在も綿々と続くキャラクターは第一作にて確立されている。
『007は殺しの番号 ドクターノオ』のあらすじ
ジャマイカに駐在している英国秘密情報部支局長が、何者かに射殺される事件が起きる。殺された支局長は、何者かがロケット進路を狂わせる電波を発信しているという情報について現地捜査していた。これを受けた英国秘密情報部ロンドン本部は、直ちに敏腕エージェントであるコード・ネーム007ことジェームズ・ボンドをジャマイカに派遣する。現地に到着したボンドは、早速殺された支局長の行動の足取りを追う。やがて、ほど近い場所に位置するラブ島の持ち主であるノオ博士をマークしたボンドに、約24時間後の月面ロケット打ち上げ決定の報せが入る。急務と化したミッションを遂行すべく、ラブ島上陸を敢行するボンドだったが、途中知り合ったアメリカ人女性ハニー・ライダーと共に罠にはまり、ノオ博士のアジトに捕えられてしまう……。
『007は殺しの番号 ドクターノオ』のスタッフ・キャスト
『007は殺しの番号 ドクターノオ』の感想・評価・ネタバレ
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じゃんじゃかーじゃじゃじゃん じゃんじゃかーじゃじゃじゃん これよこれ、子供の頃に見た感動が蘇る!
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007第一作ということでかなり期待をして見ました。 期待を裏切られたわけではないが、映画としてかなり淡々と進んでいくのが少しびっくり。 ただ、007の性格などをハッキリとここで示されていて、これぞ007って感じがあったのがよかった。敵の女を抱くだけ抱いて捨てたり、警戒心がすごく強かったり、虫には弱かったり、強い部分だけじゃないのがとても良い。 最期のクライマックスと思われる敵を倒すところが約15分程度しかなく、あっけなく終わってしまう。 50年前の映画で、一部合成なども使っているが、ほとんど実写。ちゃんと現地まで行って撮影しているところが、かなりお金かけているなぁと思った。 やはり出てくる人物が皆魅力的なのが素敵でした。
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実は隠れてコソコソと観進めていた007シリーズ。 と言ってもみなさん観てる人も多いし、これから観る人も多いシリーズだと思うのでいつもの下らないレビューは一旦やめて、7つの項目を作り個人的な感想で点数をつけ、その平均点を出し、さらにそれを2で割って、それにおまけポイントを加えて点数を決めようかなと思います。 スタイリッシュ性・ボンドポイント 8点 クローゼットに髪の毛貼ったり、序盤から魅せてくれました 事件(ストーリー)・敵 5点 妨害電波はありえる兵器だが、いかんせん特撮を観てる気になってしまった。1作目からスペクター登場ですね。 アイテム・乗り物 1点 表立ったものがなかった。 ボンドガール 8点 汚れのない無垢な女性。しかも有能でキレイ 舞台 2点 ジャマイカらしいですが、うまく活用できてなかった。 原題 7点 Dr.Noという原題はシンプルで無機質な感じがして個人的に好きです オープニング映像・テーマ曲 5点 プレタイトルの映像はなく、曲も映画自体のテーマ曲ではなくシリーズを通して流れるもの。 合計 36 平均点 5.1 ÷2=2.55 おまけ ドライバーとのシーン0.1点 結果 2.65点 まとめ 1作目なだけにまだ映画としては洗練されてない感はあるが、シリーズの雛形を作りこれが何十年も続くアクション映画になっていく。