イヴの総て

イヴの総て

All About Eve
1960年製作 アメリカ 138分 1950年10月13日上映
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『イヴの総て』とは

1950年度において、アカデミー賞6部門でオスカー受賞・カンヌ映画祭女優賞・ゴールデングローブ賞最優秀脚本賞など、最高峰と言われる各国の賞を独占受賞し、世界中から最高の評価を受けた作品。監督であるジョセフ自身が脚本も手掛けていた。1950年代の名女優、名俳優が大勢出演し、熱演を繰り広げている。中でも主演女優賞を受賞したベティ・デイヴィスの演技は素晴らしく見物である。まだ無名だった頃のマリリン・モンローも出演していた。

『イヴの総て』のあらすじ

新進女優のイヴは、ある時アメリカ演劇界最高の栄誉あるセイラ・シンドス賞を受賞する。素晴らしい名誉であるこの受賞を、本当の彼女の姿を知る人物達だけは複雑な面持ちで見守っていた。8か月前、田舎からスターに憧れニューヨークに出てきたイヴは、ある出来事を機に、大女優マーゴの住み込みの秘書に就く事となった。イヴを可愛がっていたマーゴであったが、徐々に表れてくるイヴの本性に警戒心を抱くようになっていく。その予感は的中し、イヴはマーゴまでをも踏み台にして、有名批評家や劇作家を手玉に取り真価を高く評価されるようになる。大勢の人を利用し傷つけながら、イヴはついにトップ女優へと昇り詰めていくのであった。

『イヴの総て』のスタッフ・キャスト

『イヴの総て』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 2018年12月23日

    若く美しい女優イヴの演劇が評価され賞を受賞する。しかしそれを苦々しげに見つめるいくつかの目があった。イヴの総てについて語られる。 まあそういうことなんだろうな、と思って見守っていましたがやっぱりそういうこと。厳しい演劇界の現実を叩きつけるつもりが、見事にその魅力にやられ、逆に叩きつけられる結果に。イヴはもちろん主人公なのですが、映像で占有率の高いのがベティ・ベイビス演じるピークの過ぎた名女優。もうこの演技が絶品。プライドが高く、自らの加齢を受け入れることができず、徐々にイヴに嫉妬していく。そうして表面化するイヴの本性に恐れ慄く。いやあたまんないですね。ベティ・デイビスはこの後に『何がジェーンに起ったか?』で『イヴの総て』の続きのような役になっています。どちらも落ちぶれ(そう)な女優の役ですが、彼女はこの2作品でキャリアを極めたと言えるのでは。

  • 鯛のお造り
    鯛のお造り 4 2015年9月23日

    控えめで気が利いて、若くて美しいイヴ 完全無欠、そんな彼女にファンです!なんて言われて慕われたら鼻が高いよね だけど、いつしかイヴが自分より目立ってきて、あれ?こんなはずじゃなかったのに…って憤慨するマーゴの気持ちはとてもとてもとってもわかる!!笑 マーゴは嫉妬するんだけど、イヴはどんどん成功の階段を駆け上がってく イヴの本性がわかり始めたとき背筋がゾッとするけど、きたきたきたきた!と喜んでしまった自分もいました ただイヴも人間で、ボロが出たり隙が出てしまってるのが良かった

  • Alex

    イヴの全ての嘘が明かされても彼女を悪者としてみることができなかった。騙されていたわけじゃないんだけど、彼女の行動には非の打ち所がなくてマーゴのように素直に感情のまま非難できない私は口をパクパクすることしかできない。 最後の最後まで、イヴという恐ろしい新人現る!乱される!みんな散々な目にあわされる!という感じの映画かと思いきや、そんな事ありきたりな事だったのねと。てっぺんに立てば狙われて、油断したら足元をすくわれる。最後のシーンを観て一気にもっと好きになった。 マリリンモンローの輝きがすごかった。出てきた瞬間に「あっ」てなった。 20150126

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