
『宇宙飛行士の医者』とは
1960年代の冷戦下のソ連で、宇宙飛行士たちの健康管理の責任者となった医者の苦悩を描いた人間ドラマ。1961年、カザフスタン。ソ連初の宇宙飛行計画に医者として従事するダニエルは、宇宙飛行士たちの健康管理の責任者になる。ダニエルは国家の発展のために若者たちが犠牲になることがどうしても納得できなかった。しかし、世界初の有人飛行計画は差し迫り―。
『宇宙飛行士の医者』のスタッフ・キャスト
スタッフ
『宇宙飛行士の医者』の感想・評価・ネタバレ
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2013.10月に鑑賞
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2012/05/03 DVD 去年、三大映画祭週間で観逃していた1960年頃の世界初の有人宇宙飛行計画を描いたロシア映画。観始めてしばらくは、極端なクローズアップで切り取られた会話や、主要人物の会話中にもその前や間を平然と見切れて行く他の人物等といった普段見慣れた映画のスタイルからすると少々戸惑いを覚えるところが多い。しかし、中盤から物語が動き始めるとグッとその独特な世界に引き込まれて行く。見渡す限りの小雨降る湿原が物語のムードをより強く印象づけている。