天国と地獄
天国と地獄
1963年製作 日本 143分 1963年3月1日上映
rating 4 4
36 6

『天国と地獄』の感想・評価・ネタバレ

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 31日前

    大切な契約を控えた靴メーカーの重役の息子が誘拐…、されたかと思いきや一緒に遊んでいた運転手の息子が誘拐される。お金を出し渋る男だったが…。 黒澤明監督によるサスペンス映画。ヒッチコック『ロープ』を思わせるワンシチュエーションスリラーを1時間ほどやった後、一転警察らが犯人を追い詰めていく映画に。三船敏郎演じる男が金を出すか出さぬか、という駆け引きが面白すぎたので後半のどこにでもありそうな犯人追跡シーンは中だるみのような印象に。しかし天国と地獄、というテーマは脈々と感じられます。犯人が見上げる重役の住まいは確かにあまりに尊大で憎しみの対象に成りうる。映画の申すところは、金持ちというのはあくまで結果であり、その前には人物の人間性があるというところ。立派な人間たるものは立派なのです。その逆も然り。 煙突から煙が出るシーンは思わず声が出ました。調べてみると本作がこのアイディアの源泉だそう。『シンドラーのリスト』?いやいや『ムカデ人間2』です。 麻薬中毒者たちが屯する街並みの退廃的な雰囲気や、ニヒルな面した犯人によるラストシーンが非常に面白い。古典映画という枠に入れるには惜しいエンターテイメント性抜群の映画です。

  • Junichi  Nakamura
    Junichi Nakamura 0 2017年10月10日

    20171010 TOHO 上大岡

  • めちつ
    めちつ 4 2015年9月21日

    初黒澤明監督でした. 「身代金を受け渡すのがこだまだったけど、こだまは新幹線が開かないはずだよ」「でも当時はまだこだまは開通してなかったんじゃない」という父母の会話がきっかけで視聴するに至りました.犯人役の役者さんについて「この人『日本で一番長い日』鈴木貫太郎やってた人だよ」と言われてびっくり…。 「夏は暑くて、冬は寒くて寝られやしない」と高台に住む靴屋の社長息子を恨んだ男の目がぎらついたり、髪の毛に何か付いてたんでしょうか、てらてら光る反射が黒色と相まってより緊迫した画面を構成しているというか。 犯人からの電話に出る権田に寄り添う奥さんのしなった線とはらはらした瞳がうつくしい、と感じました. 撮影した当時は冬で俳優さんはみな、白い息が出ないように口に氷を含んで撮影に臨んでいたようです.

  • カリんとう
    カリんとう 4 2015年8月15日

    余計な描写が一切なく、最初から最後まで緊張感が続く。久々にのめりこめた

  • Yuzukappa
    Yuzukappa 4 2015年7月25日

    わかりやすく、 ふかい、寓話でありリアリティもある。 キャラクターの骨太さ。

  • Tetsuya  Tanoue
    Tetsuya Tanoue 2 2015年4月28日

    今の時代に観ると、内容があまりにも色褪せ過ぎていて残念。 ちょっと良さがわからなかった。

  • Kei Miyazato
    Kei Miyazato 4 2014年12月16日

    エド マクベインの キングの身代金 が原作ってなってはいるけど一部の設定を借りただけで後はほとんどオリジナルな筋書きに仕立てています、今の目で観ると時代がかった大袈裟な感じがするけれども サスペンスとして一級品な事は確かです、白黒作品だけどシンドラーのリストでオマージュされた一部カラーの場面とか 新幹線 こだま での身代金の受け渡しシーン等名場面も多く 人物描写が全く出来ていないハリウッドアクション映画なんかより見応えがあります。 シンドラーのリストのパートカラーはこの映画に捧げたリスペクトシーンです、高台へ住む金持ちへ逆恨みする犯人を緻密に追い詰め逮捕する過程が見事で息詰まる展開です。

  • utsumi yu
    utsumi yu 4 2014年10月19日

    なんだこのジャケット… とにかく最高な映画

  • Daichi Yamada
    Daichi Yamada 5 2014年2月22日

    なんかジャッケットの写真が全然違うが(ciatrではよくあること)、もちろん三船・仲代で黒澤監督のが「天国と地獄」。

  • yuzuru1021
    yuzuru1021 0 2012年5月31日

    ちょうどこういうラストの映画が観たかった