2001年宇宙の旅
2001年宇宙の旅
2001: A Space Odyssey
1968年製作 アメリカ 141分 1968年4月11日上映
rating 3.6 3.6
340 50

『2001年宇宙の旅』のRiNの感想・評価・ネタバレ

RiN

完璧な映画、何回めの鑑賞になりますでしょうか。お久しぶりですと言った感じ。 あ、こっから前置きなんですけどね、わたし今絶賛風邪っ引きでして。日がな一日、本読んだり映画観たり、まあ集中力保たないのでちょこちょこですけど、あと大半寝てますけど、やってるわけでして。で、そういう時ってね、頭使う新作より、手持ちのDVD引っ張り出して流す方が楽なんですよね。 で、キューブリックはボックス所持してるので、静かめなやつから、と思ってこちら流してたんですけど。 いや、まー、本っ当に、キューブリック御大は大天才ですね。なんとまあ、画面の美しいこと!そして奇抜な構図やデザイン、シーンであること。 DVDには特典映像でメイキングやら入ってますけどね、舞台裏を知っていてすら凄いよ、マジシャンで言えばタネと仕掛を知った上で、まだ騙されてる気分だよ。 しかもだよ、巷のマジシャンは大体ダサい。なんだそのキラキラした燕尾服は、真っ赤なマントは化繊じゃないの!棺に入ってナイフに刺される?いつの時代なの恥ずかしい! と、言ったようなことがまるでない。めちゃくちゃハイセンスなんだ、この稀代の大天才マジシャンは。 なんなら宇宙食まで美しいし、現代のMoMAのエントランスですと言われても差し支えないほど洗練された機内のデザイン。そして何よりは、あの、HALの手術シーンの、あの二色のコントラストときたら!痺れて卒倒しそうなくらいのハイセンスっぷりに、思わず釘付けです。何度観たって麗しい。 ラストについては、キューブリックにどハマりしていた高校時代から、何度となく勘ぐってみたんですけど、哲学とか宗教とかね、色々考えてみたんですけど、まあぶっちゃけわからない。 ただ、わたしがもしキューブリックだったら、という妄想の上でなら、あのラストは、ネタ切れだと思うんです。いくら考えても、どこまで考え尽くしても、どうしたってピタリと矛盾のないラストが思いつかなくて、どうしよう!となった時に、ああいうラストになったんじゃなかろうかな、と。それこそ、考え過ぎてショート寸前の頭が導き出した、ある意味ではカオスの果てのようなものだったのではないかと。 とか色々考えてたら疲れちゃいました。風邪野郎はもう寝ます。おやすみ地球。